【スト6】SFL2024 リーグ本節振り返り(第6節~第10節) プレーオフ進出チームが決定
SFL2024で全10節が終了しプレーオフチームが決定しました。
自分用の総括として書いたものを掲載します。
内容は前回第5節の続きです。
※チームや選手に厳しい内容を書いている場合もありますので、チーム・選手のファンの方は参照にご注意下さい。
日程・結果(公式)
https://sf.esports.capcom.com/sp/sfl/2024/schedule/
各ランキング(公式)
https://sf.esports.capcom.com/sp/sfl/2024/ranking/
■ チーム略称表記
Division S
G8S……Good 8 Squad SNB……忍ism Gaming
SSK……Saishunkan Sol 熊本 IBS……FUKUSHIMA IBUSHIGIN
OJA……名古屋NTPOJA DFM……DetonatioN FocusMe
Division F
RJT……REJECT CAG……CAG OSAKA
IXA……広島 TEAM iXA CR……Crazy Raccoon
VRL……VARREL FAV……Belc FAV gaming
■ 第5節時点の順位と獲得ポイント
Division S
1位G8S 150pt 2位SNB 120pt 3位SSK 105pt
4位IBS 105pt 5位OJA 85pt 6位DFM 55pt
Division F
1位RJT 135pt 2位CAG 135pt 3位IXA 135pt
4位CR 105pt 5位VRL 85pt 6位FAV 30pt
第6節~第10節までの試合結果
Division S(第6節~第10節)
■ Division S 第6節(2024/10/4)
https://sf.esports.capcom.com/sp/sfl/2024/schedule/div-s-sec6/
IBS 0 - 40 SSK
大将戦はコサケンに対してひぐちガイル。
コサは歩き防御だけで何もせずフレームを惑わせてひぐちの技出しに合わせてカウンターで打ち取る戦略。ひぐちはコサの仕掛けるマインドゲームに飲まれてあっという間に2セット連取されるが、インターバルを挟んでひぐちが立て直し2-3で逆転成功。
IBSは足切りに直結し兼ねない致命的な0-40を食らう。
SSKは6節合計145ポイントで安全圏に浮上。
SNB 40 - 0 G8S
ももち・ヤマグチのエド2枚の仕上がりの高さが光り、SNBが40-0の大勝。
SNBは160ポイントになり一気に1位に躍り出た。
OJA 30 - 10 DFM
大将立川がエドとマノンの2枚を使う総力戦でジョンに勝利し、OJAが足切り戦線に留まる30ポイントを獲得し115ポイント。
しかし、40-0の試合が2試合出た事で上位陣のポイントが高くなり、足切りラインが更に上がってしまった。
■ Division S 第7節(2024/10/22)
https://sf.esports.capcom.com/sp/sfl/2024/schedule/div-s-sec7/
G8S 30 - 10 SSK
前回から今回までは日程が2週間程度間が空いていた。選手の大半は直近のCPTプレミアシンガポールに参加。
シンガポール大会優勝はShuto選手。
G8Sはカワノがやや不調に陥っているが、ぷげらの勢いが止まらず勝利しG8Sが加点。
DFM 25 - 20 SNB
DFMが「最適化まみれ」で25点加点するも、残り試合40点を取り続けるしかない状況。
DFMは板zやナウマン、ジョン等個人戦の大会は好調だがリーグでこの順位なのは不思議だ。
OJA 0 - 40 IBS
IBSは翔の個人軍状態からコサが大将で出られるようになりチームは上向き。
OJAはこの辺りで戦線離脱気味。
KEI.Bと立川どちらかで勝ち星を重ねないとリーグ敗退が濃厚。
■ Division S 第8節(2024/10/29)
https://sf.esports.capcom.com/sp/sfl/2024/schedule/div-s-sec8/
IBS 30 - 10 SNB
プレーオフ進出が懸かるIBSとSNBの6ポイントゲーム。
翔vsヤマグチの大将戦を制したIBSが、プレーオフの可能性を残す30ポイントを得る。
SNBはヤマグチの負担がやや大きそうだ。ももちが大将固定で良かったと思うがオーダーミスが悔やまれる。
SSK 40 - 0 OJA
先鋒はクラシックエドふ~どに対してホームで敢えてモダンエドのミラーを仕掛ける立川だったが、結果はふ~どが完勝。
他の選手も勝ちSSKは40点を手中にする。
OJAは0点に終わりほぼ終戦となった。
DFM 25 - 20 G8S
最下位で後がないDFMは、カプコンカップチケット持ちの板zを大将にオーダー。
G8Sは敵の予想外の出方にギリギリまでオーダーが決まらなかった。
G8Sは餅ではなく真坂のガチくんラシードを当ててくるが、結果は板zが目論見通り「上に乗っかる」事に成功。
板zは8節にしてSFL2024初勝利。
延長戦も板zとガチくんになるが、板zがP勝利でガチくんも苦笑い。
■ Division S 第9節(2024/11/5)
https://sf.esports.capcom.com/sp/sfl/2024/schedule/div-s-sec9/
OJA 20 - 25 G8S
OJAはもう目なしで足切りが確定。
G8Sは1位だが加点状況によってはこの試合で他力でプレーオフ進出が確定する。
KEI.Bが最後の意地を見せて20-20となるが、延長で餅ダルシムが勝利。
G8Sがしぶとく25点を加点する。
DFM 0 - 40 IBS
DFMはプレーオフのためには80点が必須だが、ほぼ絶望的。
大勝戦をササモが取り切ってIBSが40-0を決める。
ササモは当初プレイがやや雑な印象だったがSFL終盤では緻密なプレイに変貌し成長を感じさせた。
DFMはリーグ敗退が確定。
SSK 30 - 10 SNB
先鋒ひぐちガイルに対してジョニィマリーザ。ハイタニによればガイルにマリーザがカウンターとして機能するらしい。
ジャスパで前進しながら端で読み勝ちを重ねたジョニィが勝利。
元チームメイトに対して抜け忍狩りに成功した形。
ジョニィは9節で初勝利。逆にひぐちは初の敗戦。
大将は「地獄に行った」ウメハラ豪鬼に対してヤマグチエド。
フルセットフルラウンドを制したウメハラが勝利。
※地獄に行くとは、格ゲー用語で可処分時間の大半を格ゲーの練習につぎ込む事。
■ Division S 第10節(2024/11/19)
https://sf.esports.capcom.com/sp/sfl/2024/schedule/div-s-sec10/
SSK 10 - 30 DFM
DFMは目無しのため意地をどれだけ見せるかになる。
SSKは20点取ればプレーオフが確定する。
大将戦はフルフルの激戦をジョンがひぐちに勝ってSSKのプレーオフ確定を阻止。ジョンが意地を見せた。
SSKのプレーオフは他力となった。
SNB 20 - 25 OJA
SNBはプレーオフには10点が絶対で40を取れば暫定1位も自力である。
既に目無しのOJAは会場パブリックビューイングでの開催。
先鋒はもっちー豪鬼がヤマグチエドをじっくり処理してSFL初勝利。会場での祝福となった。
もっちーの勝利で2024年のリーグ本節で0勝の選手はいなくなった。
SNBは40加点がなくなったためこの時点でSSKのプレーオフが確定。
中堅は藤村豪鬼に対して大谷ケンと元シノビの同門胴着対決。
大谷は勝ち切れない試合が続くが奮迅昇竜で削リーサルを見せる等してこの試合を勝利。
SNBが最大ポイント225になる事で、この時点でG8Sはプレーオフ進出が確定していたらしい。
SNBは追い詰められる。
プレーオフには勝利が絶対で出来れば延長戦も取って25は取りたいが、大将はももちが勝利して延長に入る。
延長はももちエドと立川マノンだが立川が勝利し1先の強さを見せる。
SNBは220点で10節終了しプレーオフは他力となった。
G8S 20 - 25 IBS
G8Sはプレーオフ確定し1位になるかどうかだけが掛かる。
IBSは試合前の時点は4位。1勝すればSNBを逆転する。
先鋒でYHC-餅ダルシムに対してヤナイベガが勝利しIBSのプレーオフ進出が決まる。
SNBはリーグ敗退が確定。
最終的にIBSが25点、G8Sが20点を取ってDiv Sは全10節を終了。
Division F(第6節~第10節)
■ Division F 第6節(2024/10/8)
https://sf.esports.capcom.com/sp/sfl/2024/schedule/div-f-sec6/
FAV 20 - 25 CR
大将ボンちゃんがまたしても勝利しCRが25点を獲得。
FAVはポイント的に毎試合40点がマストだが、20点に終わり非常に厳しくなった。
VRL 40 - 0CAG
大将マゴは好調だが大将戦には出ていなかったがようやく大将戦に出てきた。
GO1を封殺したマゴの活躍でVRLが40-0の勝利。
IXA 10 - 30 RJT
大将戦でひかるが先行するもあきらが食らい付いて追い付き、最後は逆転勝ち。あきらが大仕事をやってのけた。
■ Division F 第7節(2024/10/25)
https://sf.esports.capcom.com/sp/sfl/2024/schedule/div-f-sec7/
CAG 0 - 40 CR
どぐら選手の不適切発言による戒告処分の直後のため、配信のコメント欄は大荒れ。
どぐら選手は一番手に登場し、終始硬い表情だったが結果的にそのどぐら選手も勝利しCRが大勝。
勝利インタでの振り返りの前に、どぐら選手から今回の不適切発言に関して謝罪コメントが語られた。
CAGは勝負オーダーが裏目に出て4位と厳しくなった。
RJT 40 - 0 VRL
伝統のときどvsマゴでときどが「我打倒鉢巻」を着用し気合を示すが、ホームのマゴがときど戦を回避。
VRLの大将はそのマゴで腹を括ったプレイ。
当初レシャーを圧倒するが追い付かれて逆転負けを喫する。
RJTが40-0を決める圧倒的勝利を飾る。
最終結果を見るとここが分岐点になった気がする。
IXA 25 - 20 FAV
先鋒戦でりゅうきちが勝ち、7節でようやく初勝利を掴む。
tsが安定して勝つ事で、ようやく毎節のポイント加算に目処が付くFAVだが試合数が少ないため、エンジンが掛かるのが少し遅かった。
FAVは後3節で最大加点してもほぼプレーオフ進出は絶望的。
結果的にIXAは延長戦の5点でCRと同点の170に到達し上位陣は混戦模様となる。
■ Division F 第8節(2024/11/1)
https://sf.esports.capcom.com/sp/sfl/2024/schedule/div-f-sec8/
FAV 10 - 30 VRL
選手はSFL8節の翌日(11/2)に武蔵野の森会場のジャパンプレミアもあるため、日程的には大変だろう。
豪鬼戦を「完成」させた大将マゴがtsを圧倒して30点を獲得。
FAVは残り試合で最大加点を取っても足切りラインに到達しないため、この時点でリーグ敗退が決定。
CR 40 - 0 IXA
CRが40-0の大勝を決める。ボンちゃんは初の待機選手だったらしい。
また、かずのこは初のインターバルを取っていたらしい。
IXAはプレーオフ進出に黄色信号が灯る足踏み。
IXAはひかる個人に依存した戦力の偏りがあるため、ひかるが負けるとポイント0の可能性が出てしまう。
RJT 40 - 0 CAG
大将戦ではえいたも今やれる事全てはやったと思うが、結果は3対1でレシャーが勝利。
えいたは余りにもレベルが違い過ぎる現実を見せ付けられた。
RJTが40点を取りプレーオフ進出を確定。
CAGは2節連続で0点は致命的な結果。
最大加点してもほぼ可能性のない他力になった。
Div FはRJTとCRのトップ争い、IXAとVRLの3位争いの様相。
■ Division F 第9節(2024/11/15)
https://sf.esports.capcom.com/sp/sfl/2024/schedule/div-f-sec9/
RJT 40 -0 FAV
1位と最下位の戦い。FAVはもう目はないが何か爪痕を残したい。
空恐ろしくなる内容で大将レシャーが勝ちRJTが2試合続けて40点獲得。
RJTは最終節を待たず1位抜けとプレーオフ進出が確定。
FAVは最下位が確定。
IXA 20 - 25 CAG
CAGは負けるとポイント次第でプレーオフの目がなくなる重要な一戦。
IXAも上位進出のために多くのポイントを取っておきたい。
大将でGO1が驚異的なしのぎで勝利し延長戦になり延長でもGO1が勝利。CAGが25点を得る。この時点ではCAGは他力(CRの結果次第)だが、まだ目はあった。
CR 10 - 30 VRL
CRは先鋒戦勝利の10点でプレーオフ進出が確定。
(最終10節でIXAとVRLが3・4位の直接対決のためどういうポイント配分になっても3位以上は確定)
大将はボンちゃん豪鬼に対してマゴジュリ。予ねてからのプロレスのシナリオ通りマゴがボンちゃんの相手として名乗りを挙げる。
試合は9月が過ぎても好調を維持するマゴが勝利。
VRLが最終節の3位滑りこみに希望を繋ぐ。
CAGはこれで順位的には4位以下が確定し、最終節に関係なくプレーオフ進出の目はなくなった。
■ Division F 第10節(2024/11/22)
https://sf.esports.capcom.com/sp/sfl/2024/schedule/div-f-sec10/
CAG 30 - 10 FAV
リーグ敗退同士のため、見所は選手が意地を見せるかどうかになる。
CAGは正社員(?)の3名が出場。
結果はCAGが勝利。
FAVはリーグ全敗。
CR 25 - 20 RJT
RJTは会場パブリックビューイングでの開催。
両チームともプレーオフが確定しているが、CRは20ポイントを取れば2位が確定する。RJTは0ポイントでも変わらず1位。
両チームはプレーオフ以降も対戦する可能性があるためか、前哨戦として情報を取る駆け引きもある。
先鋒はかずのこキャミィに対してあきらキャミィのミラーマッチ。ミラーを敢えて挑む理由がないため、これはホーム側が手の内を隠すという意味合いが強い。
結果1フレストライクで勝負を制したのはかずのこ。攻めはとんおり、端の防御はODキャノンスパイクで全てを解決するかずのこは難しい事をしていないように見えるが、最終的には勝っている現象にあきらも渋い顔で首を傾げる。
レシャーは待機選手になったが、延長にもつれ込んだ後は延長戦にレシャーが登場。ただ、そこではどぐらが延長戦を勝利しCRが勝利。
VRL 0 - 40 IXA
3位と4位の差が余りにも大きいこのルールでの天王山。
勝った方が3位プレーオフ確定し負けた方はリーグ敗戦。
先鋒、中堅とIXAが勝利し大将はマゴジュリに対してひかるA.K.I.。
マゴが勝てば延長1先で勝ったチームが勝利しプレーオフが決定する。
ひかるが勝てばその時点でIXAがプレーオフが決定。
泣いても笑っても最後の試合になる。
試合は往年のタイミングおじさんの上手さを見せてマゴが先勝するが、最後はひかるが2-3で逆転勝利。
これによりIXAが延長戦を許さず40-0を決めてプレーオフへのストレートインを決める。
S久保リーダー時代は毎年SFL最下位が定位置だったIXAだが、チームがSFL参画して初のプレーオフ進出。
IXAメンバーは歓喜に沸き新リーダーのあくあには涙も見えた。
VRLは新チーム移行後の初年度だったが、魚群時代に引き続きリーグ敗退に終わる。
これで両Divisonの全10節の試合が終了した。
結果まとめ
Divison S
1 G8S 245(プレーオフ進出・シード権獲得)
2 IBS 240(プレーオフ進出)
3 SSK 235(プレーオフ進出)
4 SNB 220
5 OJA 160
6 DFM 145
Divison F
1 RJT 305(プレーオフ進出・シード権獲得)
2 CR 245(プレーオフ進出)
3 IXA 230(プレーオフ進出)
4 CAG 190
5 VRL 185
6 FAV 90
自分の予想は当たっていたか
7月にSFLの開幕前に予想した順位と当たっていたか検証します。
2024/7/9時点の予想
Divison SはSNBがプレーオフ進出せずIBSがプレーオフのため、ここだけが違っていました。
Divison Fは順位が少し違っていますがプレーオフの3チームは的中していました。
的中率としては80%程度なのでまずまずでしょうか。
プレーオフの展望
後日掲載予定
プレーオフ・グランドファイナル特設ページ(公式)
https://sf.esports.capcom.com/sp/sfl/2024/final/