Cyberpunk2077 ふんわりあらすじプレイ日記8
今回もネタバレ全開、そしてふんわり。もうクリア済みだがプレイ時を振り返っていく。
余命数週間になってしまった青年V、助かるために色々しないといけないが後回しにして何故かサブストーリーばかりやっている。
今回はサブジョブ「BLISTERING LOVE/焼けつくような愛」、「HOLDIN' ON/反骨」、「SINNER MAN/罪人」、「THERE A LIGHT THAT NEVER GOES OUT/消えぬ灯火」、「THEY WON’T GO WHEN I GO/聖なる男」。
ジョニーがローグと生前果たせなかった「普通のカップルみたいな映画デート」をVが代行するサブジョブ「BLISTERING LOVE/焼けつくような愛」開始。パナムみたいな腰の出る服装が露出度高くて、デートっぽく装ったのか?と思ったが……
見返してみれば、前回のイベントは腹出し衣装だし、むしろ露出度は減ったか。前回も今回もきれいだよローグたそ~。黄色い服もあったし、ローグけっこう衣装持ちだ。「ジョニーは変わったんだ。あんたと一緒にいたいだけだ」とVが言うと、ローグは「ふーん」とだけ返すが多分嬉しく思ってくれているはず。
ドライブインシアターへ行くも、廃業していた。ブレインダンスがあるような世界じゃ映画は娯楽としてかなり古いだろうしな。そのわりにレトロ娯楽であるトランプがやたら落ちていたりするが。トランプ大統領への風刺かなにかなんだろうかあれ。
上目遣いのローグたそ~! ドライブしたり映写機をまわすために機械をあれこれいじったりとVが色々頑張った末に、ローグとのイチャイチャは薬を飲んでジョニーにお任せすることに。「イチャイチャしよう」というのをローグは「出会った頃の2015年のふりをしてみよう」と表現する。ジョニーは2077年の今のお前がいいと返す。
濃厚イチャイチャタイムへ。いいところなのに選択肢を選ぶ時の黒枠みたいなのが消えずに残り続けるバグが発生。
数回キスをした程度のところでローグは拒絶し、デートは解散。ジョニーへの愛が尽きてるとかVに悪いとかではなく、グレイソンが言っていた通り、阿って生き延びた自分を許せていなかったようだ。
すぐそばでタロットカード「恋人」入手。ジョニーとローグのことだな。単純に「二人の人間」を指すこともあるそうで、トロフィーとしては<Relic>を得た際に手に入り、そちらではジョニーとVのことを指す。
ジョニーの昔なじみのローグとデートした次は、同じく昔なじみでかつてバンド「Samurai」の仲間だったケリーに会いに行く。サブジョブ「HOLDIN' ON/反骨」開始。門が和風というかガンダムっぽい。いやガンダムが和風なのか?
ケリーはジョニーの過去編にも出てきた人物。ジョニーは政治思想を訴える手段として音楽を使っていた向きがあるが、ケリーは音楽に政治持ち込むなよ派。音楽性の違いから対立することもあったが、けして険悪なだけの関係ではない。今ではケリーは50年以上も歌手をやっている大ベテランであり、オワコン扱いされないように奇行に走ってはスキャンダルでなんとか世間に取り上げられようと必死なようだ。ケリーは最近鬱病で自殺未遂したと報道されており、ジョニーは心配している。
ケリーの自宅は豪邸。庭ではロボット警備員が巡回しているが、人の家でドンパチやっちゃいかんでしょと思いステルス侵入。大富豪の自宅にしては警備がガバガバ。ジョニーは調度品を成金趣味でケリーの好みではないと批判。ケリーが変わってしまったのか、あるいは好みよりスーパースターらしさを優先したのか。ごちゃごちゃと物が散らばってて汚いが、この規模の家だとハウスキーパーがきれいにしてくれるんだろう。
ケリーの家に飾られている全裸の人物写真。ジョニーのコメントによればケリー本人であるらしいが、ジャケ写かなにかなのか? 自分自身の巨大な全裸写真を飾るのってどんな気分だろう。肉体に自信がある人なら恥ずかしくはないのか。
いよいよケリーとご対面。薬を飲んでジョニーに体を貸すと、ジョニーはギターを爆音で奏でて、シャワー中のケリーを呼び寄せる。ケリーは警戒していたものの、ギターの音色で目の前の不審者がジョニーであることを悟った。この出会いのシーン、いいよな~。音色でわかるってかっこいい。
パンツとバスローブだけでケリーの露出がめちゃくちゃ激しい。単にセックスするだけでなく、Vがきちんと恋愛できるキャラというのは4人おり、ケリーはその一人。他は20代ぐらいの若者なのに、ケリーだけが若作りしているが70代・80代ぐらい。Vも20代だから年の差がすごい。ケリーを攻略した人はプレイヤー中、現時点で5.4%だけで4キャラ中一番少ない。年の差に引いちゃった人が多いのかもしれない。一番多いのはパナムの30.6%。パナムはメインジョブで登場するけど、ケリーはサブジョブの派生サブジョブでやっと登場するという手順の多さも関係か。ジョニーの昔なじみがジョニー好き好き状態な中で、ケリーだけはジョニーではなくVを特別に愛してくれる。そこはいいと思う。
ジョニーとケリーは昔話に花が咲く。ケリーの鬱病や自殺未遂というのは取り上げてもらうためのパフォーマンスにすぎなかった。至って健康そう。だが、音楽活動について思い悩むところはあるようだ。現実なら引退して伸び伸びやってもいい年齢だが、金があればいくらでも改造できて延命もできる作中世界では、「ここらで潮時」と思える機会も減るのだろう。
体の主導権が戻り、Vとケリーの真の初対面。なんかこの下り、ケリーのバスローブの裾の挙動がおかしかった。悩めるケリーのために、昔のSamuraiメンバーを集めて一夜限りの再結成ライブをやることに。
他のバンドメンバーたち三人は「アル中でリハビリ施設に入院中のヘンリー」「音楽活動を続けるデニー」「報道記者のナンシー」。ヘンリーとデニーは呼びかけに応えてくれたが、ナンシーは連絡がつかない状態のためVが探しに行くことに。サブジョブ「SECOND CONFLICT/新たな苦しみ」開始。
ナンシーはメイルストロームのもとへ取材に行ったまま音信不通になっている。彼らの住処であるトーテンタンツというビルに行くと、メイルストロームの一人にVの恰好がミニマリストっぽいと言われた。メイルストローム連中と違ってサイバーウェアをゴテゴテつけてないってことかな。
トーテンタンツでの展開は、メインジョブ初期のメイルストロームイベントをどう進めていたかによってパターンが変わる。
以前のイベントでは1.「前ボスを救出し今ボスを倒す」2.「前ボスを救わず、今ボスと平和的にやる」3.「前ボスを救わず、今ボスも死亡」という3パターンがあり、どれを選ぶかによって今回出会うメイルストロームのボスが別人になる。3を選択していたため、3人目の新たなボス・パトリシアが登場。細身の女性である。声が機械音声っぽくなっているので、きっと声帯も改造しているのだろう。歩く時も金属音が鳴る。
パトリシアさんはわりと友好的な態度を取ってきた。前のボスをVが倒したのは彼女にとっては都合が良かったから。と、安心しきっていたらいきなり襲われた。過去の遺恨はなくとも、取材に来たナンシーを他ギャングからのスパイだと疑って捕らえており、Vもギャング仲間だと勘違いされたのだ。狭いところでいきなり1対4の争いが始まり、数回死んじゃった。炎上効果のある銃持ってる奴がいるようで火だるまにされてしまう。
なんとか倒してナンシー救助。メイルストロームはまたボス交代するんだろうか、すごい頻度だ。ボスがパトリシアの場合はナンシーはリンチされて大変だが、他ボスだと手厚く歓迎されてることもあるそうだ。そちらのパターンも見たい。3周はしないとな。
ナンシーはそれほど深手を負ったわけではなくケロッとしてる。70・80代という実年齢を考えれば若々しいが、ケリーほどではなくおばあちゃん感のある見た目。ライブの参加を快諾してくれた。
ケリーと同じくアーティストとして大活躍中のデニーは大豪邸に住んでおり、彼女の家でバンド再結成について語り合うことに。しかしVが着くと、かつてのバンド仲間たちはめちゃくちゃ喧嘩していた。アフロのデニーさんはバットを持ってブチギレ中。寝転がってるヘンリーが、謎テンションで砂の詰まったタンクローリーに乗って参上してデニー宅のプールを埋め立ててしまったようだ。????
ヘンリーは昔からイカレ野郎だったそうだが、別に悪気はなく、過去の様々なやらかしを「水に流す」ためにタンクローリーで登場した。意味不明だが、多分盗んだ車で、中に水が入ってると思ってたんじゃないかな? そしたら砂が入っていたせいで何も上手くない迷惑なだけの状態になった?
わりとメイン女性キャラが細身が多い中でデニーはすごくムチムチしてる。デニーは家をいきなり壊され怒り心頭で、ヘンリーがいるならライブに出ないと言う。ヘンリーかデニーか、どちらかを選ぶことになった。せっかくの再結成なのに折れてくれよ……と悲しくなるが、説得して二人とも出すという選択肢はない。迷惑かけたヘンリーが悪いので、デニーを選んだ。
死んだジョニーがVの体で復活したという奇跡的現状を知ってくれればあるいはと思ったが、そのことはケリーにしか話しておらず。他の人達はVを単にジョニーのフォロワー程度に思ってるのかな?
デニー宅の近所にはアラサカの施設があり、そこでタロットカード「月」取得。この施設は多分、エンディングの一つで訪れるところかな? 先の話をすると、このエンディングで最終的にVは長く仮死状態みたいになる。月は眠りを表すカードらしいから、そのことを指しているのかな。タロットネタは別記事でまとめて書いた方が良かったかもわからんね。しばらくタロット探し。
ハナコに会いに行くとエンディングに一直線なのだが、ハナコに会う場所の付近でタロット「死神」GET。死神は「変化」を表すそうなのでピッタリ。
「戦車」のタロット。これ何に縁のある場所だろう。多分近くにある飲食店が、<Relic>挿して生還後にタケムラと話し合った場所だと思うので、タケムラを指すのかな。
次に「女帝」のタロット。これはわかりやすく、ローグを表しているのだろう。場所はローグが支配する店「アフターライフ」だし、絵柄も「女帝」の意味するところもローグっぽい。
次はサブジョブ「SINNER MAN/罪人」へ。このイベント、キリスト教思想が色濃く、そこら辺に馴染みがなく少し置いてきぼりにされた。色々と物議を醸している話。
この男性、ビル・ジャブロンスキーにVは雇われる。ビルは最愛の妻を殺され、犯人は余罪も多数で死刑となっていた。が、何故か最近になって釈放されてしまった。釈放の裏には「企業」の人間がいるようだ。ビルの望みは復讐のために犯人を殺すこと。
犯人の乗ってる車を追いかけるも、同乗者の刑事に撃たれてビルは死んでしまう。何度かやりなおし、ビルをかばうように前に立ちはだかっても、刑事を即座に倒しても、ビルは絶対に死んでしまう。死亡確定してるキャラらしい。刑事が撃ってる動作とかしてなくても振り向くとビルは死んでる。ビル……。
サブジョブは「THERE A LIGHT THAT NEVER GOES OUT/消えぬ灯火」へ移行。ビルの復讐相手だった男・ヨシュア。彼は荒んだ人物で何人も殺めて死刑囚になっていたのだが、堀の中で自己を見つめ直し、敬虔なキリスト教信者となった。Vに対しても礼儀正しく話す。信仰による彼の変貌はニュースにもなったという。ヨシュアは神の愛を感じ、そしてそれを救いを求める世の人々にも伝えたいと思っていた。
そこに目をつけたのがブレインダンス業者。無駄に死刑にさせるよりも、キリストの如く磔刑にさせその死の瞬間をブレインダンス化させて後世に残そうと考えた。ブレインダンスは撮影者の視覚聴覚や感情などを視聴者に追体験させる未来の再生機。エログロなブレインダンスは色々あっても、敬虔な宗教者の磔刑死の瞬間というのは前例がなかった。ヨシュアは磔刑にされるその時まで、業者や監視の刑事と行動を共にすることになっていたが、何故かVにも同行を求める。刑事が正当防衛で殺してしまった元の依頼者ビルの分の依頼料もヨシュアの撮影料でもらえることになった。つまりは彼の死後にもらえる。
ヨシュアと共に、被害者遺族の家を訪問。ビルの家族とはまた別。被害者の姉はヨシュアの変化を知り、罪を憎んで人を憎まずの精神でヨシュアを赦した。でもブレインダンスで磔刑死を撮影するというのには理解が及んでいない。一方、被害者の母はヨシュアを赦すことなどできず、家から出ていけと言って泣き出す。母の反応の方が共感できる。
サブジョブ「THEY WON’T GO WHEN I GO/聖なる男」へ移行。ブレインダンスの収録日を迎える。本人の同意があっても、死亡シーンを見世物にして金稼ぐのはいかんでしょと突然モラルに目覚め、妨害する方法はないかとうろうろするも見つからず。ヨシュアは磔にされて間もなく息絶えた。
十字架をぶっ壊すとか、撮影スタッフぶっ殺すとか、なにか方法あるのかなと思ったがビルが死ぬのと同様にヨシュアが死ぬのも決定事項らしい。そんなー。この下り、本来なら「十字架が伏せた状態で置かれその上にヨシュアが寝そべる→スイッチ押して十字架が立ち上がる」という流れのようだが、バグで最初から十字架が立っていて画面の動きがおかしかった。また、宗教的にちゃかしてはいけないシーンのためか、ここではフォトモードに入ることができなかった。磔にされた男の隣でちゃらけたポーズしてるVを撮ったりはできない。なんだか異様なイベントであった。
後日、ブレインダンス業者から怒りの電話がくる。ブレインダンスは撮影者(ヨシュア)の感情なども再現されるわけだが、彼に最期に「迷い」が生じてしまっていたという。Vが選択肢でことあるごとにお前はおかしい撮影なんかやめろと言いまくったせいである。業者としては、突き抜けた聖人の精神を記録したかったのに、Vがヨシュアを迷える男に戻してしまった。そのためにブレインダンスの価値が落ちてしまった。迷ったんならやめちゃえば良かったのに。Vが連れ去って解き放ってあげるとか、あるいは自由に死に方決められる立場じゃねーよと罵った上でVが殺すとか、そういうバリエーションがほしかった。
今回はここまで