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久しぶり

〇週連続更新、が途絶えたかなあ。

今日は(も?)映画を見に行ってきました。昼に近場で「ミッドナイトスワン」を。三回目。「追いスワン」です。なんとかデイでもない平日の昼間にもかかわらず、ほぼ満席。どうせがらがらだろうと思って予約もしないで10分前くらいに映画館着いたら、はじっこの前の方しか空いてなくて、微妙に画面歪んでるとこで見ました。

なんだかレビューの多さは群を抜いているようですね。

人の感想を読むのは好きです。そして世の中にはいろんな感性の人がいるなあと。今回、先に小説版を読んでしまったのは「映画を見る」上では良くなかったのかなという気もします。あの役にはこんな背景があって、という予備知識持ちすぎで見たから、映画に描かれていないシーンを補完しつつ残念に思ったり。

でも、何度か見ているうちに最初「?」と思った箇所は台詞を聞き逃している故だったり細かいとこを見逃しているせいだということがわかってきます。ちゃんと、映画として成立している。本当は、一回見ただけで理解できなきゃいけないだろうに。(本当ならば全員が一回見ただけで理解出来なきゃいけないのかもしれんけどそんなに「わかりやすい」ものである必要もないですよね作品って。)

映画でも演劇でもそうですが、「わからないこと」を考えるのって楽しいですよね。あのシーンはなんだったんだ?という。最近映画を数多く(当社比)見るようになって、最近の作品でもそういう「わけのわからなさ」のあるものが存在していることが嬉しいと思います。鴻上尚史さんがよく「最近はわかりやすくないと拒否される」みたいなことを仰っていますが、そうでもないぞ?と思います。(そういうものが「受け入れられていない」現実はあるのかもしれませんが)

トランスジェンダーの役はトランスジェンダーじゃない人にさせるな、みたいな論調もありますがこれってトランスジェンダーの人はトランスジェンダー以外の役はやらない、ってことなんでしょうか。そんな自分の首を絞めるような意見ってどうなんでしょう。最近Twitterで「よその国ではオーディションを受ける際に年齢も性別も申請しない、その役に見えればいいから」という投稿を見かけて、それはすごい納得出来る理由だなと思いました。

思うところはいろいろありますが…まだ本格的なネタバレはやめときましょう。うむ。

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そして今日もハシゴ。

もう一本は「ようこそ映画音響の世界へ」。絶対見たかった。
そして、めっちゃくちゃ良かった!映画に詳しい人ならもっと楽しめたはず。そこらへんもったいないのかもしれませんが、詳しくなくても大丈夫でした。人間ってすごい。技術ってすごいわ。

これ、ある一瞬から「目が覚める」のが楽しいの!そっか、そういうことか!と。そのあとはもう圧巻。

めずらしく真ん中の席に座ってみた。正解だった、と思う。(普通は通路際が好き)

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先週から今週にかけて「観劇週間」でもあるのです。でもこの感想はまた今度まとめて。

上の写真は我が家のリビングの日常。片付け途中はこうなる。隈なく鹿。

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