Cyberpunk2077 ふんわりあらすじプレイ日記1
ふんわりというのは「まだ途中までしかプレイしてないので色々間違ってても許してね」という甘えの姿勢。メインキャラの生死などネタバレ全開になる。
主人公・V(ヴィー、ヴイ)はこんな外見にした。黒い肌の男性キャラ。男性的な外見にしつつ女性器つけるというのも可能だが、普通に男性器にして大きめのをつけた。
爪は色ついてない状態がよかったのだが、素爪の選択方法がよくわからなかったので比較的ナチュラルな色にした。どうせなら髪色と同じ派手な青が良かったかもしれない。「せっかくキャラクリしても一人称視点だからあまり意味がない」とよく感想で言われているが、手はよく映るので爪色重要だった。
出生は3種類あるうちから選べるのだが、「ノーマッド」にした。定住せずに移動しながら車の中で暮らす遊牧民。基本的には群れて行動するらしい。渋滞しそう。しかしVは人間関係が上手くいかなくなったので、遊牧民をやめて「ナイトシティ」という大都市へ行こうと考える。田舎者が上京するみたいな流れ。ノーマッドは自由な種族、という風に説明文で書かれているが、内部にいれば色々としがらみはあるようだし、そこから逃れてナイトシティに行っても結局あまり自由にはなれない。
Vの行動は、遊牧民のクラン「BAKKERS」のワッペンを剥がすことから始まる。
ナイトシティへ向かいつつ、Vは運び屋の仕事を引き受けジャッキーという男と組むことになる。このジャッキー、めちゃくちゃいい奴である。初回の仕事で組むだけかと思えばその後もつるみ、相棒となる。周囲からはあまり頭の良くない乱暴者みたいに扱われているらしいが、言動はそこまで荒くれているわけでもお馬鹿さんなわけでもない。彼はナイトシティで庶民として生まれ育ち、虐待してくる父を高校生の時に家から追い出し以降は母子家庭で、母親思いで可愛い彼女もいる。クリスチャンらしく、たまにそれっぽい台詞を言う。「いい奴すぎて終盤で死にそう」と思った。
最初の仕事で運んでいたのはイグアナだった。この世界では30年ほど前に、つまり2047年ぐらいには絶滅しているのだが、実は好事家の間では飼育され取引されていたらしい。このイグアナはすぐに売り払われて以降は登場しないのだが、ひとまず仕事は完了し、親切なジャッキーはナイトシティでのVの住居を世話してくれる。プレイヤーのジャッキーへの好感度はぐんぐん上がっていってしまう。
上京……じゃなくナイトシティでの生活を始めてから半年が経つ。戦闘のための訓練を仮想世界で受けたりする。この世界の人たちは体を改造しまくるのが普通で、訓練用チップを読み込むとそういうことができる。訓練後、ジャッキーと共に人探しの依頼を遂行することに。
探す相手はサンドラ・ドーセットという女性。彼女は特にメインキャラというわけではないのだが、全裸で氷風呂に入っており乳首披露という登場のインパクトで印象深いプレイヤーも多いだろう。noteって乳首出していいのかわからないのでモザイクかけといた。サンドラさんはお金持ちのご令嬢だが、拉致されてこんなことに。脳を深くまでいじる時は負荷がかかって高温が生じるので原始的に氷風呂に入れるものらしくVも後々氷風呂に浸かる展開があるのだが、サンドラさんも脳いじられていたのかもしれない。サンドラさんはお金持ち用の救急救命保険みたいなのに入っておりすぐ助けを呼んで無事。
後に、サンドラさんが再登場するサブクエストがある。見た目はこうだが、吹き替えの喋り方など確かにお嬢っぽい。
この世界は日本人大富豪が暗躍していたりと、日本要素がかなり強く、サンドラさんの部屋も和のテイスト。メインキャラにも日本人が複数いる、良いキャラにも悪いキャラにも。
話を本筋に戻すと、サンドラさん救出後にVは自宅に帰る。Vの自宅は周辺の治安が悪そうだが、広くて住心地は良さそう。リビングから、くり抜かれたような寝室・バスルーム・保管庫などにつながっている。
次に、リパードクのヴィクターのもとへ行く。リパードクというのは、体の改造手術をしてくれる医者のこと。リパードクはあちこちにいるが、ヴィクターはメインキャラの一人のようだ。改造してもらってより強い「サイバーウェア」を身につけることで、ハッキング速度が上がったりジャンプ力が高まったりする。
敢えてこういう世界の中で改造せずにプレイしたい!と大志を抱いた人もいるかもしれないが、強制的に目と手を手術されちゃう。この手術費用はツケとなり、後で払わないといけない。多分バックレも可能。ヴィクターはジャッキーとも懇意。ヴィクターは地下に手術スペースを構えているが、1階のスピリチュアルグッズ店(?)はジャッキーの彼女が店主をしている。
Vのナイトシティでの仕事は傭兵らしい。どちらかというと「なんでも屋」だが、ストーリー進行で傭兵というトロフィーがもらえた。そんなわけでVはデクスターという太った男性から依頼を受けることに。デクスターは「凡人としてなんの面白みもないしみったれた平穏な生涯を過ごすか、名を上げて華々しく早死にするか。お前ならどちらの生き方を選ぶ?」と訊いてくる。Vはどちらだとも答えずに話を進めるが、物語の大筋に関わってくる命題のようだ。
デクスターさんの依頼は「生体チップ」を盗めというもの。盗む下準備として、遠隔操作できるボットを入手する必要があり、ボットを売ってくれるギャングのもとへ行くことに。相棒ジャッキーも同行。ギャングは最近ボス交代が起こっており、前ボスにボットの代金支払い済みだが、前ボスと不仲な現ボスは「ああん?知らねえよもっかい払えよ」とか言ってくる。
このギャングの人たちは視力拡張しまくってるのかな?顔面が異様でかっこいい。お金があれば穏当に話が進むのかもしれないが、ないので銃撃戦開始。この現ボスのロイスさんは選択肢であっさり倒せるのだが、部下が何人も出てくる。ただ、難易度は高くない。ちなみにゲーム全体の難易度設定はノーマルにしている。ボットを奪い、部下を倒しつつギャングの建物から脱出。前ボスが建物内に監禁されているらしく彼を救い出すこともできるみたいだが、まだまだ序盤で戦闘に慣れておらず、早く出たかったので無視。ごめんね前ボス。
次に、エヴリンさんという女性に会いに行く。生体チップを盗むというのは元はエヴリンさんの依頼で、デクスターさんがそれを仲介し、Vが受注したということになる。「デクスターはもうオワコンだからあいつ通さずに直接仕事しない?」とエヴリンさんに言われるが、デクスターってジャッキーとも付き合いそれなりにあるらしいし顔立てないとだめかなーと曖昧な返答に。
生体チップは<Relic>(レリック)という名前。所持者はアラサカグループ。アラサカ一族は日本人で、この世界を牛耳っている支配者層。アラサカの現当主サブロウは1919年生まれで2077年現在158歳の和服のおじいさま。サブロウが開発させた<Relic>を、息子のヨリノブが持ち出しているらしい。ヨリノブは一応アラサカの跡継ぎなのだが、一代で成り上がったサブロウに比べて無能なドラ息子。ヨリノブは現在「ホテル紺碧」に<Relic>を持ち込んでいる。アラサカの警備員を周囲におけば情報が全てサブロウに筒抜けになってしまうとヨリノブは警備を遠ざけており、セキュリティガバガバなので<Relic>を盗む隙は十分にある。
ホテル紺碧に侵入するにあたり、まずはホテルの内部情報を知りたいので「ブレインダンス」を使うことに。ブレインダンスは撮影者の視覚・聴覚・感情などを追体験できる、めちゃくちゃリアルなVR映像みたいなもの。360度色んなところを見られて、撮影者が気づいていなかった情報を後から得ることもできる。緊張した時のドキドキ、性的快楽なども使用者に伝わり、AVなどにも活用されている。エヴリンさんは情婦としてヨリノブに接近してホテル内に入ったことがあるので、その時の情景をブレインダンスでVも味わうことに。ブレインダンス技師のジュディさんに見せてもらう。ジュディさんはその後もレギュラーキャラであり、わりとメインヒロインっぽい風格がある。静止画だと個性的すぎる髪型に目が行きやすいと思うが、動画で見ると可愛い。最初はエヴリンさんがヒロインかなという雰囲気もあったのだが……。
声優情報を全く知らない状態でプレイしていたが、「あれ?ジュディさんって喜多村英梨?」と思って調べたら、確かにcv.喜多村英梨だった。吹き替え声優一覧でVに続いてジョニーというキャラ(cv.森川智之)が書かれていた。この時点ではジョニーという人はまだ出ていない。2番目にくるってことは重要キャラなんだなーどんなキャラだろージャッキー思ったより順番下の方だなーと、何も知らなかったその時は思った。
ブレインダンスの画面はこんな風になっている。レイヤーは3種あり、視覚・聴覚・温度、となっている。エヴリンさんとヨリノブがエロスなことになる前に終わる。ホテルのヨリノブの部屋のどこに<Relic>が隠されているかを把握し、実際にジャッキーと一緒に潜入することに。
侵入前に、ジャッキー、デクスター、Tバグさんと会議。Tバグさんは真ん中の坊主頭の女性。仕事中に遠隔通信で指示などしてくれる人だが、顔を会わせるのはここが初めて。チュートリアルの戦闘訓練もTバグさんが指導役だった。<Relic>を盗む仕事の分け前は、7割がデクスターに行く。Vもジャッキーも不満に思うが、仕事を取ってきたのも様々な準備をしてくれるのもデクスターだから、まあ仕方ないよねという流れに。選択肢次第ではもっと猛烈にデクスターに楯突くこともできたのかもしれないが、あまり大筋に関係ないようだ。デクスターは拠点でのんびりし、Vとジャッキーが実行役、Tバグが通信で指示役、という分担になった。
客として堂々と正面からホテルに入る。格式あるホテルだからスーツ姿。スーツのジャッキーかっこいい。
主人公のスーツ姿は微妙。髪を結んだりそれらしいことをしてほしかった。このゲームはフォトモードがあり、色んな角度から撮影ができるのだが、この時点ではフォトモードの存在に気づいておらず普通に鏡を見てる場面をスクショしただけである。
男二人、ダブルベッド、何も起こらないはずがなく……。いや、特にそういう展開はない。ジャッキーには彼女がいるし。ホテルの内装がゴージャスで展望もよく、うきうきしながら散策した。
無人のヨリノブの部屋に侵入し、<Relic>GET。窓の外に飛行船みたいなのが現れる。VIPが乗るようなものらしい。特にこちらに気づいた様子はないが、Tバグによればホテルの職員たちがそわそわしだしたという。悪い予感がビンビンするけど、とりあえずジャッキーが<Relic>を持ち、二人で逃亡しようとする。しかし、部屋にヨリノブが戻ってきてしまう。
巨大なテレビの裏側?内側?に隠れる。大荷物を持った巨体のジャッキーは狭そう。部屋には4人の男が入ってくる。ヨリノブ、ヨリノブの護衛の超強い人、そしてサブロウ、サブロウの護衛である。超強い人とは今の所お手合わせしていないが、今後戦いそうで怖いな。
サブロウはこの世界でとんでもない大物であるし、この部屋にくることも予想だにしていなかったので、ジャッキーもTバグもパニック。だがとりあえず、4人は侵入者に気づいていない。護衛たちが一応部屋の中スキャンしようか、という動作をするも、干渉されることを嫌うヨリノブが拒絶したのでセーフ。親子の会話をするから、とサブロウは護衛たちを退室させる。サブロウは<Relic>を盗まれたことで怒っており、いくら息子でも許せねーわと話す。ヨリノブは一度は偉大すぎる父から逃げて独立しようとしたが結局上手くいかずにアラサカに戻ってきて、そのくせサブロウに反抗的なままらしい。ヨリノブの母親はもう亡くなっている。
口論の末に、ヨリノブはサブロウを絞殺してしまう。そして護衛たちには「誰かが毒を盛って父を殺した」と大嘘をつく。検死したら一発でわかるだろう。実際、サブロウの護衛であるタケムラは「いや、犯人お前だろ」とこの時点で気づいているようだが、ヨリノブの超強い護衛がそばにいるからここで詮索することはない。ヨリノブも護衛たちもわたわたし、ホテル全域が警戒態勢になるも、とりあえず3人共部屋から出ていってくれたので、Vとジャッキーは逃げることに。
逃亡しようとした途端、Tバグが突然死亡。「ネットランナー」に襲われたらしい。正直ネットランナーがなんなのかちゃんとわかってないが、電脳世界で暗躍する人みたいだ。「早く逃げなきゃ!」とプレイヤーは焦りまくっていたのでここではまだTバグの死を理解していなかった。指示役がいなくなったことでVとジャッキーは大混乱。でもとにかく逃げるしかない。
高所から落下し、しばらくVの視界が暗転。多少はダメージを受けたようだが大丈夫。一方、ジャッキーは深刻な負傷をしたらしい。大荷物を持っていたため受け身を上手く取れなかったか。しかも、<Relic>も損耗した。ケースで冷蔵されているのだが、ケースが壊れたらしい。損耗率がどんどん上がっていく。
生体チップは人体に埋め込むのが通常の使用方法。安全かはわからないが、<Relic>を保つためにとりあえずジャッキーの体に挿入することに。目が青く光るのがいかにもヤバそうだが、チップの読み込み中などに目が光る演出は作中随所に見られる。とりあえず<Relic>を挿れてみても特段ジャッキーに変化はなく、すぐになにか不具合が起きるということはなかった。
まったく的外れであったが、この時、「この<Relic>とかいうやつのせいでジャッキーの頭がおかしくなってラスボス化する展開になるんじゃ……?」などと妄想した。
もっとステルスして進めたのかもしれないが、バリバリに銃撃戦しながら脱出口を目指してホテル内を走る。敵から拾える武器は和風な名前のものが多い。ジャッキーは体が辛そうだがベラベラよく喋る。
ロボみたいなのも出てくる。多分中に人はいない。「ミノタウロス」という名称らしい。HPが高いので戦闘が長引くが、動き回らないし攻撃も単調なので難しい相手ではなかった。
ホテルから出て、運転をAIタクシーに任せながらVが追手のドローンを撃ち落とし、逃げる。なんとか逃走成功するも、ジャッキーの傷は深く、最期に<Relic>を抜き出して託し、息絶えてしまう。Vは<Relic>を自らに挿し込む。
ジャッキーが死んだのはステルスできずに長々と戦闘してしまったせいか?と思ったが、彼の死は固定されたものらしい。救うルートはないそうだ。終盤で死にそうだと思っていたが、まさかこんなに早く逝ってしまうとは、ショックだった。後から知ったが、発売前のPVで死亡シーンがとっくに流されていたとか。ネタバレしてしまってもいいぐらいに、ジャッキーの死はまだまだ物語の序盤の出来事なのである。ジャッキーの遺体の処遇について選択肢が出るが、親族のもとへ届けることにした。母子家庭である彼の母親のもとに届くことになる。後ほど、サブクエストでジャッキーの葬式が行われる。
ジャッキーの葬式では、ジャッキーの部屋から探してきた、彼が大切にしていそうなものを仏壇的なものの前に供える。レアな酒・プロバスケ選手のサインボール・父親のベルト、が入手できる。3つ全部供えられるのかと思ったら、そのうち1つだけしか選べなかった。ベルトを供えた。ジャッキーの父は妻子に暴力を奮い、そのベルトで打ち据えてきたという。成長して父に対抗できるようになったジャッキーは父を追い出し、そしてベルトは捨てずに手元に残した。何のためだろう?父に打ち勝った証なのか、いつか父が帰ってきた時に同じ目に遭わせるために武器として持っていたのか、あるいはそんな父にも思慕が残っていたのか。供えた時の台詞を見るに、Vは1番目だと解釈したようだ。
ちなみに、ジャッキーの彼女・ミスティは葬式に出席しなかった。ジャッキーとの交際をあまり彼の母親に良く思われておらず苦手意識があり、一人で追悼するという。ミスティの意思を尊重するか、参列するよう説得するかを選べたが、前者にした。うーん、行かせたほうが良かったのかな。悩める選択肢。葬式に行く前に別クエストでミスティと会話していたのに、着いたら付近にミスティがいて先回りされたようで驚いた。葬儀後、ジャッキーの形見のバイクはVがもらうことに。
話を本筋へ戻す。Vがデクスターのもとへ行くと、彼は怒り混乱していた。サブロウの死は大々的に報じられており、デクスターはVが殺したのだと思い込んでいる。サブロウの死に関わる者はただでは済まされないと怯えてもいた。ジャッキーの死を教えても悼む様子はない。
Vは血まみれだったらしい。顔を洗ってこいと言われる。その際に、鏡を壊すという選択肢が出る。壊させた。怒りに任せた振る舞い。
洗面所から出ると、デクスターの部下にいきなり殴られ転倒。更に蹴られる。「サブロウを殺し、厄介事に巻き込んだクズ」としてVは切り捨てられたわけだ。エヴリンさんにデクスターを切り捨てろと言われた時に切っておけば良かったああああああと後悔したが、まあそう選択していても速攻縁切れたわけじゃなく同じ目に遭っていた気がする。
短く太く生きるか、長く細く生きるか。そういった命題をデクスターは初対面時に語っていたが、デクスターは意外にも後者派であったことを明かす。そして、不要になったVに向かって銃撃を放つ。
暗転、そしてタイトル表示。ここまでのプレイ時間が7時間ぐらい。でも今までの展開はまだ序盤だった。
突然、舞台は2077年から2023年へ吹っ飛ぶ。一人称視点だからプレイヤーキャラの姿は見えないが、声は別人に変わっている。声優をある程度知っていたら一発でわかる、森川智之の声になっている。「キャスト表にあったジョニーって奴か!」と思う。で、なんでジョニーに変わったのかさっぱりわからない。まさかVあのまま死んで、これからジョニー編開幕?でも2023年じゃだいぶ前じゃん、サブロウみたいにめちゃくちゃ長生きしてるのか?←←このように想像をめぐらせながら進めた。ジョニーが何者であるかってのも発売前に既に紹介されてたらしいが、知らなかった。
Vはなんとなく、真面目で朴訥みたいな印象だったが、ジョニーはけっこうな色男であるらしい。バンドやってて女性ファンが多い。画像の女性・ローグもジョニーの女の一人。後の展開で明かされるが、以前にローグと付き合いつつも他の女を食いまくり、怒られてローグとは別れたが、なんだかんだで向こうはジョニーに好意を持ったままらしい。
わけもわからぬまま進んでいくと、ジョニーは「アラサカタワー」へテロリストとして乗り込む。核兵器も使ってるっぽい。ローグも途中まで一緒に来てくれたが最深部(?)は単身で行く。これまではサブロウ・アラサカって世に沢山いる金持ちの一人にすぎないのかなと思ってたけど、ほぼ世界の王ぐらいに権力を握っている人みたいだ。ジョニーはアナーキーな歌手だったが、歌うだけではいられずにテロに踏み切りアラサカに立ち向かうことにした。なにが彼を駆り立てたかについてはもう少し後でまた語られる。
アダム・スマッシャーという男性にジョニーはフルボッコにされる。アダムさんは、ヨリノブの護衛やってた人。アダムさんあまり間近で見られないためよくわからないが、2077年はロボっぽくなってて2023年じゃまだ人間的なような気がする。多分フォトモード使えばつぶさに観察できたのだろうけど、ここをプレイしている時点ではフォトモードの存在に気づいていない。
ジョニーは生け捕りにされ、拘束されてサブロウの目の前に座らされる。ジョニーはサブロウの部下の男性に手荒く扱われるが、全く屈しない。仲間の名前も明かしたりしない。サブロウの部下のテッキーという女性が、ジョニーのせいで夫が死んだことを話す。テッキーさん、その後再登場するのだろうか?他のモブ部下と見た目がそんなに変わらないので、この場面だけの登場かもしれない。ジョニーはテッキーさんに輪っか状の謎の器具を頭に取り付けられる。
サブロウは「人間は嘘をつくが死者は嘘をつかない」みたいなことを言って、テッキーさんに謎のスイッチを押させる。その途端に「ソウルキラー」というものが発動し、ジョニーは苦しみ、暗転する。ソウルキラーについてここでは説明されないが、もう名前からして不穏。
場面が変わり、光の粒で形作ったような謎空間を歩く。よく見れば、ここはアラサカタワーを模したもの。一人称視点では自分が誰かわからないけど、ここでジョニーからVに切り替わっている。「一人称視点だけじゃなく三人称でやらせろ」と思っていたし、そういう意見を他のプレイヤーもよく言っているようだが、一人称視点だからこその「今の自分が誰かわからない」が活かされる演出が時たまある。
Vは歩んだ先で、ジョニーと出会う。そしてまた暗転。
時代は2077年へ戻る。Vは埋立地に遺棄されていた。そして何故か生きていた。立ち上がることすらできないほど弱っているが、ゴミまみれの中を這って移動。『Detroit』ってゲームでマーカスというキャラが同じように遺棄されてゴミまみれの中を這っていたのを思い出す。
また画面が暗転し、気づけば目の前にはデクスターと、サブロウの護衛だったタケムラという男性がいる。デクスターは一度はVを捨てたものの、色々と察したタケムラに接触され、Vを売ることで保身を図ったらしい。
しかし、デクスターはサクッとタケムラに殺害される。ホテル行く前に会議したメンバー、3人共死んじゃったね。デクスターは正直どうでもいいけど、切ないね。タケムラに殴られてまた暗転。タケムラはヨリノブと通信してるっぽいし、絶体絶命の雰囲気が漂う。ところが実際には、タケムラは自分の主人を殺したのはヨリノブだととっくに察していた。Vのことは、現場にいた者だと知り事情聴取したいだけのようだ。
タケムラが運転する車に乗りながら、アラサカの追手の殺し屋と戦う。ボンネットに張り付いてくる殺し屋とのバトルは中々にビジュアルが良いのだが、弾当てるの難しかった。アラサカの現当主はヨリノブに変わっているらしく、サブロウに忠誠を誓うタケムラはアラサカを離れている。死の究明をしようとするヨリノブも、目撃者のVも、どちらもヨリノブにとっては邪魔者。二人共大怪我し、ヴィクターのもとへ治療してもらいに行く。
Vもタケムラも一命を取り留める。Vはしばらく寝たきりになるが、数日後にようやく話せるほどに回復。起きた時にはタケムラはいなかった。ヴィクターは、Vが眠っている間に調べたこと全てを説明する。<Relic>にはある人物の人格データが記録されていた。偉大なシンガーにしてテロリストとして2023年に華々しく散った男・ジョニーである。<Relic>を体内に取り入れたVは、ジョニーと人格が融合しつつあるという。<Relic>には生体を治癒するナノマシンが組み込まれており、流石に完全に死んだらどうしようもないようだが、死に至るはずのデクスターからの攻撃を受けて生還できたのは<Relic>のおかげだった。デクスターに攻撃された直後に2023年に舞台が飛んだのは、ジョニーの記憶がVに流れ込んだため。<Relic>を取り除けばVは死んでしまう。だが、このまま放っておけばVの意識はジョニーに上書きされて消えてしまうという。どうでもいいことだが、ヴィクターは何かを説明する時は手が動きまくるタイプらしく、ずっと忙しなく手が動く。
ミスティが車椅子を押してくれて、Vは自宅に帰る。彼女は二種の薬を渡す。ジョニーの侵食を抑える青の薬と、侵食を促進する赤の薬。青の薬はヴィクターが授けたもので、赤の薬は現状に耐えられなくなった際に逃げてもいいようにとミスティが用意したもの。
こうして、Vとジョニーの奇妙な同居生活が始まる。ジョニーの姿はVにしか見えないが、フォトモードでは撮れる。ジョニーの方も最初は状況を把握できておらず、「気づいたら知らない場所で知らない奴(V)がいる」と思っているようで、罵倒しながら殴りかかってくる。以降、ジョニーは時たま現れるようになる。とりあえず初回は青の薬を飲んでジョニーを退場させた。
ここからが本筋のスタート、といった印象。続きはまたそのうち。