Cyberpunk2077 ふんわりあらすじプレイ日記3
今回もネタバレ全開、そしてふんわり。もうクリア済みだがプレイ時を振り返っていく。
ひょんなことから50年以上前に死んだジョニーという男の人格データを取り込んでしまい彼と脳内同居することになった青年・V。あと数週間程度でジョニーの人格に上書きされVは消滅してしまうのでそうならない方法を探す。
「ヴードゥー・ボーイズ」というギャングのボスに会うため、部下のプラシドさんと出会う。プラシドはこの世界では違法となっている鶏肉の販売をシノギにしてるらしい。人間にも感染する家畜ウィルスが危険なため、合成肉ばかり食べるのが普通になっている。果物もたまに出てくるけど高価。
プラシドさんは母語がハイチ語なせいかややカタコトに重々しく話す。こういうキャラって誠実で頼れる奴なんだよね~と思ったりしたがそんなことはないと後に裏切られる。体格が似ているからジャッキーを勝手に重ねていた部分もあったんだが……。プラシドさんはヴードゥーの同胞に対してなら確かに頼れるいい奴かもしれないが、Vはあくまでも情報欲しさに寄ってきたよそ者でなんの義理もないからプラシドさんには甘さなどない。
ヴードゥーたちの拠点があるのはパシフィカという地域。そのそばには、未完成のまま廃棄された巨大モールがある。その空のモールに最近、「アニマルズ」という別のギャングが住み着くようになった。アニマルズは脳筋集団なのだが、似つかわしくない高度機材を積んだバンを守るため集まっているという。恐らくはバンの持ち主に雇われてモールにいる。モール内で一体何をやっているのか、それがヴードゥーには気がかりだった。
ヴードゥーのボスに会わせてもらう条件として、バンを調べろと命じられる。Vは死にかけなのにみんな情け容赦なくお使いさせるね。偵察中はプラシドと通信して指示される。プラシドとつながっていることに関して「これ以上頭の中の住人増やすのか?」というジョニーのぼやきがちょっと面白い。
モール内を進むメインジョブは「I WALK THE LINE/まっすぐ突き進め」というタイトル。アニマルズが脳筋なためかステルスが上手く行き、簡単に内部に入れた。背後から首絞めて気絶させ、他の敵にバレないように体を運んで一箇所に集める。しかし、モール内のバン付近にきてから、どうやってこっそりバンに近づけばいいのか迷いまくりしばらくグダグダする。
アニマルズの脳筋モブ女子。モール内の1回目の死は彼女によって迎えた。パワー系に見えてスピードもあるよ。アニマルズは薬物による身体強化が特徴。機械化することで細身の体と強さを両立しているキャラもいる世界だが、アニマルズはドーピング筋肉で逞しい外見の人が多い。全ての女性キャラが筋肉ゴリラなのは嫌だけど、たまにはゴリラ女子も欲しいよね。
アニマルズたちに見つかって長く銃撃戦をやることに。でもどうにかバンに接続して、モールのどこかに「ネットウォッチ」がいるのでそいつを探すことに。よくわからんけどネット上で活動する人。その後また死んでしまい、バンに接続する前に戻され、またグダグダ。上手いことステルスでバンに近づことに成功し、銃撃戦を回避して次に進めるようになった。
うろうろしてたら、アニマルズのボスであるサスカッチさんが登場。ボスキャラ。先程のゴリラ女子より更に巨体なハイパーゴリラ女子である。攻撃しても「ひるみ」がなく一直線に向かってきてかなり怖い。手榴弾投げるとひるんでくれるから、Vに攻撃力が足りなかっただけかな。発売前から彼女はボスキャラとして登場人物紹介されていたことを後で知る。
「サスカッチを倒せ」という指示が出るのだが、画面上では相手の名前は「マチルダ・K・ローズ」と表示される。マチルダさんの愛称がサスカッチってことらしい?? プレイ中、二人は別人なのかなと思い、マチルダさんを倒した後で更にサスカッチって奴を倒しにいくのかーなどと思っていた。サスカッチは背中に紫の機器を取り付けておりそれが弱点なのだが、全く気づかずにがむしゃら特攻した。
サスカッチは馬乗りになって殴りかかってくるみたいなモーションもある。巨乳。
サスカッチ戦の終盤で彼女が固まって攻撃をしてこなくなった。恐らくバグ。ブラシドがなんかネットバトルしてるようなので、ブラシドが彼女の動きを制御してくれてるのか?と思ったが、他の人のサスカッチ戦動画を見る限りではそうではないようだ。
サスカッチを倒し、アニマルズたちが守っていたネットウォッチのもとへ辿り着く。近づく際に、プラシドとの回線をネットウォッチに切られてしまう。ヴードゥーは誠実さのかけらもないから寝返れ、というようなことをネットウォッチに言われる。ヴードゥーが油断ならぬ人物というのは後々わかってくるのだが、この時点では知らないし、ヴードゥーがダメだからといってこいつが頼れる奴なのかも怪しい。
ネットウォッチの言い分によれば、ネットウォッチはヴードゥーとネットバトルして勝利し、ヴードゥーのボスであるブリジットさんの精神を凍結させてる状態(?)。ヴードゥーの、バンが気になるから見に行けというのは大嘘で、ボスを救わせるために使いに出した。そんでもって、プラシドはVと接続する際にウィルスをVに流し込み、全て完了した後にはVもネット越しに殺害する手筈だった。
ジョニーはネットウォッチの言い分はハッタリだと切り捨てる。ジョニーを信じてネットウォッチを殴り、彼のネット工作を修正した途端、Vはネット攻撃を受けて倒れる。ネットウォッチの発言はハッタリではなく真実で、ヴードゥーに攻撃されたのだった。普通なら死ぬはずのところで、実際同時に攻撃を受けたネットウォッチは死んだが、Vは<Relic>のおかげでなんとか生きていた。プラシドひどいよプラシド。だが悪いことばかりではない。ヴードゥーのボスが開放されたので、会いに行って<Relic>にまつわる話を聞ける。
ネットウォッチのパソコンを調べたら、エヴリンさんとのやり取りが見つかった。エヴリンさんはヴードゥーに依頼されて<Relic>のことを知り、GETすればヴードゥーよりネットウォッチの方が高く買い取ってくれるんじゃないかと交渉してたみたいだ。
ヴードゥーのところへ戻る。プラシドを殴る選択肢を選びたかったが、「がっかりしたか?」の方を選んでしまった。あー殴りたかった。
ようやく、ヴードゥーのボスであるブリジットさん登場。アニマルズのボスを見た後だと、細身だね。恰好も普通だ。Vを殺そうとしたのはプラシドの勝手な行動だった、すまんすまんと謝られる。一応Vは彼女をネットウォッチから解放した命の恩人ということになるのだろうか、協力してくれることになった。
メインジョブ「TRANSMISSION/伝達」が始まる。地下施設へ行き、そこからサイバー空間にアクセスすることに。ネットランナーとかが潜り込んでる世界より更に深みへいくらしい。なんでVがそんなところへ行かされにゃならんのかと思いきや、それはVの中にジョニーがいるから。かつてジョニーの恋人のオルトという女性は優秀なネットランナーで、色々あって現在は「サイバーゴースト」になりサイバー空間を統べる存在となった。もしもオルトにまだ人間性があれば、恋人のジョニーなら彼女に接触できるかもしれない。オルトは無数の情報が飛び交うサイバー空間と一体化し全知のごとき者となったので、Vを救う方法も判明するかもしれない。
施設内にはネットランナーたちがおり、パイロットスーツみたいなの着ててセクシー。
サイバー空間へ行くために氷風呂に入らされる。神経にものすごく負荷がかかり発熱するため。未来世界なのに体を冷やす方法は原始的。序盤にサンドラ・ドーセットさんが氷風呂に入ってたのも似たようなことしてたからなのかな。
ブリジットさんがなんか難しいこと言ってるけどよくわからない。この世界のネット事情は現代から一続きにまっすぐ進化したわけじゃなく、一回大崩壊があった跡で再構築されて独自進化したらしい。また大崩壊が起きるかもしれないので、オルトと仲良くなっておきたいようだ。
ブリジットと一緒にサイバー空間へ。光点の連なりで描かれたような世界で、この光の粒がざわざわと常に動いている。ブリジットさんはジョニーの意識から、オルトに関するものだけ汲み上げる作業を開始する。
ジョニーの過去を覗き見る。メインジョブ「NEVER FADE AWAY/色あせぬもの」スタート。
時は2013年。ジョニーがライブやっているところから始まり、メンバーのケリー登場。ケリーはジョニーの過去に関するサブジョブを進めるとVも会うことができ、なんと恋仲になれる。このゲームだと「ロマンス」って形容するらしい。ケリーはゲイなので、男Vだけがケリーとロマンスできる。
恋人のオルトとの情熱ファックを見せつけられる。楽屋みたいなところでやってる。いいのか? 事後、甘い時間はすぐに終わり二人は喧嘩。先程ケリーにも怒られたが、ジョニーはステージで発砲する過激なパフォーマンスをキメたり、大企業アラサカを公然と批判したりする。ファンはジョニーのそういうところを好んでついてきてくれてはいるが、親しい者からすれば心配かつ迷惑なので、やめてほしいと言われる。
「おめーなんかただファックしただけの相手だから口出しすんな」みたいに罵倒する選択肢が数回出たけど、それは可哀想なので穏便な方を選ぶ。酷い選択肢が出てくるものの、喧嘩の上のことで、ジョニーはちゃんとオルトに好意を持っているらしい。怒ったまま飛び出すオルトを追っていく。夜道は危険だから家まで送るよ、みたいなことも選択できる。
noteって縦長の画像だと大きく表示されるんだな。路上にいたジョニーとオルトは襲われ、オルトは拉致されジョニーは気を失う。ジョニーは戦闘力けっこうあるのだが、相手が相当な手練であった。
ジョニーは多量に出血するも、無事だった。すぐそばでジョニーとオルトを眺めていたトンプソンという男がすぐに医者に運んでくれたおかげ。ジョニーはオルトとファックはしても彼女の素性をそれほど深くは知らなかったのだが、実はオルトは凄腕のネットランナーで、危ない仕事もやっていた。そのためにアラサカに狙われるようになり、記者で情報通のトンプソンに相談をしていたという。オルトを拉致したのはアラサカの者で、ジョニーはただの巻き添え。ジョニーはアラサカに特攻してオルトを取り返すと決意する。
アラサカ襲撃にあたり、ジョニーは戦闘力の高いローグを頼る。ローグとは昔付き合っていたが、ジョニーの女癖が悪すぎて破局。今カノを助ける手伝いを元カノにさせるというわけだ。ローグは渋っていたが、ジョニーを尾行していたアラサカの者が登場したせいで否応なく巻き込まれてしまう。
右にいるサンチァゴという男性も参加してくれることに。もちろんジョニーはちゃんと料金を払うのだが。サンチァゴのことを声優たちは「サンチアゴ」と「ア」をしっかり発音して違和感。「サンチャゴ」と発音するところなんじゃないかな?Santiagoという綴りだから正確にはサンティアゴ?そんなに名前を呼ばれることもないのでどうでもいいところかもしれないが。
ジョニーの銃は近接攻撃で火を噴き、相手を火だるまにして一撃で倒すことができるので戦闘が楽しい。エイムが苦手だから体当たり戦闘できるのは良い。リロードする時に銃をクルクルっと無駄に回すのもかっこいい。無駄だけど。動画だとリロードシーン入れてなかった。
エレベーター内でローグさんの顔をガン見。銃をつきつけているわけではなくしまっていないだけ。青とか緑とか派手な色の化粧っていいよね。オルトがさらわれたのは2013年8月4日だが、その翌日の8月5日に彼女が囚われているアラサカタワーへ突撃。すぐ助けなきゃいけないのはわかるが、重警備のところへ行くのにフットワーク軽いな。ジョニーはライブを開き、密集したファンたちに向精神薬を撒き暴徒化させ、その混乱の隙にタワーへ。もっとファンを大事にしろよ。
オルトを見つけるも、彼女は既に息絶えていた。「ソウルキラー」が使われたのだった。右にいた研究員らしき男性はオルトの死亡確認前に速攻でブチギレジョニーに殺害される。
実はこの時点ではまだオルトは完全には死んでいなかった。本来ソウルキラーが発動すると元の脳が焼き切れて死ぬのだが、オルトはそこらへんに詳しい人なので事前に細工し、意識がサイバー空間に飛んでしまうものの、サイバーバトルの末にまた元の体に戻れるようにしていた。しかし、駆け寄ったジョニーがオルトにつながっている管を引き抜いてしまったため戻れなくなった。こうしてオルトはサイバー空間で生き続ける「サイバーゴースト」と化した。
正直ゲームやってる時は「ほーん」と受け止めているだけであんまりよくわかってなかったけど、2077に至るまでの前日譚についてはこのページが詳しい。TRPG版だと乱闘の中で機器が壊れたせいでオルトは戻れなくなったらしいが、2077ではより明確にジョニーの意思(変な管抜いてやらんと、という間違った行動)でオルトが帰らぬ人になってしまったんだな。
ジョニーが嘆く中でもトンプソンは報道するための撮影を続け、ブチギレジョニーに馬乗りで殴られる。え、ここでトンプソン撲殺されるのか?と思うぐらいに激しく殴られ続けたが、ローグの仲裁で止まる。
ジョニーの過去を覗き見るパートが終わり、メインジョブの表記が「TRANSMISSION/伝達」に戻る。Vはサイバー空間でジョニーと出会う。TRPGだとトンプソンは最初のアラサカ突撃後も仲間らしいが、2077版では殴打したこともあってそこで縁は切れたという。ジョニーは一度はオルトは死んだのだと思っていたが、その後サイバーゴーストとなったオルトに接触され、もう生身の体に戻るのは無理だがこっちはこっちでやってるので探すな、といったことを言われた。それでも彼は諦めきれずに、再びアラサカへの突撃を考え、前回から10年後の2023年に二度目の凸で死んだ。
ジョニーのローグへの発言がわりとクズ。でもこういうオラついた男がオラついた女には受けるのだろう。ジョニーのいる空間を離れ、ブリジットのいる空間へ戻る。ブリジットはジョニーのオルトにまつわるデータを収集し、それをエサにオルトを呼び出すことにする。セックスシーンも収集されたのか。オルトは「ブラックウォール」というものに隔てられた、サイバー空間の深層にいる。ブラックウォールを超えられるのはごく一部の猛者だけであり、オルトが初の存在である。
Vはまたジョニーのいる空間に飛ばされ、そこでオルトと対面。オルトはサイバー空間にアクセスして取り残された人やAIのデータを吸収しまくり、人を超えた存在となっている。喋り方も、神様とか数百年生きた妖怪とか、そういうキャラっぽい威厳ある冷たさ。本来なかなか会えない彼女がブラックウォールの向こう側とやらから出てきてくれているのは、ジョニーへの情なんだろうが。
ソウルキラーで抜き取った人格データのことを「コンストラクト」という。現在、Vとジョニーのデータは混ざりあった状態。その中からVのデータを個別にコンストラクトにして、再度Vの体に戻す、という方法でVの体をVだけのものに戻せるはずだとオルトは言う。「救うために一度殺すってわけか」とVは言う。
初期はあれだけ攻撃的だったジョニーが、Vを助けてほしいとオルトに頼む。この時点では好感度も低いのだが、基本的にジョニーは態度は悪くても若者の体を乗っ取って第二の人生楽しんでやんよwwwってキャラではなく、自分はもう死んでおりまた消えるのも当然だと思っているようだ。
オルトは広大なサイバー空間を好きにできているが、神輿は守りが堅くて中に入れない。一度はソウルキラーにかけられ神輿の中にいたが、そこから自力で脱出したオルトは相当にアラサカから警戒されている。現実世界で神輿を守っている技術者たちを倒して警備を緩めればオルトは神輿にアクセスしてソウルキラーを使えるようにしてくれる。Vはアラサカタワーに突撃しなければいけないわけだ。
オルトと話をつけられたので、現実へ戻りヴードゥーの巣から去る。ここでヴードゥーたちと戦闘もできるらしいが、戦わなくていい相手とはわざわざ戦いたくないし嫌味だけ言った。ブリジットさん強いのかな。2周目では戦ってみるのもアリだな。
今回はここまで。