なぜ?相次ぐ“がん見落とし” “受け止めきれない”家族の思い
今年(2018年)、がんの見落としを公表した医療機関は、少なくとも8つ。その多くが、名だたる大病院でした。見落とされた患者は、あわせて31人に上っています。
X線やCT、MRI…体の中を見る医療技術の進歩はがんの早期発見を可能にした。しかしその陰で、「見落とし」が相次いでいる。専門医が画像を見ていなかったケースや、主治医が報告を読んでいなかったケースなど。死亡した患者もいることから、「重大な課題」とする医学会。再発防止を進める医療現場を取材すると、簡単に解決出来ない現実も見