SFL2023 2NDステージ結果 プレイオフとグランドファイナル進出チームが決まる
簡単に振り返り。
SFL2023 2NDステージ結果
1位 FAV gaming
↑グランドファイナル進出↑
↓プレイオフ進出↓
2位 DetonatioN FocusMe
3位 Saishunkan Sol 熊本
4位 魚群
------------------------------------足きりライン
↓敗退↓
5位 CYCLOPS athlete gaming
6位 忍ism Gaming
グランドファイナル進出 FAV
プレイオフ進出 DFM、熊本、魚群
2NDステージ敗退 CAG、忍ism
以前していた予想とは完全に外れました。
本節選手ランキング(公式)
各チーム評
1位 FAV gaming(265ポイント)
ボンちゃん(ルーク)が安定して大将でポイントを稼ぐ。(ボンちゃんは12試合中10試合勝利で145ポイント)
2NDに入って調子を落としたときど選手の分を十二分にカバーした。
りゅうせい(JP)も後半節に入ってポイントを伸ばした。同キャラJP使いのACQUA(広島ixa。1STステージで敗退)を個人コーチに付けた効果が出たのかもしれない。
ときどは個人コーチに立川(G8S所属。1STステージで敗退)が付いたのは心強いが、2NDではやや不調に終わった。とはいえグランドファイナルでの爆発も十分にあるだろう。
sakoさんは出場が少なくポイントも0に終わった。sakoさんは成績よりも体調面が気掛かりだが・・・。(体調不良で欠席があった。)
2位 DetonatioN FocusMe(245ポイント)
1STステージの奇跡のオールインから、2NDでもふ~どが鬼のポイントを稼ぎ2位に付ける。(ふ~どは12試合中9試合勝利で110ポイント)
ふ~どが時間を稼いでいる間に板z、ジョン等キャラ変更をした選手も錬度が追い付いてきたのは好材料。
ナウマンもチームが苦しい時にしぶとくポイントを稼いだ。
チームコーチに付いた立川の効果も大きそうだ。(立川はコーチングスキルを買われ、ときどの個人コーチとDFMのチームコーチを勤めている。)
3位 Saishunkan Sol 熊本(215ポイント)
Shutoがマリーザの独自の攻略を伸ばし、大将でポイントを稼ぎまくった。(Shutoは11試合中7試合勝利で125ポイント)
ひぐちも大将は少ないが、50ポイントはまずまずの活躍。とは言え実力からするともっとポイントを稼ぎたかっただろう。
ネモは最強キャラのJPなのでもう少しポイントを稼ぎたかったが、1STと2NDの間で1ヶ月期間が開いた事で周りの対策が追いついて来てしまった。(ネモは8試合中1試合勝利で20ポイント)
IBUSHIGINからレンタルで入ったかべ選手は、初のプロリーグ・別のチームに即戦力としてレンタル・2NDからいきなり佳境のリーグ戦に参加と難しい状況でチームに入り、結果リーグでは20ポイントの成績に終わった。
WW日本予選では上位で活躍したものの、これではササモから引き継いだ結果としては厳しい。
プレイオフ以降ではポイントを稼いでよりチームに貢献したい所だ。
元々、熊本の意向としては、本来は国内最強JPと目されるIBUSHIGINの翔を引き入れたかったのではと思ったのだが、実際にはどうだったのだろうか。
勿論プレイオフ以降でかべが活躍してくれれば問題ないが、このまま結果を残さないで終わると、やはり翔を取って置くべきだったと言われかねない。
4位 魚群(185ポイント)
魚群は、ストV末期ではマゴがモチベーション低下からFPSに耽溺し、ベテランと若手のゲームへの温度差等、チーム内に不穏な空気があったが、スト6後はチームは落ち着いているように見える。
リーグ序盤はもけが引っ張ったが、2NDで息切れしてしまった。(もけは11試合出場中4試合勝利で45ポイント)
水派は大将こそ少ないが高勝率でチームを支えた。(水派は7試合出場中5試合勝利で50ポイント)
まちゃぼーは5試合中4試合勝利で、出れば活躍しそうなイメージはある。
リーダーのマゴは、キャミィとジュリの間でキャラ決めが揺れて結局ジュリを選んだが、磐石とは言い難い。試合でタイミングおじさんが発動するかどうかという感じになってしまっている。(マゴは6試合中3試合勝利で30ポイント)
しかしプレイオフには何とか進出に成功した。
ここから優勝は至難の業だが、全てはもけ春麗が復活するかに掛かっている。
5位 CYCLOPS athlete gaming(170ポイント)
かずのこ、どぐら、GO1、フェンリっちのマルチゲーマー・ドリームチームだった。
しかし蓋を開けて見ると2NDで敗退。
エースのかずのこは順当に活躍した(かずのこは8試合中7試合勝利でポイント90。全体ランキング3位)が、どぐらが大ブレーキだった。(どぐらは6試合出場中0勝)
また、不調に見えるどぐらを出場させるオーダーも問題があった。
このチームはCAGに正規に所属するGO1がリーダー(どぐらはCAG正規メンバーだったが、SFLが始まる前にチームを脱退しCrazy Raccoonに所属。その後、傭兵としてCAGに出戻り参加している。)だが、フェン以外年齢の近いチームのため、リーダーや重鎮がオーダーを決めて責任を取るという感じではなかった。そこで、不調のどぐらや、大将戦でポイントを取り切れないGO1のオーダーを変えられず、結果かずのこが不出場となる事があったが、何故高勝率のかずのこを出場させないのか、疑問に思う事が何度か合った。
全ては結果論だが、かずのこが大将でポイントを取り切れていれば、また違った未来もあったかもしれない。
6位 忍ism Gaming(155ポイント)
1STでは藤村、ヤマのWエースがチームを引っ張ったが、2NDでは藤村は半数以上の試合を落とし、50ポイント。
ジョニィは1勝、ももち0勝。これでは勝てない。
ヤマは11試合中7試合勝利で95ポイントはさすがだったが、ももちの大ブレーキが誤算だった。
クローズド期間や、発売後直ぐの頃はかずのこ、GO1と並ぶ最強プレイヤーに思えたが、今となってはかなり差を付けられてしまった。
ももちはケン、ラシード、モダンルーク等を経て今はクラシックルークに落ち着いているが、キャラの変遷が影響しているのか、スト6のゲーム性がどっしりした地上戦が得意なももちと余り合っていないのか、それは今となっては誰にも分からない。
同じルークを使っているボンちゃんとは対象的な結果だった。
ボンちゃんルークの動きからは確固とした戦略が感じ取れ、そこにボンちゃん自身の読みや経験から来る動きが加味され、日本では最強クラスのルークになっている。決してキャラ選びが間違っているわけではない。
なお、1STで活躍して2NDで不調に見えた選手が何人かいた。
例えば藤村、ときど、どぐら、もけ等だ。
これは幾つかの理由が考えられて、一つ目は 1STから2NDまでの間が約一ヶ月と結構期間が開いた(1STは9月12日で終了。2NDの開始が10月10日)事で、心身の調子を崩したり様々なメンタルの不調を抱える等が考えられる。誰しも調子がいい時もあれば悪い時もあるからだ。好調と不調で成績にムラが出る選手はこの傾向になりやすい。
どぐらともけはこのケースだったのではと思う。
二つ目は、当初リリース直後はプロでも覆すのが難しいキャラパワー差があり、それを押し付けていれば拾える勝ちがあった状況が、試合のない期間に回りの攻略や知識が広まり、特にプロレベルではキャラパワー差が縮まった事で、今まで勝てていた技の押し付けや連携が通じなくなり、勝率が下がるケースだ。
これは当初猛威を振るったJPとケンが考えられ、2NDで勝率が低かったJP使いのネモ・フェンリっちと、稼いだポイントが1STよりも下がったケン使いの藤村・ときどに当てはまる。
勿論JPを使って1STよりも勝率が伸びたりゅうせいもいるため個人差はあるが、大枠としては上に挙げた二つの理由が当てはまる選手が多いのではと思う。
プレイオフ、グランドファイナル予想
プレイオフ日程は2023年12月16日と17日の2日に渡って行われます。
70P先取ルールでDFM、熊本、魚群の3チームが戦います。
熊本と魚群が先に戦い勝った方がDFMと戦います。
リーグ本節上位の2位のDFMが有利な状況です。
グランドファイナルは本節優勝のFAVが進出決定しています。
予想としては、
熊本 vs 魚群⇒熊本勝利
DFM vs 熊本⇒DFM勝利
FAV vs DFM⇒DFM勝利
という事で、DFMが劇的な初優勝となると予想します。
何と言っても、ふ~どの牙城を崩すのが難しく、熊本のShutoも本節で惜敗しています。
FAVで期待出来そうなのはボンちゃんルークですが、やはりふ~どディージェイの方が優位に感じます。
ふ~どはJP戦を得意にしている事もあり、ネモ、りゅうせいといったJP使いもふ~ど戦に出難いのもDFMに有利な材料です。
今年は自分もプレイオフ、グランドファイナルのチケットを買ったので、当日の試合を楽しみにしたいと思います。
プレイオフ、グランドファイナルのチケット購入はzaikoで購入が可能です。
ストリートファイターリーグ2023グランドファイナルでFAV gamingが2回目の優勝を飾る
(2024年1月13日追記)
ZAIKOの有料チケット配信で見ましたが、グランドファイナルでFAVとDFMが戦い、FAVが90対20のスコアで勝利。2回目の優勝となりました。
1ローテ目の40対0から終始FAVが優勢に試合運びをし、ボンちゃんやsakoさん等の活躍で圧倒的な勝利を飾りました。
(何故か、ときど選手は一試合も出場せず。)
自分はこの記事を書いた2023年12月時点ではDFM優勝と予想していたのですが、この試合の直前ではFAV優勝に変わっていました。
23年の12月に試合をすれば、この時点で勢いのあるDFMが優勢と思っていましたが、年を跨いで1月13日の試合という事で、DFMの一時期の勢いが下がってしまう事や、FAVが十分に対策を練る時間があった事、リーグ中不調だったsakoさんが復活する時間がある事等が、FAVに有利に運ぶと思っていました。
プレイオフでふ~どが不調に差し掛かっている事も懸念事項でした。
それらの要素が本番でも要所に出て、ボンちゃん対ふ~どの大将戦ではボンちゃんが何れも勝利。sakoさんも完全復活し隙のない試合巧者振りが見られました。
SFL2023はFAVの完全勝利と言っていい内容で幕切れしました。
後は、ワールドチャンピオンでFAVが優勝出来るかが今後の注目となります。
DFMは奇跡的な2ND進出からここまで健闘したものの、やはり最後までふ~どのワンマンチームという状態から抜け出せませんでした。
スト6キャラティアー(2023年12月)
以下は筆者個人の考える激浅キャラティアーです。
上位は前回と同じ顔ぶれ。JPは対策が追いついて来たためSSSはなくなりそれでも強いためSS。ディージェイもふ~どやヤマグチの活躍で依然最上位だがJPと同ランクへ。
Chris WongがCPT優勝で結果を出し、国内でもSFLのボンちゃんルークの抜きん出た活躍(SFL2023 2NDで145ポイントという圧倒的な稼ぎで1位)からルークをSSへランクアップ。
Sはほぼ同じでガイルをランクアップ。
DLCキャラのラシードは今回ティアー初で、取り合えずAへ配置。
リーチがやや短く当初Vほど強くはないと言われていたものの、イウサールを絡めた端での爆発力はキンバに匹敵し、癖が強いながらも飛び道具、無敵技での返しもあるのでVと同じ万能キャラになっています。
ラシードはガチくんがCPT優勝で既に結果を出していますが、今後開発が進みSにランクアップしてもおかしくはありません。
同じくDLCのAKIは面白い性能をしたキャラではあるものの、初見ころし的な性能のものが多く、対策が進むと間違いなく低位置になります。
Aは最上位ではないものの潜在能力や爆発力があるため上位。
Bから下はリュウを除いて、Dゲージが少なくなった状態での弾(飛び道具)でお茶を濁すと言う事が出来ないため、はっきり弾持ちキャラが有利であるとプロ選手も発言しています。
よって、ゲージがない時間を弾打ち出来ないキャラはC、Dになってしまいます。
キンバくらい端でころし切れる攻撃力があればBより上位に行ける可能性は出てくるのですが……。
DはいつものジェイミーとザンギにAKIを追加。
ジェイミーは薬湯を複数回飲まないと普通のキャラの性能にならず、起き攻め機会を逸するというコンセプトで、端に追い詰める機会を複数回逸する事は6というゲームでは致命的な欠点になります。
ザンギはプロ間でも次々とキャラ変する選手が後を絶たないため、そういう事なんだろうと思います。(板zはザンギ⇒マリーザへ変更、キチパはザンギ⇒リリーへ変更)
前回ティアー