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創業する時、「頼る」ことを考えよ!

はじめに(インスタライブから気づいたこと)

昨日インスタライブにお邪魔しました。
お話の内容は、「ドライヤーが壊れたのでインスタのストーリー投稿で「いいドライヤーないですか」と投稿したら、いろんな人が紹介してくれていいドライヤーが見つかった」というお話でした。
これまでだったら、「どうしよう、いいものを自分で調べなきゃ」と足踏みしてたところを、思い切って「いいものないですか」と行動に起こしたことですごくいい結果が得られたということでした。
要は「自分でなんとかしなきゃ」という行動にとどまるのではなく、「頼る」ということを行ったことでいい結果を生んだという気づきでした。

創業する時や会社経営においても「頼る」という行動は大事なのだと思いまして、本日のテーマとさせていただきました。

1.なんで創業する時に「頼る」ことが大事なのか

「頼る」の反対が「自立する」とか「自分でなんとかする」ということなのだと思います。もちろん、自分で調べて自分で考えることも大事ですし、何でもわからないことを人に一から聞くのもいまいちだと思います。
しかしながら、たとえ、小さな会社や個人事業主であっても、経営するには自分の力だけではどうにもならないことってないでしょうか。
どうでもいいことであればほっておいたらいいのですが、それが経営上、重要なことって大いにしてあります。自分でなんとかせなあかんと行動を狭めている間に、傷が広がるということがあります。
そういうときは「頼る」のです(だって、自分では限界がありますから)。

加えて、自分の不得手な部分を「頼る」ことによって(外部委託したりするんです)、自分の得意なことに時間を集中できるのも「頼る」べき理由ですね。

2.創業においてどんなことを「頼る」のか

①売上で頼ること

・この商品を売りたいのだけど、いいアイディアないのか意見交換してくれないか
・いい商品あるのだけど、潜在顧客を紹介してくれないか。
・ぶっちゃけ仕事がないので仕事ください。

②人で頼ること

・いい人紹介してください。
・受注がたくさんとれたので、この仕事手伝ってくれないか。
・事務員と相性悪いのだけど、どんな対応があるのかアドバイスくれないか。

③経営ノウハウで頼ること

・集客方法や品質管理方法を体系的に学びたい。
・このビジネスプランどうか意見聞かせてほしい。
・どんな広告方法があるのか教えてほしい。
・より○○管理を学びたい。

④事務で頼ること

・経理や確定申告になると眠れない、胃が痛い。何とかならないか。
・いい事務用品がないか教えてほしい。
・いい弁護士や社労士いないかなあ。
・ファッションや事務所レイアウトやプロフィール写真もちゃんと整えたいけどアドバイスほしいなあ。

⑤お金で頼ること

・事業をやるのにお金がかかるがどんな資金調達方法があるのか。
・銀行からお金を調達するには何をしたらいいのか教えてほしい。
・クラウドファンディングやるから興味あればぜひ。
・(お金貸してくださいはあまりいわんほうが・・・)

などなど、あげたらきりがないですが、自分でなんとかすることに限界を感じたら、頼ってみることです。
もちろん、頼るのにお金がかかることもありますし、頼られるのを嫌がる方もいらっしゃいます。相手にも配慮し、頼ることが大事です。

3.創業時、自分はここに「頼らせて」いただいてやってこれている。

私自身は監査法人で18年間サラリーマンをしていました。
個人事業主として一からスタートするにあたって、サラリーマンではわからなかった壁にはぶちあたります。

私の場合、特に大きいのは「売上」です(私の場合は、スモールスタートの会計事務所ですから、「人」の悩みや「お金」の悩みは他業種よりは低いのだと思います)。
これについていえば、「最初は売上ありませんから、仕事ください」ということで、いろんな方が手を差し伸べてくれました。時には紹介もいただいたりで、売上に大きな不安なく過ごせたことに大いに感謝しています。一人だけの世界にとどまっていれば、今頃廃業してたと思います。

あとは、経営ノウハウとして、いろんな経営塾で学ばせていただきましたし、今も経営塾に参加すると気付きを得られます(冒頭のインスタライブも経営塾に参加されている方のものを閲覧しました)。
売上のもととなる経営ノウハウをいろんな方に頼ることで得ることができています。

4.「頼る」リスト作ってみたらどうか。

これは本当の話ですが、私自身も創業時に「頼る」リスト(そんな名前ではなく、人脈リスト)を作っていました。
困ったときに誰に頭を下げに行くのかをリスト化していました。
創業時の事業計画や融資でも重要なことってありまして、ただ「この商品は素晴らしいから売れると思っています」だけではなくて、「こういう顧客がいる、潜在顧客がいる、紹介してくれそうな知り合いがいる、サービスに相談のってくれる同業がいる、関連サービスを提供してくれる方がいる」などの人材リストが具体的にあれば、金融機関への説得が増します。場合によっては創業融資で作ってもらうことがあります。
こんな感じの一例が挙げられます(これが絶対ではなく、個々のニーズでカスタマイズできると思います)。

頼るリスト(人脈リスト)の例

創業において「頼る」ことが大事なことを本日は投稿しました。
個人事業主でも「確定申告」や「資金調達」は悩みが多いと思います。ネットでいろいろ自分で調べられますが、専門家に相談することも有用と思います。
創業などでご興味持たれた方は相談いただければと思います(いつものように、押し売りはしませんので)。


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