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ストリートファイター6のプロリーグSFL2023の新ルールが発表!かずのこ選手がCAGでSFL初参加、ウメハラ選手は不参加に(ストリートファイターリーグ: Pro-JP2023)

ストリートファイター6(以下スト6)の長期戦リーグ「SFL2023」の新ルールが発表されました。
今年はタイトルがストリートファイターVからスト6に変わるなど大幅に変更がある年となりますが、それ以外にも様々なルール変更が行われているので、ざっくりですが変更点の確認や、参加選手の予想などをしていきます。

SFL2023新シーズンルール

競技タイトル

SFL2022のストV⇒
SFL2023ではスト6に変更

チーム数

SFL2022の8チーム⇒
SFL2023では1チーム増えて9チームに変更

参加チーム一覧

SFL2022参加の8チームに加えてSFL2023からCYCLOPSが加入します。
CYCLOPSは大阪に本拠を置くプロゲーミングチームで、SFL2022の優勝チームGood 8 Squadに所属したどぐら選手の本来の所属チームとなります。

ウメハラ選手はリーグ不参加、ふ~ど選手はDfMに一時在籍

2023/5/11追記
昨年はミルダムビースト所属のまま名古屋OJA BODYSTAR Mildomにてリーグに参加したウメハラ選手ですが、SFL2023ではリーグ不参加を発表しています。

ウメハラ選手の配信で語られた内容。

「SFL2023(の前半戦)は出ません。(後半戦の予定は知らない。)
スト6のやる気は相当ある。色々なキャラを触りたい。
(SFL出場への)オファーは合った。
一選手としてリーグに出るより自由な時間がある中で色々な個人企画をやったりという方がいいと思った。
個人で動く方が自分にとっては良かった。
SFL期間中にSFLリーグ出場者のメンバーと(練習)対戦出来るのは(メリットが)大きい。
実力を付けたい新規ゲーム1年目に窮屈にならないで済む。
SFLは国内最高峰のリーグとは言え、自分クラス(の立場)になると、個人で動いた方が業界にとってもプラスになる。
(SFLには)後半戦(に出る可能性)や、来年出る可能性はある。
1年目は、企画や「やりたい構想」があるが、リーグ(SFL)に出ていると「そういう事やってていいのか」という空気(になる事)も考慮した。
マネジャーが交渉したが、こういう形(リーグに出ない事)になった。
(SFLでは)許されるのであれば、ガヤ(応援)配信はしたい。
CPTの予定は把握していないが、恐らく出る予定になっている。」

同じミルダムビースト所属のふ~ど選手はDfMにリーグ期間のみ参加することが発表されています。

どぐら選手がCYCLOPS athlete gaming脱退したものの、リーグはCAGにて参加

2023/4/6にどぐら選手がCYCLOPS athlete gaming脱退を表明しました。
CYCLOPS athlete gamingはSFL2023の参加を表明しています。

2023/5/11追記
どぐら選手はチーム脱退したものの、リーグ参加はCAGで参加となっています。

Burning Core(バーニングコア)のSFL参加はないものの、かずのこ選手はCAG、立川選手はG8Sにてリーグ参加

なお、かずのこ選手等が所属するBurning Core(バーニングコア)のSFL2023参加はありませんでした。かずのこ選手はスト6ベータで最強の声もあった選手で、新しく大谷選手を迎え、かずのこ・立川・大谷と3人ストシリーズの選手が揃う事から、SFL初参加も有力視されていました。

2023/5/11追記
かずのこ選手は、CYCLOPS athlete gamingでの参加が決定しました。
また、立川選手は昨年Good 8 Squadにて練習パートナーとして在籍しましたが、今年は選手としてのGood 8 Squad参加となったようです。

なお、Burning Coreに移籍した大谷選手はリーグ参加が発表されませんでした。

SFL参加チームと参加が確定した選手

ライセンス保有者が2名以上いればいいため昨年よりも参加の自由度は上がっていますが、基本的には昨年と同じ選手構成のチームが大半と思われます。

参加選手数自体はステージ間の登録選手変更で1名増員になる事から、9チームx5人で最大45名の選手がSFL出場が可能になります。
(SFL2022は8チームx4人で32名出場だったため、昨年から13名の増加。)

※以下は例年に倣いドラフト選手での補充と想定しているが、SFL2023はタイトル変更など特殊な状況にあるため、ドラフト自体がない可能性もある。

出場選手一覧(公式サイト)

Good 8 Squad

SFL2022参加チーム(前年順位:1位)
正規メンバー:ガチくん・ぷげら・カワノ
傭兵枠:立川
(昨年と同じ3名に、昨年練習パートナーを努めたBurning Core所属の立川選手がリーグ期間のみ「選手で参加」となった。)
残りはドラフト選手で補充が有力
(昨年はどぐら選手がドラフトで所属)

Saishunkan Sol 熊本

SFL2022参加チーム(前年順位:2位)
正規メンバー:ネモ・Shuto・ひぐち
傭兵枠:ササモ(初)
(昨年と同じ3名に、IBUSHIGIN所属のササモ選手がリーグ期間のみSS熊本所属選手となった。SaishunkanとIBUSHIGINは提携したとの事。)
残りはドラフト選手で補充が有力
(昨年はYHC-餅選手がドラフトで所属)

名古屋OJA BODY STAR

SFL2022参加チーム(前年順位:3位)
正規メンバー:あきら・オニキ
傭兵枠:KEI.B(初)・鶏めし
(あきら選手のみ昨年と同じ。それ以外の3名は大きく変更。
オニキ選手は過去リーグ参加経験あり。
鶏めし選手は昨年FAVでリーグに参加。
KEI.B選手は初。)

残りはドラフト選手で補充が有力
(昨年はナリ君選手がドラフトで所属)

FAV gaming

SFL2022参加チーム(前年順位:4位)
正規メンバー:sako・りゅうせい
傭兵枠:ときど・ボンちゃん
(昨年ドラフト枠の鶏めし選手が名古屋OJA BODY STAR所属となり離脱。
体調不良で欠場していたりゅうせいが復帰。
ときど選手とボンちゃん選手はそれぞれ個人別スポンサーだが、昨年と同様リーグ期間中のみFAV所属を継続する。)
※SFL2023では2シーズン制による選手入れ替えが可能になり実質5名まで登録可能な事から、残り1名をドラフトで補充すると見られる。

忍ism Gaming

SFL2022参加チーム(前年順位:5位)
正規メンバー:ももち・藤村・ジョニィ・ヤマグチ
(昨年と同じ。ひぐち・ハイタニ・大谷・えいたの4名がチーム離脱したため、昨年と同じメンバーの4名となった。)
※SFL2023では2シーズン制による選手入れ替えが可能になり実質5名まで登録可能な事から、残り1名をドラフトで補充すると見られる。

魚群

SFL2022参加チーム(前年順位:6位)
正規メンバー:マゴ・まちゃぼー・もけ・水派
(昨年と同じ)
※SFL2023では2シーズン制による選手入れ替えが可能になり実質5名まで登録可能な事から、残り1名をドラフトで補充すると見られる。

DetonatioN FocusMe

SFL2022参加チーム(前年順位:7位)
正規メンバー:板ザン・ナウマン・竹内ジョン
傭兵枠:ふ~ど
(昨年と同じ3名に、昨年名古屋OJA BODY STARに在籍したふ~ど選手がSFL2023期間中のみDfM所属選手となった。)
残りはドラフト選手で補充が有力
(昨年はうりょ選手がドラフトで所属)

広島 TEAM iXA

SFL2022参加チーム(前年順位:8位)
正規メンバー:ストーム久保・じゃじぃ(初)
傭兵枠:キチパ・ACQUA(初)
(ストーム久保選手のみ昨年と同じ。それ以外の3名は大きく変更。ガンファイト選手と稲葉選手が外れ、じゃじぃ選手が初参加。
また、傭兵枠としてAZ Laplace所属のキチパ選手とハイッテイル株式会社所属のACQUA選手の加入を表明した。)

※SFL2023では2シーズン制による選手入れ替えが可能になり実質5名まで登録可能な事から、残り1名をドラフトで補充すると見られる。
(昨年はクラッシャー選手がドラフトで所属)

CYCLOPS athlete gaming

(新規参加チーム)
正規メンバー:GO1(初)・フェンリっち(初)
傭兵枠:どぐら・かずのこ(初)
※どぐら選手はCYCLOPS athlete gaming脱退を表明したものの、リーグ参加はCAGでの参加となった。
どぐら選手以外はSFL初参加。特に、ベータで猛威を振るったBurning Core所属のかずのこ選手を引き入れたのは大きい。
チームがSFL初参加でいきなりの優勝も視野に入る。
かずのこ選手がリーグ初でどのような戦いを見せるのかにも注目が集まる。

残りはドラフト選手で補充が有力

参加選手一覧

■Good 8 Squad ガチくん/ぷげら/カワノ/立川○
■Saishunkan Sol 熊本 ネモ/Shuto/ひぐち/ササモ★
■名古屋OJA BODY STAR あきら/オニキ○/KEI.B★/鶏めし△
■FAV gaming sako/りゅうせい○/ときど/ボンちゃん
■忍ism Gaming ももち/藤村/ジョニィ/ヤマグチ
■魚群 マゴ/まちゃぼー/もけ/水派
■DetonatioN FocusMe 板ザン/ナウマン/竹内ジョン/ふ~ど△
■広島 TEAM iXA ストーム久保/じゃじぃ★/キチパ○/ACQUA★
■CYCLOPS athlete gaming どぐら△/GO1★/フェンリっち★/かずのこ★

○:過去リーグ参加経験があり今回復帰した選手
△:昨年から所属チーム変更選手
★:リーグ初参加選手

関連リンク

開催時期・日程

SFL2022の9月開催⇒
SFL2023では7月開催に変更。
リーグ期間が昨年よりも延長。

2ステージ制導入

SFL2022の1ステージ制⇒
SFL2023では2ステージ制に変更
(SFL2023からの新制度)

■1stステージ
9チームで総当たり戦を一周分実施。(計36試合)
成績上位6チームが2ndステージ進出。
チームオーダーはホーム・アウェイに関係なく試合開始前に申告制となる。

■2ndステージ
成績上位6チームでの総当たり戦をホームとアウェイでそれぞれ1回ずつ実施。(計30試合)
プレイオフ・グランドファイナル進出を目指す。
チームオーダーはSFL2022と同様のホーム&アウェイ事前オーダー制。

ライセンスなしでも参加可能

1チームはJeSUプロライセンス保有者2名以上を含む4名で構成する。
2名はライセンス無しでも登録可能。
但し4名の選手を2023年の4月30日までに登録する。
(SFL2023からの新制度)

選手1名の登録変更が可能

1stステージから2ndステージの間で選手1名の入れ替えが可能になる。
入れ替え選手は1stステージで出場していない選手が対象。
(SFL2023からの新制度)
この選手1名の登録期限は公式サイトで指定されていない。

試合形式

ほぼSFL2022と同じ形式。
先鋒・中堅はBO3で戦い勝利チームは10PT獲得。
その後大将がBO5で戦い勝利チームは20PT獲得。
獲得ポイントが並んだ場合は延長戦を行う。
延長戦勝利チームは5PT獲得。

優勝予想

以下の記事で優勝予想を行っています。

所感

今年もSFLが開催されるのは格ゲーファンとしては良かったと思いますが、残念ながらSFL2022の問題点で挙げた内容から、余り改善は見られないように思います。
また、スト6が発売前の状況で4月30日までにチーム登録を終える必要がある等、強引なスケジュール感も感じます。

一方でライセンス未保有者でもチーム登録可能になった点や、参加チームが1チームですが増えた点等は良かった点かと思います。

リーグ開催期間は昨年の9月から1月でも長いという印象でしたが、7月から2ステージになると、1年の大半の時期をリーグの準備やリーグのキャラ対策に選手は時間を取られ、CPTやEVOなどの大会の準備期間がほとんど取れないのでは、と思います。
選手や視聴者・ファンの意見が少しでもリーグ運営に反映される事を望みます。

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