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他社と共催イベントをやってみた(やり方・意義)

これまで、自社の主催でのイベント、京都産業大学との共催でのイベント、コワーキングスペース催イベントでの登壇など、色々な形のイベントで自社のサービスを紹介してきました。
この note でも色々紹介しています。

共催といっても登壇してもらうので、「共催」という形を取っているイベントでして、完全なる「共催」のイベントはまだやったことがなかったのですが、昨年の10月にはじめて、他社との完全なる「共催」のイベントをやりました。

TOA株式会社様、株式会社otonoha様との共催になります。
それぞれ、企業の中で新規事業をやっているメンバーによる「働く場」「音」をテーマにしたイベントで、たくさんの方に興味を持っていただけました。

▼背景

このイベントの背景になったのは、株式会社otonoha様の竹本さんが私が主催したイベントにご来場いただいたことがきっかけです。

↓ こちらのイベント

お互いに企業の中で新規事業を立ち上げてて、更には「音」の領域で事業をやっているので私のイベントに興味をもっていただきました。
私もotonoha様の事業や、竹本さんの事業立ち上げにとても共感もしまして、イベントの後にも何度かお話させていただき、一緒にイベントをすることになりました。

イベントから生まれたイベント、になります。

▼イベントまでの流れ

共催イベントは2社でやるので、調整事項が多くそこは大変だと思います。
実際にイベントまでの流れはこんな感じで、それぞれ打合せを実施した感じです。

  • 企画MTG(3~4ヶ月前)

  • 目標や具体的な内容の設定(2ヶ月前)

  • イベントページの作成(1ヶ月前)

  • 登壇資料、広報チェック(2週間前)

それぞれどんなことをやったかご紹介します。

◯企画MTG

まずは、企画MTG。
どんなイベントにやるか?しっかり考えます。
今回は、それぞれの会社の強みを分析し、また、届けたいお客様をしっかり話し合いました。

話し合いの結果、お互いの事業としてキーワードである、「働く場」と「音」をテーマにするイベントに決めました。
TOA様、otonoha様はオフィスでの音を使ったソリューションを、我々リコーはオンライン会議での音を使ったソリューションを手掛けています。
オフライン、オンラインは違えど、お互いの目指す方向は同じで、共催でイベントを実施できる関係でした。

企画MTGの前に、なんとなく一緒にやれると思っていましたが、実際に話し合い、まとめていくとより具体的になります。

◯目標や具体的な内容の設定

次にもう少し具体的な内容を話す機会を設けました。
ここでは当日の話す内容をアジェンダレベルで時間配分含めて検討しています。
私達のイベントのアジェンダはこんな感じした。

  • イベント趣旨説明

  • 各社企業紹介

  • 各社サービス紹介・デモンストレーション

  • 音に関する視点からディスカッション

  • 皆様に実際のプロダクトを触っていただいての体験会

  • point 0 marunouchi の見学(希望者のみ/ショートバージョン)

サービス紹介だけでなく、ディスカッション、体験会を入れていました。
来場いただいたお客様とコミュニケーションを取りたかったためです。

目標としては、お互い新たなリードを創出することです。
これ以外ないかと思いますw

◯イベントページの作成

イベントの概要がまとまってきましたら、イベントページの作成です。
今回はPeatixさんでページを作りました。

イベントページに記載することはこんな感じです。

内容:
対象:
タイムスケジュール:
プロフィール:

です。
対象を明確に記載するのがポイントです。
また、バナーもしっかり作ったほうが他のイベントと紛れないので無難だと思います。

◯登壇資料、広報チェック

それぞれ資料を作成したら、各社広報チェックをするようにしてください。
また、できれば先方の登壇資料は事前に見せてもらうとよいと思います。
それによって話す内容を変えたり、繋げたり。
一緒にイベントを作る気持ちが大切だと思います。

▼共催イベントの意義

他社と共催イベントをやってみて、感じたことはチャネルが広がることです。
普段リーチできないお客様が来ていただけるのは事業的にとてもありがたいことでした。

また、他社のやり方を間近でみることができるのも大きかったです。
今回一緒にイベントをやっていただいた株式会社otonoha様は、たくさんのイベントを主催しており、そのノウハウをたくさん持たれています。
それを学べたこともとても大きい収穫でした。

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