農作業記 #15「種まきの準備 その1」
土曜日は久しぶりにドバッと雨が降った。
1日中降ったのなんでほんとに久しぶり。
調べたら23mm降ったらしい。
さらに調べたら、20mm以上降ったのは11月のこと以来。
なるほど、田んぼも乾くわけだな。
しかし、これだけ降ると粘土質で名を売っているこの辺の田んぼはさすがに1−2日では乾かない。トラクタの作業で田んぼに入れるのはもう少し先になりそうだ。
そうそう、次の作業は肥料まきを予定していたのだけど、少し変更をしようと思っている。今さらという感じでもあるけども、使用している有機肥料の効き具合について、実験をする予定。うちの作業の段取り的に肥料まきは大体3月末にやっていたのだけど、もう少し遅くやった方が効きが長持ちするのではないか?と関係者からアドバイスをいただいた。
実際に県内の(佐久ではないが)試験場でのデータもあるので、佐久でも実際に試してみたらどうだろう?とのこと。
と言うことで、肥料まき自体の作業日程も他の作業と入れ替えて遅らせる予定。となると、次なる作業は田んぼに水を溜めるために、落水口を塞いでいく作業。それと畦塗りである。
いずれにしても、田んぼがある程度乾かなければやりづらくてしょうがない。今日のところは種まきの準備を進めることとした。
種まきは、お米作りの仕事の中でもけっこう複雑な作業。
いくつかの作業を並行して進めなくてはならない。
1.種籾を浸漬するための準備。
2.種まき機の準備。
3.発芽機の準備。
4.苗間ハウスの準備。←これはほぼ完成
このうちの1番から3番までは家の脇にある納屋で行う作業である。
そのため、機械なども納屋に全てセッティングする。
秋から冬にかけて溜め込んだゴミやらなんやら(この辺だとゴッタクと言う)を整理して、必要な機材類をセッティングしていく。
毎年この作業は妻のさきちゃんと一緒に去年やったことを確認しながら進めていく。セッティングしながら、来年も同じようにできるように記録もしていく。
去年残しておいた写真などもあり、首尾よく作業は進み、午前中の2時間ほどで完了。あとは組み立てるのみ。
種籾の浸漬は3/29からスタート予定。これでいつでも種籾をお迎えできる。
実は卒園式3日前にして、娘のやっちゃんが風邪気味。
今日はだいぶ良くなったが、大事をとって自宅安静とした。
外で作業をしてても、中で1人で寝てくれるようになったのも成長だな。
3/23は無事に卒園式を迎えられるといいな。
がん!がん!がん!