「●●で使った費用合計知りたいなあ」と思ったときのfreeeのメモタグ活用法
こんばんわ、皆様と一緒に成長していく公認会計士・税理士のガッツです。
事務所移転の準備を進めておりますが、大きなものから細かいものまでいろんな費用が発生しています。
「事務所移転の費用は結局いくらかかっているのだろう」という疑問は、経営者であれば多かれ少なかれでてくるのではないでしょうか。
僕はfreee上、このようにして事務所移転費用を簡単に一覧にし、集計できるようにしています。
1.プロジェクトやイベント固有のメモタグをつけることから始まる。
プロジェクトやイベントで●●の費用一覧を知りたいとします。
「事務所移転」の費用を一覧集計したいのならば、このようにそれぞれの取引に関連するメモタグをつけます(このケース、移転関連費用)。
2.取引の一覧画面から条件を指定すれば、該当するものが一覧化、集計される。
取引の一覧画面から検索条件をいれたら、事務所移転に係る費用が一覧で出力されます。そして、集計もされます。
現時点の金額合計もわかるので、非常に便利です。
あとは、今後かかる見込みの費用を足せば、おおよそ事務所移転経費はいくらかとはわかります。
3.メモタグであるべき。品目ではいけません。
集計に使うタグはメモタグであるべきです。
品目でも上記2のような検索は確かに可能です。
しかしながら、品目でこのようなことをすると、以下の弊害がでます。
・未払金で買った場合とかは、●●品目でいくらという残高情報がいつまでも引き継がれます(このケースは移転の費用を集計したいだけのはず)。
・品目タグは1取引、1つしかつけれません。他の軸で品目タグを使っていると、移転関連費用のタグは付けれません(メモタグは複数指定が可能)
事務所移転を例に挙げましたが、●●プロジェクトとか、●●イベント、●●パーティといった特定のものの集計をしたい場合、上記の運用は非常に便利ですので、活用されてはいかがでしょうか。