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世界中どこにいても

ganasサポーターズクラブ
(サポーター:高柳喜代子さん)

昨年、カンボジアの結核有病率調査を実施した際、専門家の一人として、胸部レントゲンの読影に協力した。私を含む3名の結核専門医が独立して読影した結果を、カンボジア医師の読影結果、CADと言われるAIの読影結果、後日の喀痰検査の結果などと照合していく。

カンボジアの撮影現場では、CADのスコアも参考にして、現地の医師が精密検査の必要性を判断する。撮影された画像はクラウドにアップされ、それを日本で私たちが読影する。

約2万人のカンボジア人のレントゲン画像を自宅でコツコツ読むのは、なかなかハードな作業ではあったが、非常に学ぶことが大きかった。何より感慨深かったのは、いま自分が見ているレントゲン写真は、ほんの数日前に、カンボジアのどこかの町や村で撮影されたものなのだ…ということ。

新型コロナの禍根は至る所に残されたが、様々な分野でデジタル化、リモート化が進んだことは確かだ。

通っている英語学校では、コロナ前からオンラインのクラスがあり、私は2018年にそこで初めてZoomに出会った。

その時は、まさか自分がその3年後に、Zoomを使ってミャンマーと日本を繋いだオンライン英会話のプロジェクトに関わることになるとは、予想だにしなかったのだが…。

オンラインレッスンなので、世界中どこからでも参加できる。そんな訳で、ミャンマー英語の参加者は、日本全国、そして世界中にいる。

関東圏はもちろん、山口、京都、長野、静岡、青森、北海道。ミャンマーはもちろん、タイ、ラオス、マレーシア、カンボジア、台湾、韓国、カリフォルニア、ワシントンDC、ほんとに津々浦々に。

レッスンではミャンマーの話だけでなく、それぞれが住む国の話もでるので、まことに興味深い。海外や地方の参加者が東京に来ると聞くと、集まってご飯に行ったりもする。

つい先日、参加者さんが、タイに住むミャンマー人ファシリテーターを訪ねると言ったところ、何人もの参加者がファシリテーターへのギフトを預けて、彼女はすっかりお土産運搬係になっていた。

参加者でもちより託したファシリテーターへのギフト

世界中のどこからでも、参加でき、応援でき、そして交流できる。全国そして世界中に仲間ができる。オンラインで知り合って、リアルでも会う。こんな素敵な英語プログラム、手前味噌だけど、そうそうないんじゃないかな。

味噌と言えば、練馬に住む参加者の一人が、近所の手作り味噌が美味しいからと、お土産運搬係の彼女に託した。(結構な重さだっだけど…)

預かった彼女は、ファシリテーターの家に行って、味噌汁を作ってご馳走した。ファシリテーターから「Soooooooo delicious」というメッセージとともに、鍋いっぱいの味噌汁の写真をもらったとき、私は思わず笑ってしまい、それから心がじんわり温かくなるのを感じた。

東京にいてもカンボジアの結核を見つけることができ、タイにいても練馬の味噌を味わえる、すごい時代になったなぁ。

世界中どこにいても、誰かと絆を結べる、そんな時代に生きていて、私は幸せだ。

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2/17. Myanmar General Facts
2/18. Yangon
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2/21. Tea shop culture
2/22. Traditional Dresses

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