教育の大切さを知った話
先日とある山林の田舎道走行していたのですが、そこは観光地へ向かう道であり、夕方でもあったせいか、なかなかの交通量でして。
ふと見ると、道の脇に人影が見えました。
近づくと、どうやら手を上げていて、道を横断したい様子。
しばらく信号も見ていないような道で、上下線とも地元の車と他県の車が入り乱れて走っているような感じだったので、「この道じゃ、なかなか車も停まらないんだろうなぁ」など勝手な想像をしながら、私はなんとなく車のスピードを緩めました。
車を停めていくと、それが小学生ぐらいの男子2人組だという事がわかりました。
しかも、ちょっと体育会系の感じがあり、しかもなんだか服装からヤンチャそうな感じ。
「あれ?絡まれたりしないよなぁ・・・」なんて思いながら、私は車を停止し、対向車線の停車を待ちました。
1分もしない内に、地元の軽ワンゴン車が停車したので、私はその小学生らしき2人組に手で「渡れますよ」のジェスチャーを送り、その二人は横断。
渡った事を確認して車を走り始めようとしたその時。
「えぇぇっ!」私は驚きました。
その男子2人が、わざわざ車の方を振り返り、腰からしっかり頭を下げてお辞儀をしていたのです。
それもバックミラーで見えている間、ずっと頭を下げていました。
最近、挨拶しない人が多いなと感じていた私は、なんだかすごく温かい気持ちになりました。
そして道を譲った以上のものをいただいたなぁと。
それと同時に、地域での教育がしっかりできている事を感じました。
この一件だけでも、私からすればその地域は、かなりの好印象地域です。
接客でのサービスも、LIVEで観覧に訪れてくれたお客様に対しても、しっかりとお礼を伝える事は大事です。
でも、それを教える教育はもっと大事なんです。
「感謝する事が当たり前であり当然」という教育ができれいれば、迷惑をかける人も、マナーが悪い人も、かなり減ると思うのです。
人が見ているからだとかそういうのでは無く、感謝やお礼の気持ちを育てる事の大切さ。
礼儀がなっていない人には、売れるチャンスも訪れませんし、仮に売れたとしても、いつかその態度によって自分が追い込まれる時が来ます。
それを、活動休止する芸能人の方々が教えてくれています。