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春休み日記最終回 4/8 「ほとびかすvsうるかす」

明けて9日から仕事。

正式にはまだ勤務ではないけど、年度頭の説明会というか研修みたいのがあってそれから勤務校へ。ついでに多少のお仕事はするかな。片付けくらい。

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さて。

タイトルにもつけた「ほとびかす」と「うるかす」問題。

たとえばご飯を食べてご飯つぶが固く乾いてこびりついてるお茶碗を水に漬けてそのご飯つぶをやわらかくさせる作用、あるいは干しシイタケを水につけて戻す際の動作、についての名称の話です。

和歌山県南部地方で生まれ育ったワタクシは「ほとびかす」と言います。

夫の一家(もう今は義父義母いませんが)は「うるかす」と言います。たぶんこれは義母の育った北海道の言葉。

たぶんどっちも標準の日本語ではない、と思います。

夫一家は当時(結婚当初)標準語だと言い張っておりましたが、そしてワタクシは意味を推測出来ますが、それは方言です。北海道か東北の。
ほかにも「ながまる」という謎の言葉がありました。足を伸ばして座る、くつろぐ姿勢を指すようです。足を抱えて小さくなるイメージの「丸まる」ならばニュアンス理解できますが「長く伸びる」+「まる」の語尾感の不釣り合い加減が気になって、「ながまる」は今も謎だとしか思えません。

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話がずれましたが「ほとびかす」ですよ。

標準語だとなんていうんだコレ。「ふやかす」?

うーん。なんかちょっと微妙に違うんだよな。「ふやかす」は水を含んで増えてふくらむイメージ。最も浮かぶのが「粉ゼラチンを水に振り入れてふやかします」だからか。
「ほとびかす」は、水には漬けるんだけど、ゆるむんだけど増えない感じ。

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軽く調べたら、「ほとびる」というのは古語としても存在していて、「涙で干し飯がほとびた」みたいなのがあったそうです。「うるけた」じゃないのよ。こっちのほうが昔からの由緒正しい表現なんだわ。

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と、朝。

今日から弁当も再開。高校3年生になった次男、今度は本当に最後の弁当の年です。早いな。いやでも長かった。初めて長男に弁当作ったのは幼稚園に入った1999年のはず。

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そんな感慨に浸ってたら遅れる。
↑の写真は土曜日の近場花見。これは車の中から撮ってます。その方が視点が道の真ん中。歩いてこの場所には行けない。

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追記。

4/8でnote参加まる5年だったのですね。はや!


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