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システム開発で大事にすること⇒これっていろんなことに通じている

こんにちわ、皆様と一緒に成長していく公認会計士・税理士のガッツです。

昨日は18時まで大阪市で仕事をし、家に帰ってから、公認会計士協会の研修を受けていました。
申し込んでないんだけど、URLが送られていた(なぜ?)ので、何かの導きだろうと思い、受けてみました。

テーマは、システム開発のプロジェクト監査における留意点というものでした。

感想は、非常に目から鱗でしたね。

1.システム開発でよく送る失敗事例

・要件や設計のドキュメントがない
・依頼元と、開発先と、開発先の下請けの連携がうまくいっていないから収集がつかない
・いつまでたっても納期遅延ばかり
・要件が膨らみまくって、費用膨大、収集つかない
・きちっと検証していない(依頼元が特に)
・結局、業務に役立たないシステムがリリース(やたらスプレッドシートの運用がでる)

2.システム開発でよく出る失敗を起こさないために必要なこと

いろいろ印象に残ってたことを言われてましたね。

・きちっとドキュメントを残す、徹底的にレビューをする
・システム開発の成功は最初で4割決まる(上流のプロジェクト計画とか要件定義)。だから、企画や要件に時間をかけるべき
・要件を膨らましたらいいもんじゃない。これというリスクを3つにしぼって、それは何が何でもつぶす。要件の優先順位付けが非常に重要
・要件を膨らまさないために、ユーザ要件の凍結時期を明確に。
・ベンダーや当事者ではない第三者的な視点をいれる

3.監査やコンサルをする立場で重要なこと

これも印象に残っていること言われてました。

「監査人やコンサルタントは解決策を自ら見つけるのではなく、質問や対話をしながら、プロマネや当事者に自ら気付かせるということ」というのが役割

監査人やコンサルタントはどうしても、解決策を出すというほうにいくのですが、相手の自浄作用をどう引き出すかというのが重要ということですね。

4.上記2や3のことはシステム開発に限った話ではない

上記でいったことって、システム開発のことだけではなく、税理士業務もそうだし、個人事業やるにも重要ですよね。
・きちっと記録残す
・なんでもかんでもほしいじゃだめ、その優先順位をつける
・前もって、早い段階が特に有効
・第三者の視点もいれる
・コンサルは解決策を見つけるのではない。相手の自浄作用をどう引き出すか

僕にとってはジャストタイムな研修でしたので、シェアします。

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