
【Apex Legends】FPS経験0から2ヶ月で2000ハンマーx4を取った方法①
※2020/8/22に①~④の記事を現環境に合わせ改訂・統合しました。
始めたばかりの頃、いくつかの所謂ハンマー解説動画を見た私の感想は
「こいつら俺ら雑魚どもの実力のヤバさ舐めてるな」でした。

具体例をひとつ挙げると「エイムより立ち回りが大事」みたいなやつです。
この言葉自体は嘘ではないと思いますが、マジモンの雑魚はどう立ち回ろうがそもそも1on1に全部負けるのでエイムの方が100万倍大事です。少なくとも自分はそうでした。
こんな感じでFPS歴2ヶ月だからこそ見える視点を活かした上級者には書けないクリティカルな解説記事を書いていこうかなと思います。
なおキングスキャニオンに関しては一切プレイしてないので記事中では全く触れてません、あしからず。シーズン5もワールズエッジがプレイ出来ないので引退しました。
戦績
とりあえず一応シーズン4から始めたのはほんとですよ的な意味の。
正確にはシーズン1に一度インストールして2日で引退したのでこのようにレベル1のバトルパスバッジが2つある。あとPS4の野良専です。

ちなみに私は元々格ゲーマーで、ジャンル問わず新しいタイトルを始めるときは「最短距離で中級者になる」というスタンスで攻略を進めるタイプです。
残念ながらセンスがないので未だ中級者にはなれていませんが、
「雑魚が今本当に求めるもの」に関しては上級者よりも理解していると思います。
使用キャラクター
ライフラインにしときましょう。1on1が強い代わりに自動蘇生以外チームに何一つ貢献しないというキャラ特性は個の立ち回りを磨くのに一番向いています。慣れればこのツラにも愛着が湧くことでしょう。

逆にレイス、パスファインダー、オクタンの3人は非推奨です。逃げスキルのあるキャラは基本下手糞が使うもんじゃないです。立ち回りの時点で既にミスっててもアビリティで逃げられてしまうせいでミスをミスだと認識しなくなる可能性が高く、上達の妨げになります。
単純にハンマーの取りやすいキャラという観点から言えばレイスパスファインダーの二人は恐らく最上位に来ると思いますが、押し引きの感覚がロクに身に付かないまま次のステップに進めてしまうのはFPS初心者にとって大きなデメリットです。
オクタンは興奮剤で味方との足並みが乱れがちなのがよくないです。
索敵がザルのクセに一人興奮剤で突っ走ってわけのわからんとこで死んでるオクタンをApexやってればたぶん一度は見かけたことがあるかと思います。ああなります。

ダメージを伸ばすための手段
2000ダメージ到達のおおまかな目安となる条件は以下の4点。
・インファイトで7~8キル ※おおよそ3~5戦
・適度に確殺入れる
・残り2~3部隊まで生存
・ダウンしない
7~8キルと聞いて多すぎると感じた人はダメージどうこう以前に基礎的な能力が足りてないので、小細工する前にまずは目の前の1on1に勝てるよう精進しときましょう。
逆にキル数は足りてるのに2000ハンマーが取れないという人は確殺が少ない、ダウンして戦闘に参加していない時間が長い、キルパクしただけで中身のない8キルだったり終盤まで生存出来ていないのが原因かなと思います。

インファイトのススメ
よく目につくダメージムーブの解説動画なんかだとミドル~ロング武器の削り合いでのダメージ稼ぎが簡単だと推奨されていることが多いですが、
あれはやめたほうがいいです。
いたずらに戦闘を長引かせた結果呼び寄せた漁夫を雑魚には処理できないので、結果的に生存できずダメージが伸びません。そもそも爪痕狙いのプレイヤーですら漁夫が来たら一旦大きく退いてリポジションするのに雑魚が漁夫られ前提のムーブなんて身の程知らずもいいとこです。
近~中距離武器二丁持ってインファイトで速やかに殲滅するムーブの方が生存率も高く遥かに安定してダメージが伸びますし、なによりこっちの方が明らかに上達が早いです。
2000ダメージ程度なら削り合いは残り3部隊とかになってからでも遅くありません。

また、インファイトで勝ち取った2000ハンマーはキルを取るまでの立ち回りの判断含め完全に実力なので2キャラ目、3キャラ目の2000ハンマーを取るのも早いです。実際に最初に2000ハンマー取ってから2週間以内に追加で3キャラ、ジブラルタルに至っては50キル程度で2000ハンマーが取れているのでこの点に関しては確かな実感があります。
与ダメで測る成長段階
雑魚Lv.0:撃ち合い始めた瞬間に頭が真っ白になる 撃即箱
雑魚Lv.1:与ダメ3桁台
雑魚LV.2:与ダメ1000到達
雑魚LV.3:与ダメ1500到達
雑魚LV.4:2000/2500ハンマー
中級者 :3000ハンマー
上級者 :4000ハンマー爪痕
私の中でのカテゴリー分けはだいたいこんな感じです。
一口に雑魚や初心者といってもそのレベルによって最適な練習は違ってきますので、各段階ごとに合わせた具体的な練習方法については項目を分けて解説していきたいと思います。
※①~④の記事を統合した結果1ページの文章量が10000文字を超えてます。
特定の記事を読みたい時は目次を活用すると便利です。


【Step1】雑魚Lv.0:撃ち合い始めた瞬間に頭が真っ白
この項では下記の雑魚Lv.0に該当する人に向けた練習方法を解説していきます。
雑魚Lv.0:撃ち合い始めた瞬間に頭が真っ白になる 撃即箱
雑魚Lv.1:与ダメ3桁台
雑魚LV.2:与ダメ1000到達
雑魚LV.3:与ダメ1500到達
雑魚LV.4:2000/2500ハンマー
1-1 いざ戦場へ
なぜトリガーを引くと頭が真っ白になってしまうのか。
それは対面の撃ち合いに慣れていないから。実に単純明快。

残念ながら現時点の実力ではいくら物資を拾い集めたところで戦闘が始まれば即箱になるだけでしょう。上達を目的とするのであれば探索はするだけ時間の無駄です。
そんなあなたが今なにより優先すべきことは散歩やゴミ拾いではなく、戦闘中の緊張状態に体を慣らすことです。
ひたすらフラグメントイーストに飛んでは死にを繰り返しましょう。
ドラゴンボールのセル編で悟空親子が修行の前段階として日常的に超サイヤ人でいることで副作用の興奮状態に体を慣らしてましたが、ここでの狙いも概ねそんな感じです。

※なおシーズン4時点ではフラグメント以上に戦闘開始が早くフィールドの狭いミラージュボヤージュという別の激戦区を推奨していましたが、こちらはシーズン6のアップデートで撤去されました。
1-2. 戦闘が始まったら
キルやダメージ度外視で対面の場数を踏むことだけが目的なので
開幕の撃ち合いに勝つ必要は特にありません。演習場にも今はあんまり足を運ぶ意味はないです。
ここでの戦闘で意識することは下記の4点だけ 。
「レティクルの中心に敵を入れる → ADS → 撃つ → リコイル制御」
※(リコイル制御も真下に入れるだけで今はOK)。

ゆっくりでも構わないのでこれを毎回落ち着いて意識的にこなせるようになったらこの激戦区降りは卒業です。次のステップに進みましょう。参考までに書くと私はセンスがないのでレベル50~60ぐらいまでミラージュボヤージュに飛んでました。
一見非効率に見えるかもしれませんがバトロワの構造そのものがFPS初心者が上達しにくい作りになっているので、あくまで「Apexで対面の経験を積む」というのであればこれが最も高回転で戦闘をする手段になります。
Apexに拘らないのであれば普通にリスポーン前提のチームデスマッチが可能な別のFPSで経験を積んでくる方が遥かに効率的です。
1-3. ジャンプマスターは毎回積極的に取る
上でも書いたように今の実力で生存時間を伸ばしても時間の無駄です。過疎地に飛ばれても困るのでキャラクター選択は必ず毎回ボタンで決定して積極的にJMを取りに行ってください。体感で7~8割、取れなかった場合も1/3ぐらいの確率で譲渡されるのでJMは高確率で取れます。
JMが取れず、譲渡もされない場合はどうせいてもいなくても戦力にならないことに変わりはないので最悪単独降下もアリです。ここでチームにかけた迷惑は上手くなってから返しましょう。

ついでに未だにジャンプマスターが苦手とか言ってる人はいい機会ですので最速降下から1000mジャンプ、降下中の索敵までここで全部身につけておきましょう。
1-4. 激戦区降りについての補足
念の為補足しておきますがフラグメントイースト(ウエスト)といった
激戦区に降りていいのはこの時期だけです。Apexは激戦区に降りれば上手くなるというものではないですし、雑魚がダメージ目当てに降りたところで箱になるだけで時間を無駄にするのがオチです。


たとえ運良く生き残ってもアーマーも着てないような素寒貧やっつけたところでダメージも物資もおいしくないですし、早々に味方が切断してラウンド1からデュオやソロになってしまっていることも少なくありません。
少なくとも私なら雑魚が130km台でトロトロ激戦区降り/即降りするのに付き合わされた挙げ句の物資なしで死んだら秒で抜けます。
降りるなら激戦区ではなくその隣です。
たかだか2000ダメージでそんな運ゲーする必要はありません。
そもそもの話フラグメントは本来4000ハンマーや爪痕を狙える実力を持ったプレイヤーが降りる場所なので、2000ハンマーとか2500ハンマー程度で何か出来ると本気で思って降下してる連中はただのピエロです。爪痕の養分でしかない。
2000/2500ハンマーってキン肉マンでいったらビッグ・ボンバーズぐらいの立ち位置ですよ実際。


【Step2】雑魚Lv.1:与ダメ3桁台
この項では下記の雑魚Lv.1に該当する人に向けた練習方法を解説していきます。
雑魚Lv.0:撃ち合い始めた瞬間に頭が真っ白になる 撃即箱
雑魚Lv.1:与ダメ3桁台
雑魚LV.2:与ダメ1000到達
雑魚LV.3:与ダメ1500到達
雑魚LV.4:2000/2500ハンマー
2-1. メイン武器をとりあえず2つ絞る
・ライト :オルタネーター
・ヘビー :フラットライン・スピットファイア
・エネルギー:ボルト、ハボック
このへんのフルオート銃が扱いやすくてオススメです。
演習場に行って縦のリコイル制御が出来る武器を2つでいいので作っておいてください。正直今はどの武器を選んでもあまり問題ない感はありますが、間違ってもR-99のようなリコイルにクセのある武器やスナイパーライフルだけは選ばないようにしてください。

今の時期は他に優先して覚えることがまだまだ多いのでリコイル制御は真上の反動だけ抑えることが出来ればOKです。1000~1500ダメージ到達するぐらいならエイムアシストの力だけで余裕で狙えるので今リコイル制御の練習に時間を割く必要はありません。
2-2. プレイ中に意識すること
索敵中
・味方が見てる方角とは別の方向を索敵する
中間距離での交戦中
・味方とぴったり同じ場所で固まらない (状況による)
・味方との射線のクロスファイアが組めるポジションに移動する
近距離での交戦中
・生存を最優先に考える
・削られたら一旦大きく下がってバッテリー撒く。倒せそうでも欲張らない
・1on2の状況になったら絶対に撃ち合わず即逃げする
・味方が凸ったらすぐに追従。同じ敵にフォーカスを合わせて2on1を狙う
※この時も出来る限りクロスファイアの組めるポジショニングを意識

まだまだあるけどとりあえず今はこれだけ出来ればもう充分です。
「生存意識」と「味方を活用すること」がこのステップの課題ですかね。
先制ダウンが取れてもそこで相打ちしてたらその戦闘でのダメージはいいとこ200しか取れませんし、味方の助けなしにダメージと生存を両立するのは困難なことです。
毎回味方の凸に追従するのはそもそも凸の判断が間違ってたりすることも多い(有利ポジや円内での待ち伏せ状況を捨ててたり)ので必ずしも正解ではないのですが、そのあたりの判断は経験を積んで身に着けていってください。最悪でも2on3にはなるので少なくとも40点の立ち回りは保証されます。
2-3. 屈伸腰撃ちを修得する①
これ、経験者が読んだらおそらく賛否あると思います。
ですが自信を持って言い切ります。
エイム障害者こそ屈伸腰撃ちを身につけるべきです。
実はApexを始めた当初、私のパッドの右スティックは故障していました。
上下に入れると左右にブレるのです。終わってます。

今にも引退しかねないようなゲームのためにDS4を買い換える気にもならなかった私は、Apexの腰撃ち精度の高さに目をつけました。
「当たるやん」
当たる距離まで近づいて屈伸腰撃ち。
ひたすらこれをやってるだけで同じ初心者帯のプレイヤー相手に撃ち負けることはほぼなくなり、格上相手にも対等に撃ち合える場面が大幅に増え、そこから1000ダメージ、1500ダメージ到達までは割と一瞬でした。
なぜこの時期の屈伸腰撃ちはこうも強いのか。
それは「この距離ではそれ以外にやれることがない」からです。撃ち合いにおいて最も相手との実力差を殺せるのがこのクロスレンジの間合いですので、そこで屈伸腰撃ちが出来る/出来ないというのは時にそれだけで上級者さえも打ち負かす要因になりえます。

立ち回りというものは本質的に失敗を積み重ねることで身に付くものですから、実践出来るようになるまでにはどうしても時間がかかります。実際、高所や遮蔽を使った立ち回りの基礎やエイム力がきちんと身についてくると屈伸腰撃ちのアドバンテージというのは正直だいぶ薄れてきます(至近距離まで近づかなくても倒せるようになるので)が、エイムや立ち回りとは違い一日二日で身に付く技術であることを考えると修得時期はやはり今がベストだと思います。
初心者が壊れたパッドを使ってすら勝ってたぐらいですから、実力が同程度で武器とアーマーに差がなければこの距離ではまず負けなくなるでしょう。
なお、私はボタン配置に関しては本人が慣れてれば基本なんでもいいというスタンスですが、屈伸腰撃ちをデフォルト配置でやるのはやや厳しいものがあります。なので「ここは変えた方がいい」という3点だけを挙げます。
・しゃがみを「切り替え」から「ホールド」に変更する
・しゃがみをL1、L2、R1、R2のどれかに設定する
・R3には力んだ時に暴発しても被害が小さいものを設定する
R3に関しては屈伸腰撃ちとは無関係ですが、デフォルト配置だと力が入ったときに格闘が暴発して致命傷になるのでついでに変えておく方が無難です。
一応参考までに私のキーコンフィグも貼っておきます。

2-4. 屈伸腰撃ちを修得する②
ここからは具体的な屈伸腰撃ちの練習方法を解説します。
屈伸腰撃ちの前段階としてまず下記のメニューをこなしてください。
準備体操
・アタッチメントなしのフラットラインとヘムロックを用意
・腰撃ちで右 → 左 → 右…とレレレ歩きしながらダミーを1マガ確殺
・上記をフラットラインとヘムロック(バースト)で交互に繰り返す
屈伸腰撃ちシャドー
・屈伸+レレレ歩きをしながらレティクルの中心をダミーに合わせ続ける
まずは通常の腰撃ちからです。これが当たらないことには話にならないので10回やって10回全部1マガで倒せるようになるまでは次のステップに進んではダメです。フラットラインとヘムロックを交互に使ってフルオートとバースト両方の腰撃ちに慣れておきましょう。
それが出来たら次は屈伸レレレをしながらレティクルを合わせる練習です。
ある程度感覚が掴めたら実際に撃ってみましょう。

恐らく初めの内は目の前の操作に頭が追いつかない人が多いと思います。
ですがこの手のテクニックは反復で手に覚え込ませる以外に修得の手段はありません。近道はないので出来るまで何度でも繰り返しましょう。
練習では出来るけど実戦になると毎回焦って頭がパニックになるという人はまたフラグメントに飛んで実戦練習を積んでくるのも悪くないと思います。
2-5. 屈伸腰撃ちを修得する③
最後に屈伸腰撃ちを身につける上で注意というか、勘違いをして欲しくない点がひとつあるので一応そこにも触れておきます。
上の動画は実際に屈伸腰撃ちを使って1on3にしくじってるクリップですが、屈伸をせずに通常腰撃ちをしている場面がちょいちょい見受けられます。何故だか分かるでしょうか。
答えはかんたん、屈伸しない方が当てやすいからです。
目的はあくまでもクロスレンジの撃ち合いを制することであって屈伸することではありません。そこを履き違えてそうな人をたまに対面で見かけますが、当たらないぐらいなら屈伸などする必要はないのです。
初戦の対オクタンなんかは分かりやすい例で
1. 開幕屈伸腰撃ち
2. 岩陰からの飛び出しが見るからに無線のクソ回線の輩なのを確認
3. すぐに通常腰撃ちに切り替えて照準を安定
4. 再び屈伸腰撃ちに戻る
という一連の流れからこの時の私の思考が読み取れるかと思います。その後のパスファインダーも普通に当てるの優先で屈伸してません。
実際の屈伸腰撃ち修得までの流れは
1. 操作を手に馴染ませる
2. 距離ごとのADSとの使い分けを覚える
3. 通常腰撃ちとの使い分けを身につける
といったステップを踏んでいくことになるのでこの記事を読んでいる人にとってはもう少し先の話になることと思いますが、わりと大事なことなのでこの事は頭の隅に留めておいてください。

【Step3】雑魚LV.2:与ダメ1000到達
この項では下記の雑魚Lv.2に該当する人に向けた練習方法を解説していきます。
雑魚Lv.0:撃ち合い始めた瞬間に頭が真っ白になる 撃即箱
雑魚Lv.1:与ダメ3桁台
雑魚LV.2:与ダメ1000到達
雑魚LV.3:与ダメ1500到達
雑魚LV.4:2000/2500ハンマー
3-1. 録画で反省会をする
解説動画でよく聞く「頭を使ってプレイするのが大事」という言葉、あれは要するに「雑魚でも下手でもいいけどバカは駄目だ」ということです。

脳死プレイでたどり着ける地点というのはたかが知れています。とはいえ、初心者にはその考えるための材料となる経験が絶対的に不足しているのもまた事実です。そこでその「考えるための材料」をより具体化する補助として有用なのが録画になります。
・とりあえず死んだらクリップ保存 → 死ぬ20秒ぐらい前から再生
・「この時どう動くのが正解だったか」を都度考える
やることは単純で上記の2つをこなすだけです。
積み重ねることで次に似たようなシチュエーションに遭遇した際、二の轍を踏む確率が大幅に下がります。

あとは上級者のプレイ動画を見た直後に自分の録画を見るというのも非常に効果的です。上級者の動画を見た直後は目が肥えているため嫌でも自分のダメな点が浮き彫りになりますから「どこがダメだか分からない」なんて舐めた台詞は間違っても吐けなくなります。
3-2. ファーム(漁り)の速度を上げる
ファームが遅いと戦闘回数も少なくなるので2000ハンマーを目指すなら最低でも常に味方を先導する程度のことは出来ないと話になりません。
さしあたり武器・アーマー・弾100発・セル2~3個が揃ったらその時点でもう漁るのをやめて銃声の鳴る方へまっすぐ走るようにしてください。
これだけあれば開幕1部隊壊滅させるにはもう充分な物資量です。足りないものは敵からもらってください。

Apexにおいて物資とは拾うものでなく奪うものです。
ファームが遅い人にはこの意識が決定的に欠けています。だからあんな他人が使った食器を舐め回すような浅ましい漁り方になるのです。
漁り方に関しては一応要点だけは書いときますが、手っ取り早いのはどれでもいいのでキルムーブの解説動画を見て実践してみることです。
キルとダメージで目指す地点は異なりますが、より多くの部隊と接敵して戦闘をするという点においてキルムーブの考え方に触れる意義は大きく、特にファームに関してはキルムーブの考え方がほぼそのまま流用出来ます。
○ファーム(漁り)のポイント
・進行方向上にある物資以外は全無視。迂回しない
・既に漁られてる場所は素通り。いちいち中を見に行かない
・不要なアイテムは走りながら捨てる
・弾と回復はとりあえず拾えるだけ拾って走りながら整理する
・ファーム中に味方が交戦に入ったら直ちに漁りを中断、援護に向かう
・戦闘中はアーマー着替えと弾、バッテリー、拡マガ以外の回収禁止
・ちょうど欲しい物資のシグナルを味方が出してても遠かったら無視
・戦闘終了後、回復よりも漁りを優先しない
ただし、キルムーブを参考にする際に注意しなければならないのは
現時点では動画のように1on2以上を捌く実力はないという点です。そこを真似したところで待っているのは無様な結果だけですから、ファームの速度を早めつつも味方と足並みを揃えることが今後は重要になってきます。
※諸事情で音声がありませんが待ってる間も上でめっちゃ銃声鳴ってます。
上の動画はそれが分かりやすい成果に繋がった一例で、結果的にここで味方を待つ判断をしたことがこの試合における2000ダメージ到達の分水嶺となっています。
味方が弱い方が基本的にはダメージは伸びるものなので、たとえお世辞にも頼りになるとは言い難い味方であってもそれをどう活かすかも含めて自分の実力であり立ち回りであるということを意識していきましょう。
3-3. 足音と銃声の方角を見極める
恐らくはFPS初心者の誰しもがつまづくポイントではないかと思います。
物音はすれどその方角まで掴むことは出来ず焦る気持ちは私にも覚えがあります。
そんな「聴く」というスキルですが、正直なところどちらも数をこなせば勝手に身につく性質の技術なので実は今焦って覚える必要はあんまりなかったりします。

ただ、それでも修得にかかる期間を短縮したいという人は一定数いるかと思いますので一応私がやってた練習法を載せておきます。
・方法1:PS4のクリップ機能で録画 → 再生
とりあえず死んだらクリップを保存し、録画でさっき死んだ場面で鳴っていた足音や銃声の方角の答え合わせをする。
・方法2:演習場の隠し機能でダミーを動かして足音を聞く
演習場のダミーは動かすことが出来るので目を瞑ってその足音を聞く。
録画と違って音の鳴る方角をある程度選べるので「右から来る足音」「上から来る足音」といった音の特徴を掴むのに向いている。
3-4. 高所の有利を知る①
高所・有利ポジションの概念については他にいくらでも解説してる記事があるので今まであえて触れてませんでしたが、せっかく手直ししたのでついでに書き足すことにします。

高所のメリットですが、まず相手よりも広い視界・広い射線が確保できるという点が最初にきます。上の図では低い遮蔽物を挟んで敵が2枚いますがどちらも射線内に捉えているので自由に攻撃対象が選べる状態です。

次に階下の敵が反撃してきた場合ですが数歩下がるだけでこうなります。相手が全身を晒しているのに対し、こちらは下がるだけで自在に頭出しの遮蔽物を生み出せる位置関係にあるので圧倒的に有利です。
加えて削って体力有利を作ってからインファイトに持ち込む場合なんかも上側は飛び降りるだけでいいのに対し、下側はインファイトに持ち込むまでにそれなりのタイムラグが発生する上、壁をよじ登る間は無防備になってしまうのでその後の展開を含めて考えても下側には不利な要素しかありません。

先程の状況からさらに味方Bが反対側から敵Bに仕掛けるとこのように理想的なクロスファイアの構図が出来上がります。
どんなに上手いプレイヤーであっても同時に2方向の対応をするのは絶対に不可能です。この時点で敵Bは1on2を強いられており、仮に遮蔽のある敵A側へ逃げても上からの射線は切れないので逃げ場がなくほぼ詰んでいます。
味方とフォーカスを合わせるというのはつまりはこういうことです。
もしここで敵Bが生き残ることがあるとすればそれは余程命中率が悪かったか、上を取っている味方Aが何も考えずに敵Aを撃ち始めた場合だけでしょう。
エイム力は後からついてくるものなので前者のミスは別に今気に病む必要はありませんが、後者のミスは上手い下手の問題ではなくただ単に頭が悪いだけなのでこれはNGです。先に述べた雑魚でも下手でもいいけどバカは駄目なやつの典型例といえます。
3-5. 高所の有利を知る②
当然ながら交戦中は常に高所を取れるとは限りません。逆に相手に上を取られてしまうこともあるでしょう。
その場合の対応ですが基本的に真っ向勝負は避け、相手にしない、リポジションする、ウルトを使うなど状況に合った行動選択をしていくことが重要になってきます。
特に野良の味方は放っておくとすぐに下からまっすぐ1on3を挑んで死んでしまうので、ここの判断は出来る限り迅速に行う必要があります。
上の動画は敵に高所を取られた際の対応の一例です。
パスファインダーが戦いたそうな空気を出してたのでマズいと思ってすぐに移動ピンを指してリポジションを指示しています。
結果だけを見れば相手はソロだったので戦っても問題はなかったようにも見えますが、それは結果論というものです。
この遭遇直後の時点では敵の総枚数はまだ不明でしたし、まかり間違ってパスファインダーが落とされそこへ更に漁夫が来たりなんかした日には一人欠けの上に円に追われながら高所も取られで詰んでましたから、ここはやはり迂回がベストな判断だったと思います。
3-6. デッドラインを引く
ある程度対面に自信がついてファームも速くなると一人で先行してそのまま仕掛けて真っ先にダウン、みたいなことが増えてくると思います。
ダメージ更新狙いな2000/2500ハンマーあたりのビッグ・ボンバーズがよくやる敵陣に正面から一人で突っ込み1ダウンすら取れずに返り討ちに遭い
「削った!削った!」「敵発見!敵発見!」で終わるあれです。
このように三人称視点から俯瞰して見るとどれだけ頭の悪い事をしてるかが一目瞭然だと思います。好戦的なだけでクソの役にも立っていません。
これを避けるために必要なスキルについてまた図を使って解説していきます。青丸が自分で、味方から先行した状態で接敵したという状況の想定でお願いします。

接敵時の地形がこんな感じだったとしてA、B、C、Dの内どのポジションを取るのがベターでしょうか・・という話なんですが、ここまで読んだらもう話の流れでどれが不正解かは察しがつくのではないでしょうか。
要は何も考えずここでいきなりCとDまで踏み込むから1on2やら1on3をやらされ「削った!削った!」で終わるのです。仮に被弾してすぐ退いたとしてもC、D地点からは自陣の遮蔽物が遠すぎる上、敵との距離も近いのでまず逃げ切れません。
ここで言うデッドラインとは被弾時に下がって安全に回復が可能な境界線を指しています。C、D地点がアウトなのはこのラインを超えているためです。

この場合の正解を考えるならまず味方の到着を待った上で一旦A、B地点に留まり、ダウンを奪う、味方のグレネードに合わせる、ウルトを吐くなどして勝つ確率を上げた上で全員で攻め込むというのが無難なところかなと思います。地形が許すならリポジションしてクロスを組むのも有効でしょう。
逆に相手が痺れを切らせて正面から突っ込んできたらその時は3on1で袋叩きにして終わりです。
ちなみにキャラ選びの解説でレイスやパスファインダーをオススメしていないのはこういった場面で死んで覚えて経験にすることが出来ないからです。

自ら招いた1on3を大ダメージを抱えた上にアビリティまで吐かされ生き残ったところでそこで1ダウンが奪えてないなら軽く戦犯なわけですが、これらのキャラはどうしても「セーフだった」という安堵感が先に来てしまうせいで反省に繋げにくいのです。
私が実際そうでしたし、甚だしい時には味方のせいにしようとしたことすらありました。人間そんなもんです。
いいなと思ったら応援しよう!
