#雪隠川柳 まちのため いやいや嘘だね 俺のため
昨日は谷根千エリアで訪日観光客向けの観光ガイドを行いました。
観光ガイドと言っても、困っているように見える外国人の方に声をかけて悩みを解決するというレベル。
谷中銀座を中心に2時間ほど、歩き回り、困っているように見えたら声をかけ、を繰り返しました。
「We are free guide」的な文言をホワイトボードに書いていたのですが、それが手書きだったためか、僕たちが怪しく見えたのか分かりませんが、なかなかガイドを依頼してくれる人は見つからず。
1人もガイドできないのではもったいないので、粘りに粘って、なんとか1人ガイドすることができました。
ただ、その人の要望が「ATMまで案内して」だったので、ガイドになっているかは分かりませんがw
さて、落ち着いて考えてみると、なぜ、僕たちはこんな無償の観光ガイドなんてやっているのでしょう。
一般的には、まちのため、地域のため、困っている観光客のためと言っていると思います。
それは嘘ではありません。
でも、それだけかと言うと、僕たちは違います。
僕たちは全ての行動を、少なからず自分のためにやっていると思います。
誰かのためにやるのも、誰かが喜ぶことが「自分が」嬉しいから。
まちのためにやるのも、まちが元気になって人がつながるのが「自分が」嬉しいから。
観光客のためにやるのも、観光客と話して英語力が上がったり道に詳しくなったり観光客が喜んでくれたりして「自分が」嬉しいから。
全ては自分に起因します。
昨日、参加した「ライフワークとしてのメディア」を語るイベントでも、「自己満足で良いじゃないか」というアドバイスをいただけて、ありがたかったのですが、そうした自己満足の延長線上としての社会への貢献。
「あくまで自己満足の1つですよ!」ってことが、もっと堂々と言えるような社会になれば、もっと社会を良くしたいと思える人も増えるし、いろいろな方法での社会改善方法が出てくると思います。
もっと気楽に自己満で社会貢献を。