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フーナー検査

フーナー検査について紹介していきます。
フーナー検査(ヒューナー検査)は、性交渉後の頸管粘液の状況を検査することで、精子と頸管粘液の相性を確認する検査で、不妊治療の中では基礎的な検査の一つといわれます。

検査の流れ


頸管粘液の粘度と排卵日は相関関係があるため、排卵日当日を含む前後がベストな検査期間といえます。

性行後6-12時間以内の頸管粘液を調べる必要があるため、前日の夜もしくは検査当日の朝に性交渉を持っていただきます。

男性の協力が欠かせない検査となりますので、夫婦でのコミュニケーションをとるようにしましょう。

男性は運動率の良い精子を採取するために、3日程禁欲していただき、当日の性交渉に臨むのがよいとされています。

このように必ず性交渉が必要となる検査であるため、
性交障害の方には適応できないことには注意が必要です。

この検査がたまらなく嫌だったという方もいらっしゃいましたし、
男性がなかなか精液検査に協力してくれないので、フーナー検査でチェックしたという方もいました。

活用の仕方は様々です。

この検査の結果として、

男性不妊の要素はないか
頸管粘液との相性はどうか

という2点がわかってきます。

この検査を必須検査とする病院もあるようですが、このようにわかることは決して多くないですし、男性が普通に精液検査をすれば、頚管粘液との相性のところだけです。

抗精子抗体ということであれば、簡単に採血でも調べることができますので、この検査じゃないとダメということはないように思います。

頸管性の不妊については、以下でも紹介しています。


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