イスラエルに春が来た!〜アネモネの真っ赤なカーペット〜
シャローム!テルアビブ在住のがんちゃんです。
2月は、イスラエルが雨季から乾季へとゆっくりと移り変わる季節。野原に咲くアネモネや、桜に似たアーモンドの花の開花が、春の訪れを告げてくれます。
今回は、春を追いかけてイスラエルの南まで、アネモネのカーペットを観に行った際のレポートです。
☆イスラエルの基本情報はこちらをCheck!
これを読めばイスラエルを語れる〜入門編〜
イスラエルの国花”アネモネ”
イスラエル南部にある町”べエル・シェバ”付近で、2月初旬から中旬にかけて見頃となるアネモネのカーペットは、それはそれは美しく一見の価値があります。
【ヘブライ語の”アネモネ”の由来】
イスラエルの国花でもあるアネモネは、ヘブライ語でכַּלָנִית(カラニット)と呼ばれていますが、”花嫁”という意味のכַּלָה(カラ)が語源になっています。
その名の通り、春風にそよぐ様子は可憐な花嫁のよう。
今回はアネモネの真っ赤なカーペットを求めて、”ガザ地区”の目と鼻の先に位置する野原を訪れました。
【訪問のオススメは昼間】
訪れたのは16:00頃。すっかり日が傾いている時間帯で、風が肌寒く感じられました。アネモネは寒くなると花が閉じてしまうため、おすすめはお昼頃の暖かい時間帯なのだそう。
しかし、夕陽に照らされるアネモネも、また幻想的でした。
ワイナリーのピクニックセットを持参して
向かう途中でワイナリーに立ち寄って、ピクニックセットを購入。
アネモネの横にグリーンチェックのレジャーシートを並べて、束の間のおやつタイムを取りました。
ワインを購入しようと立ち寄ったKadma Wineryで、たまたま見つけたピクニックセットは、レジャーシートも入っていて充実の内容でした。
フレッシュな野菜に、チーズ、フムスやオリーブ、ブレッドが付いて109NIS。(
約3,800円 1NIS35円換算)
イスラエルはのんびりとピクニックを楽しむ人々が多く、ワイナリーにはよくピクニックセットの販売があったりします。
アネモネのカーペットが観られる場所
今回訪れたスポットの検索は、Instagramから。車で私有地のような所に入ってしまった時は、もうどうしようかと思いましたが(笑)…まるで冒険のようで楽しかったです。
治安が心配されるガザ地区の近くですが、こんなに長閑で美しい景色が広がっているとは、驚きでした。
イスラエルの春を追いかけて、ぜひ足を運んでみてくださいね。
באר מרווה(アネモネが咲く野原)
定休日なし。無料駐車場あり。
Kadma Winery(ピクニックセット購入場所)
定休日なし(電話で要確認)
最後までご覧いただきתודה רבה (トダラバ、ありがとうございます♡)
文/写真 がんちゃん
ープロフィールー
“YouTube 始めました!@ganchan_in_israel “
2019年末にイスラエルのテルアビブに駐在を開始。
現在は「もっと近くにイスラエル」と「Web版 地球の歩き方・テルアビブ特派員」にて記事を執筆中。
好きな食べ物:すき焼き、ワイン(イスラエルフードではフムスとマラビが特に好き)。
苦手なもの:あんこ、サメ。
マイブーム:ワイナリー巡り、カフェ巡り、イスラエルらしい雑貨集め。
Instagram @ganchan_shalom