農作業記 #10「苗間ハウス その1」
トラクタのオイル交換は、ひとまずオイルとフィルタを発注したので、
いったん保留中。
次なる作業は、苗を育てるための田んぼ=苗間に建てるハウスの準備である。今年も去年と同様に全部で5棟のハウスを建てる予定。
ただ、苗の数も少し増えたので、1棟だけハウスの全長を伸ばすことにした。
これは後で部材の発注をする必要があるけども、余ってる部材もあるのでひとまず建ててから何が足りないかを検討することにした。
きょうは、どこにハウスを建てるかの目印をつけていく作業。
これをいい加減にやってしまうと、後々ハウスを建てたときにうまく建たなかったり、予定している苗が全部入らなかったりと、何かと不都合が出てきてしまう。我流ではあるけども、一個一個確認しながら、ハウスの位置を決めていく。
去年から採用した方法なんだけど、きっちりと直角を出すことにした。
道具もないので正確ではないけども、三平方の定理を利用して、
3m×4m×5mになるように直角三角形を作って、直角を出して確認している。
一昨年までは、なんとなくの見た感じで直角を取っていたら、どうしても平行四辺形のような形になってしまう。
実は、僕はモノを作るのが大の苦手。小さい頃からプラモひとつまともに作れた試しがない。また、大雑把な性格でもあって、まあなんとかなるっしょ!と考えがち。
逆に妻のさきちゃんはもともと住宅の建築をする会社にいたし、慎重なタイプ。ということで、さきちゃんからアドバイスをもらって、きちんと直角を出してから建てるといいということになった。
おかげで昨年からは、なんとなくではなく、きっちりとハウスを建てることができるようになった。
何事も下準備が大事なのである。
ちなみに、部材一つでも収納の仕方など、色々とさきちゃんがやってくれたおかげで、翌年の作業もスムーズに入れるようになった。
今年もハウスの位置決めを終えたあと、A, B, C, D, Eの5棟の部材をそれぞれの場所に配った。5棟のどこの部材かは、テープで色分けされているので迷うこともない。
今日はお手伝いで近所の友だちも来てくれたので、部材運びもスムーズに完了。明日からはいよいよ建て始める予定。
周辺の農業法人さんでもハウスを建てる作業が始まったみたい。
田おこしなどする農家さんも出てきて、にわかに田んぼが賑やかになってきた。まだ春は始まったばかりだけども、これから忙しくなるなー。
がん!がん!がん!