貧乏神が登場しない桃鉄!? 2022年12月18日にセミナーが開催【第1回 桃鉄 教育祭り!】
KONAMIが2023年に教育機関に無償提供を予定している 「桃太郎電鉄 教育版 ~日本っておもしろい!」。 その先駆けとして、2022年12月18日に教育関係者向けのセミナーが開催されました。
なぜ桃鉄が選ばれたのか
それは『日本発のゲームで教育版マインクラフト のような教育ツールとなるゲームを作りたい』 という思いがもととなったようです。
教育版ということもあり、スペックは学校で使用されるタブレットで 快適に動作できる範囲で作られていて、そのための研究に3年近く要しています。
貧乏神が登場しない
いじめやケンカの遠因になりかねないという理由で 貧乏神が登場せず、攻撃系のカードで特定のプレイヤーを狙い撃ちできないように対象がランダム選択されるようになっています。(この2つ以外は基本的に従来の桃鉄のまま)
他にも、学びたい地方に限定してプレイできるモードや ランドマークなどの地理情報を表示する機能が搭載されており、 教育現場向けに仕上げられています。
教育関係者にかなり好評
実際に、地理以外に算数や国語の授業にも役立つという声が上がったそうです。 具体的な例としては、小学4年生の娘さんと家庭学習で利用した際、 ゲーム時間に区切りがつけやすく、貧乏神がいないことでやる気をなくすこともなく 楽しみながら学習ができたらしいです。
さらに今まで身につかなかった県庁所在地を覚えたり、苦手な算数に興味を持つなど 具体的な学習の成果が感じられたそう。
他には、学校でコミュニケーションツールの一環として取り入れた例もあり、 マルチプレイでケンカがおきないか懸念があったそうですが、ケンカは起きず多くの児童が好意的に受け入れたとのことです。
教育版桃鉄はサービス提供後も、定期的にアップデートを行い改良していく予定です。
まとめ
貧乏神が登場しない桃鉄
学びたい地方に限定してプレイできるモード
ゲーム時間に区切りがつけやすい
書いた人 ナナサイ
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