個人事業主や中小企業だからこそ「高額商品」をもて!なんでだろう。
こんばんわ、皆様と一緒に成長していく公認会計士・税理士のガッツです。
12月で皆様バタバタしておられる方も多いと思います(なんか、リスケ依頼されるのが僕の周りでも多い)。
僕も例にもれず、noteの更新もストップしておりました。
1年の振り返り時期でもありますが、いろんな人とお話したり、記事を読んだりしていると、印象的なフレーズやよく聞くフレーズがいくつかありました。
印象に残ったことを紹介したいと思います。
今日は、「中小企業や個人事業主であるなら高額商品をもて」ということです。
1.高額商品をもつということを聞いた時に僕が思ったこと
正直なところ、高額商品をもつべきということについて、本当にそうなのかなあと思ったところです。
特に創業したてや、売上が軌道にのらない時は、高額商品といってしまうと、なんか罪悪感があるというかそんな感覚になる気持ちもわからないくもないです。
しかしながら、冷静に考えると、高額商品を軸にしないと、特に中小企業や個人事業主って厳しいんじゃないかなあと思ったところです。
2.高額商品が経営上重要と考える理由その1:集客のハードル
1000万円の売上を目標にするとして、1万円の商品を売るのと、100万円の商品を売るのだとすると、それぞれ、1000人、10人集客しないといけません。
特に規模の小さい会社や、創業後だと、1000人集客するのってものすごく大変じゃありませんか(というより、ここまで集客にかける時間やお金ってありますか)。
逆に10人だと何とかなりそうな気がしませんか。
集客のハードルを下げる意味でも、高額商品って中小企業にとって重要なのです。
3.高額商品が経営上重要と考える理由その2:大企業と真っ向勝負してどうするの
1万円の商品と、100万円の商品だと、一般的には後者のほうが価値は高い(オーダーメイドの価値)と思います。
前者は、一般的には価値は低く、マネしやすい商品なのだと思います。
正直、前者のような商品を作るのであれば、大企業のほうが合理化して作れますし、もっと安く作れるのだと思います。
そうなれば、1万円の商品で勝負しても、あまり集客できない(大企業に流れる)のだと思います。
中小企業だからこそ、自分にしかできない高額商品をリリースするべきなのだと思います。
4.高額商品が経営上重要と考える理由その3:安い商品で勝負すると安い価値を求める顧客対応がメインとなる
高額商品の価値をきちっとわかる顧客は、周りにいる人も、そういった価値が分かる人が相対的に多いです。
逆に安い商品の価値をメインとする顧客は、周りにいる人も、そういった方が多い傾向があります。
例えば、「無料(安値)で税務相談のってくれるから紹介するよ」みたいな紹介の仕方を、周りの方にもしたりします。
高額ではない商品で顧客を増やしても、時間は使えど、なかなか利益は増えない(安価を求める顧客は増える)ことになります。
「紹介」してもらうにせよ、高額商品の価値をわかる層を取り込んでいくべきなんです。
5.高額商品に罪悪感を持つ元は?⇒これが高額商品を作るポイントでもある
税理士顧問の年間契約も、いわば高額商品の一つと思います。
僕も正直に罪悪感を持つことがあります。
これ、自戒の意味もありますが、罪悪感を感じるのはなぜなのか?
・高額商品の価値であるビフォーアフタを顧客にきちっと示せていない
・なんとなくどこにでもあるサービスを紹介している(顧客にとって最適な提案をできていない)
・自信がない(自信がないことを受け入れていない)
あたりが理由ではないでしょうか。
これ、実は高額商品を作るポイントでもあるんです。
要は、自信をもって、どういうターゲット層に、どういう価値(僕のサービスをうければこんなアフタが手に入る、こんなメリットがある)を自分なら提供できるのかということがクリアできれば、高額商品を罪悪感なくリリースできるということなのだと思います。
いろんな方が「高額商品」の重要性を語っていましたので、僕なりに解釈をお伝えしました。
自戒も込めて、記事にしてみました。