「書く」という行為
みなさんは日頃、文章を書く事はあるだろうか。
と聞かれて「ある」と答える人の方が少ないだろう。
私も文章なんて書かない側の人間だった。
今日はそんな私がどうしてこのノートを書くに至ったか、について書き記したいと思う。
先日、YouTubeで一本の動画を見た。
「7秒前の記憶が消えてしまう病気」というタイトルの動画だ。
内容に関しては、タイトル通り記憶が7秒間しか持たない女性の生活に密着したドキュメンタリーであり、そこでは過去の自分を未来の自分へと伝え続けようとする1人の女性の奮闘が描かれていた。
私はその動画を見て、その女性の生き様に感服すると共にふと考えた。
確かに私たちは、日々いろいろな出来事を記憶し、明日の自分へと繋げており、「昨日にあった出来事を話して」と言われても困る人はそう多くないであろう。
一方で「昨日、考えていたことを教えて」と言われたらどうだろうか。私自身、かなり頭でっかちな人間で、行動量よりも思考量の方が圧倒的に多いと自負しているが、そんな私でも「昨日考えていた事」が一つも思い出せない。
つまり我々も先ほどの女性と同じような性質を持つのだ。我々も、いくら頭で素晴らしいことを考えていようと、それを誰かに話したり、何かに書き残さないと全て忘れてしまう、無かったことになってしまうのだ。
だから私は少しでも今日の自分を明日の自分に繋げてあげられるように、今日の自分が少しでも報われるように、このノートに忘れたくないことを書き記していくことにしようと思う。
皆さんももし良ければ、わたしの頭の中の一部を覗いて行ってほしい。
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