あなたの選択が未来を作る

認知真理学の3つ目の柱は、『全ては自分が決めている』 自分で決めることができるというものです。

この言葉を聞いただけで、そんなことないよ！親も選べないし、国も選べないし、自分の才能だって選べない…とおもう方もいらっしゃるかもしれません。

でも、それらのことはわからないとしても、それでもです 、
今あなたがどんな状況でどんなところに置かれているとしても、あなたの選択が未来を決めていきます。

もしも、あなたが突然、ありえないことですが、収容所に入れられたとしたらどうでしょう？

あなたは、あなたの人生がもう終わったとして、あなたがひどい扱いを受けたことに影響を受けて、あなた自身ボロボロになってあなたの尊厳を忘れてしまうでしょうか？

私が、想像するとそうですね …、弱い私はあっという間に肉体を捨てて魂だけ天にかえってしまいかねないかも…、言葉で死んでしまうくらい軟弱なんです…。

でも、ビクター・フランクルさんはそうではありませんでした！

フランクルさんは、もともとフロイト学説の心理学によって教育された決定論主義者でした。

その学説によると、幼少期の体験によって人格と性格が形成され基本的に人生の行方が決まってしまう…ということで、極論すると自分では何もできないということになってしまいます。

でも、フランクルさんは過酷な状況の中にあって、それでも自分はどう影響されるかを自分で選択することができるのだ！ということに思い至ったのです。

選択できる力、それこそが人間に与えられた最大の能力であるのだと…。

ほとんどの人が苦しみの中にあって生きる意味をなくし旅立っていったのに、そんな収容所の中でも、人間としての尊厳を保つことができるということに気づいたのです。

そうなんです！

どんな刺激があったとしても、それに対する反応を自分で選ぶことができるのです。

私たちには自由な意志がある、この自由意思こそが人間に与えられたものなのです。

彼はそのことに気づいて、収容所を出たらそれを講演して回ってみんなに希望を与えたい！とそのことばかりを想像していました。

そしてその想像は、創造に繋がり、本当に現実となったのです(^o^)／＼(^-^)

私たちは大抵小さい時から、人が○○できないのは、何かのせいや、誰かのせいであり、自分の責任ではないと思わされるようなことがたくさんあったかと思います。

本当に拙い例で申し訳ないのですが、私にもこんなことがありました。

子供の頃、私は自由に遊ぶのが好きだったのですが、母は私にたくさんのチャンスを与えてくれていました。

その中の一つがピアノのレッスンです。

私はピアノを習わせてもらっていたのですが、さほど興味がなかったのです。

それで、いつでもレッスンをさぼっては、野山をかけめぐり男の子たちと基地をつくったり崖上りをしたりして遊んでいました。

母はいっさい私を叱ることはありませんでした。

でもある時大きくなった私が、『ピアノが弾けたらよかったなあ…』と、何気なく口にした時、

『恵子ちゃんがね、ピアノに興味を持ってくれるかなと思って、お月謝はずっと払い続けていたのよ…』と言われたのです。

私はその時、『ああ、もったいなかったな…』と思いました。

そして、『お母さんが厳しく言ってくれたら、私は今頃 ピアノの レッスンをちゃんと受けて、弾けるようになっていたかもしれない！』と思ったのです。

『お母さんが厳しく言ってくれなかったから 、私はピアノが弾けないのだ！』と。

でもちょっと考えると、もしもお母さんが厳しくピアノのレッスンに行きなさいと言ったとしたらどうでしょう？

私はこう思ったに違いありません。

『お母さんがピアノの練習をしなさいと言ったから…、私はしたくなくなったのよ…、もしも、言わないでそっとしていてくれたら、自分からやりたくなった時にやったのに！』 なんてね。笑

そうなんです。

私は、ピアノよりも野山で遊ぶということをその時選択したのです！

その時の選択が今の私を作っています。

つまり、ピアノが弾けない私です。笑

もしも、本当にピアノを弾きたいのなら、今からでも始めればいいだけのことなんです。

多分私は始めません。

それよりも落語とかそっちの方に興味があるので、興味がある方を始めることでしょう。笑

こういうことなのです。

あの時、私が○○できなかったのは、誰誰のせい…、

あの時私がやりたくなくなったのは、誰々のせい…ではないのです！

全ては、自分の選択です。

私たちはそのことにあまり気がついていません。

例えば、

お金があるなら○○をするのになあ…

本当にそうでしょうか？

何々をしたいと思ったらまず そのためにお金を作ればいいだけの話ではありませんか？

今ないのでしたらあるようにすればいいだけの話です。

そして、もしも将来のためにとっておかなければいけないと思うのだったら、今やりたいことをやってそこからエネルギーをもらいもっと将来のために富を作り出していくこともできるはずです。

○○のせいで、何々ができないというのは全部ごまかし、脳のトリックなのです！

あなたは何でもできるのです！

そしてまた、あなたに無理やり何かをさせることができる人はいないのです！

あなたがそれを選択しさえすればできます、

全てはあなたの選択が今を創り、そして未来を創っています。

そんなことはない！

私がこんなに毎日気分が悪いのは、夫がイライラしているせいだ！と思う方もいらっしゃるかもしれませんが…。

どんなに周りの人がイライラとしたとしても、あなたの心が平和で、あなたがにっこり笑って、あなたが愛を示すことを妨げる人はいません。

たとえあなたの愛が受け取られなかったとしても、あなたは愛の人であり続けることができるのです。

エリーナ・リーズベルトさんは、『あなたの許可なくして、誰もあなたを傷つけることはできない』という風に言っています。

そして、またあの有名なガンジーさんは、『自分で投げ捨てさえしなければ、誰も私たちの自尊心を奪うことはできない』と言っています。

そうなんです！

あなたの気分を決めるのは、あなたなんですよ！

いつもあなたは気高く尊く愛に溢れていることができます。

たとえどのような状況の中にあったとしても…。

そして今のあなたがそうであれば未来のあなたもずっとずっとそうであり続けることができるのです。

どんなことが起こったとしても、あなたはあなたの気分を選び取ることができます。

これが、全ては自分で決めているということなんですよ。

もしかしたら、このメルマガを読んで、自分が責められていると思う方もいらっしゃる かもしれませんが…、

メルマガを読んで、『そっか 、私は自由なんだ！』と解放されて、あらゆる不平不満から飛び立つ方もいらっしゃる かもしれません。

それもあなたの選択しだいなのです。

無限なる愛と感謝を込めて
ガンダーリ松本メルマガより
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