映画に関するあれこれを語る日記 4/11
昨日の「キネマの神様」を読んでいたらいろいろ自分にとっての映画体験を語りたくなってきたので今日はそういう日記に。
実は、初めて映画館に入ったのは3~4歳の頃で、「不法侵入」でした。あんまりよく覚えてないのだけど、たまたま一緒に遊んでた少し年上の女の子(その後すぐに会わなくなったから、近所に住んでたというよりは親戚の家に来ていた、くらいなのかもしれません)が「映画館行こ!こうやってこそっと行けば入れるんだよ!」と連れてってくれました。カウンターくぐりぬけるかなんかして(もちろん)お金も払わずに。親が言うには、わたしと年子の弟が「よそから来た子にそそのかされて、いちばん前に座ってすまして映画見やったからそらもうびっくりしたわ」だったそうです。映画館の中には赤いカーテン、黒い木のカウンター、壁も赤い布張りだったような記憶が。わりとすぐになくなってしまった映画館なので今となっては確かめるすべもありません。
その後親に連れてってもらったのは、「東映まんがまつり」かなあ。初めて自分でお金を払って行ったのはたぶん「宇宙戦艦ヤマト」3本立て。あと当時大好きだったさだまさしさんの「翔べ!イカロスの翼」という映画がどうしても見たくて映画館に電話かけて「やりますか??」と聞いた記憶が。(無事に公開されて、学校からみんなで映画を見に行く「鑑賞教室」という催しの作品に選ばれて学年のみんなでも見ました…)
高校時代、1年で先生とケンカしてやめた演劇部のかわりに入部したのが「映画部」でした。年に1~2本の作品(といっても基本ドキュメント。活躍している部活の取材とか、留学生の方のインタビューとかの記録映画ばっかりでした。3年の文化祭のときに初めてオリジナルな劇映画撮ったのも懐かしい思い出…)を撮ることと、学校からお金出してもらって「鑑賞」、くらいしか活動ありませんでした。そこで見に行ったのが「E.T」でした。
この頃はたまに授業さぼって映画館行ってました。いちばん印象的だったのが「トッツィー」。売れない役者のダスティン・ホフマンが女装して役をもらって売れちゃうんだけど…という話で、最後に正体をばらして男の姿に戻って彼女の前に現れる、その佇まいがめちゃくちゃカッコよくて初めて映画スターに惚れました。あと、今もたぶん生涯ベスト1映画だと思っている「フラッシュダンス」も授業抜け出して行ったなあ。大好き。今も気合入れて自転車こぐときの脳内BGMは「What a Feeling」。
Take your passion
And make it happen
て胸に書かれたTシャツ、去年買いました。ふふ。
大学に入って上京して、初めて行った映画が「銀河鉄道の夜」、ますむらひろしさんのアニメのやつ。同じクラスだった男子とたまたま電車で一緒になって、「映画でも行きませんか」「いいですよ行きましょう」と見に行ったら、その後その男子と「つきあってる」ことにされてしまい「なんで??映画行っただけやん???」と混乱を極めた思い出。もしかしたら今誰かと映画を見ることが苦手なのはその痛い記憶のせいなのかしら。笑。
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まだまだ語りたいけど長くなりそうなのでこの辺で一旦〆ます。
つづく…(たぶん)
↑見出しの写真は先週訪れた長野の映画館。歴史のある建物でした。宇宙戦艦ヤマト3本立てを見たのもこんな感じの映画館だったなあ。今はもうない。
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