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【雑記】資格取得後、転職して知ったJTCのエリート!

ずっと資格の話をしてきたので、今回は趣向を変えて雑記です。

読者の皆さんの中には大企業に転職したい!年収アップしたい!と考えて資格の勉強を頑張っている方も多いはず。

そんな読者の方へ向けて、資格取得後に大企業に転職した私が、JTC*のエリートな人達と働いた時に感じたアレコレを書いていきたいと思います。 

*JTC=japanese traditional companyの略

地方の文系私大出身の私は、学生時代の就職活動も地元の企業だけを志望しており、
転職後に初めて、「身近にエリートがいる日々」を送ることになりました。





エリートって何?

エリートとの定義は広く取れば

・高学歴
・高収入
・大企業でバリバリ働く優秀な人

こんな感じではないでしょうか。
 
読者の中にはイヤイヤ、東大京大しかエリートと言わないよ、とか
今は経営者の方がお金持ってるよ、とか
思われるかもしれません。

確かに、エリート界隈も上には上がいますが、
今回はそのような雲の上同士の話ではなく、
うっかり地の果てから雲の上に迷い込んだ哀れなワーママの雑記ですので、悪しからずご了承ください。


1. 学歴があり、実家も資産家が多い!

晴れて地方の中小企業から大企業に転職した私がまず驚いたのが、社員が皆んな「学歴」と「能力」を兼ね備えていること。
当たり前すぎますか?笑

中小企業や地方には高学歴の中でも訳あり人材が集まりやすく、
高学歴=優秀というわけではないのです!

そのような事例が多から世間では「学歴なんて関係ない」という意見が出てくるのだなぁーと、
感じさせられるくらい、転職後の職場の人達は高学歴でありながらとても優秀でした。

転職後の会社は上司を含む多くの人が中学受験を経験し、さらに早慶や旧帝大出身者が主流で、私のような地方の私大出身者は多分圧倒的少数派でした。
(結局私は関西の有名私大出身者以外、出会えないままその会社を転職しました。)

私が子供の頃の地元では、中学受験をする人はかなり少なかったですが、
転職後の会社では年上の上司を含め多くの人が当たり前のように経験しており、その生まれ育った環境の違いを改めて気づかされました。 

また、実家の立地や経済的な余裕も、エリート層には共通する特徴です。
山手線内に実家がある(それだけでお金持ちらしいのいうにわかな知識です。すみません。)、
留学経験がある、
地方出身者も仕送りを受けて大学から東京暮らし、
しかも兄弟も同様に…など、
皆さん揃って、私から見るとかなり上流家庭だなぁと思う属性がてんこ盛りでした。

また、そして総じてコミュニケーション能力や仕事の能力が高い人が多かったです! 
 
地元では学年に1人いたかな?というような優秀な人材ばかりで、こんなに優秀な人が集まっている場所があるとは!と、とても不思議な気持ちでした。

そういった人達と働けたことが、私自身の成長に大きく寄与したことは、今でもとても感謝しています。


2. ドラマや小説の中だけの話じゃなかった学閥!

学歴とも重複するのですが、言わずにはいれない「学閥」の存在です。
なにやら、エリート層では大学や学部のつながりが社内外の様々な場面で力を発揮しているようなのです!

私のいた会社でも、ボリュームゾーンの大学出身者は出身大学別のグループLINEがあり、仕事の場だけでなく、飲み会や社外イベント等で情報交換をしているそう。

「●●会のグループラインで…」「あの人、うちのゼミの後輩なんですよ」という会話が飲み会の席で耳に入ってくる中、学歴もコネもない転職組はソルジャー要員になってしまうのもやむを得ません。

学閥に限らず、同期など横のつながりが無い点も、大企業に転職した人が苦労する点ですね。

会社の規模や業種にもよるかもしれませんが、場所によってはそんな世界もあるようです。


3. 品と気配り—振る舞いの美しさ

そして、エリートたちは学歴や経済力だけでなく、振る舞いの品にも秀でていました。
会話の中での気配り、ビジネスマナーの細部まで意識されており、田舎の中小企業には無かった感性!

例えば、会議中の言葉選びや、ちょっとした気遣いが自然とできるところが、まさにエリートの特徴だと感じました。

しかもそれを私より若い子も卒なくやっていますので、これはもう生まれ育ちの違いでしょうね。
彼らに並ぶには十年以上の歳月が必要であることを悟りました。

髪を振り乱してドタバタと働く私と違い、彼らは常にどこか優雅でした。
ガツガツと数字を求める部署では無かったので、接した人材に少し偏りがあったかもしれませんが、私のいた部署は総じてそんな感じでした。


4. 容姿や体力—フィジカルエリートたち

容姿も、派手な顔立ちではなくても整った人が多い印象です。
清潔感があり、姿勢を含む立ち居振る舞いに気を使っている感じが伝わってきます。

しかし、それだけではありません。驚くことに、フィジカルエリートも非常に多かったのです。
単なるガタイが良い、背が高いなどの外見だけでなく、ジム通いの頻度が高く、体力が抜群な人が多い印象でした。
ハードに働いたあと、十数km〜何十kmランニングして帰宅する人もおり、
決して体力面に自信があるわけではない私としては羨ましい限りでした。

身体的にも優れた能力を持っている人たちが、知的な面でも抜群の成績を残しているというのは、 
文武両道のエリート!って感じだなぁとしみじみ感じられました。


5. 自分なりの適応と成長—エリートの中で見つけた居場所


で、まぁ、そんな感じのエリートたちの中で自分がどうやって適応したかと言うと、まずは謙虚な姿勢と、とにかく一生懸命頑張ることでした。

自分があまりにも他の人と違うと感じることが多かったので、きっと周りの社員からは珍獣を見るような目で見られていたと思いますが、

少しずつ、周りから学び、自己成長していく過程でなんとかその会社の社員として表向きの振る舞いはできらようになったと思います。たぶん。

JTCのエリート達も決して良い面だけではなく、田舎者の私からすると人情が無く、ドライで合理的すぎて感性が合わない!と思った時もありましたが、
エリートな上司や同僚たちは総じて穏やかで(年々、ハラスメントにうるさくなってきた時代のせいもあるかもしれませんが)、振る舞いは洗練されており、結果として私を成長させる要素となったことは間違いありません。


終わりに

資格取得後の転職で、大企業に入ったからこそ見えてきた「JTCのエリートたち」の世界。

しかし、それは学歴だけでは成り立たないもので、実際には、品のある振る舞いやフィジカルな強さ、そして実力を持つ人たちの集まりでした。 

もはや生まれ変わらないとその域には達せないのでは?と思うこともありましたが、
今となってはエリートも上には上がおり終わりなき世界ということがわかり、ナンバーワンじゃ無くてもオンリーワンになればいい!と思っています。

私の経験もあくまで限られたJTCの話です。

ただ、大企業には多かれ少なかれこのような雰囲気があるのかもなとも思います。

読者の皆さんがご自身の向き不向き、強み弱みにしっかり向き合い、より良いステップアップができるよう、祈っています。


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