【スト6】ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2024最速優勝予想 初のDivision分けとなったSFL2024を制するのはあのチームに
このnoteでは、今年8月から開催されるSTREET FIGHTER 6(ストリートファイター6、SF6)のプロリーグ「ストリートファイターリーグ: Pro-JP(SFL2024)」の優勝予想を行います。
SFL公式サイト
https://sf.esports.capcom.com/sp/sfl/2024/about/
レギュレーション、参加チーム、参加選手、日程
レギュレーション(ルール)
https://sf.esports.capcom.com/sp/sfl/2024/rule/
チーム
https://sf.esports.capcom.com/sp/sfl/2024/team/
日程
https://sf.esports.capcom.com/sp/sfl/2024/schedule/
当noteでも紹介しています。
結果に付いては、当noteでは記載しておりません。
CAPCOM公式サイトをご確認下さい。
日程・試合結果 | シーズン2024 | ストリートファイターリーグ | CAPCOM
優勝予想とチーム評
2024年7月8日の公式配信で、ディヴィジョンに所属するチームが告知されましたので、2024年7月9日時点で最速の優勝予想をしておきます。
「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2024」Division発表特別番組
Division S 所属チーム
FUKUSHIMA IBUSHIGIN:翔(L)★/Yanai○/cosa△/ササモ△
Saishunkan Sol 熊本:ネモ(L)/ひぐち/ウメハラ○/ふ~ど△
忍ism Gaming:ももち(L)/藤村/ジョニィ/ヤマグチ
Good 8 Squad:ガチくん(L)/ぷげら/カワノ/YHC-餅○
名古屋NTPOJA:KEI.B(L)/立川△/大谷○/もっちー★
DetonatioN FocusMe:板z(L)/ナウマン/竹内ジョン/まちゃぼー△
Division F 所属チーム
広島 TEAM iXA:ACQUA(L)/じゃじい/ひかる★/ひびき★
Yogibo REJECT:ときど(L)△/あきら△/鶏めし△/Leshar★
CYCLOPS athlete gaming OSAKA:GO1(L)/フェンリっち/えいた★/うりょ○
VARREL:マゴ(L)/もけ/水派/だいこく★
Crazy Raccoon:どぐら(L)△/Shuto△/かずのこ△/ボンちゃん△
Belc FAV gaming:sako(L)/りゅうせい/りゅうきち★/ts★
************************************
L:リーダー
アイコンがない選手:昨年と同じチームメンバー
○:過去SFL参加経験があり今回復帰した選手(復帰後チームが違う可能性あり)
△:昨年SFLに参加したが移籍等でチーム変更した選手
★:SFL初参加の選手
※ひびき選手はSFL2018でトキド フレイムでの参加経験(high class)があるが
企業オーナー制以降としては初参加
************************************
Division S 勝ち抜け予想(上位3チーム)
Good 8 Squad⇒プレイオフ進出
Saishunkan Sol 熊本⇒プレイオフ進出
忍ism Gaming⇒プレイオフ進出
――――――――――――――――――[足切りライン]
FUKUSHIMA IBUSHIGIN⇒リーグ敗退
DetonatioN FocusMe⇒リーグ敗退
名古屋NTPOJA⇒リーグ敗退
ディヴィジョンSはグッパチ、SS熊本、シノビの3チームが勝ち抜けと予想。
Division F 勝ち抜け予想(上位3チーム)
Yogibo REJECT⇒プレイオフ進出
広島 iXA⇒プレイオフ進出
Crazy Raccoon⇒プレイオフ進出
――――――――――――――――――[足切りライン]
VARREL⇒リーグ敗退
Belc FAV gaming⇒リーグ敗退
CYCLOPS athlete gaming OSAKA⇒リーグ敗退
ディヴィジョンFはREJECT、広島、CRの3チームが勝ち抜けと予想。
REJECTとCRは新規参画チームだ。
プレイオフ勝ち抜け予想
Division S プレイオフ勝ち抜け予想
Division SはGood 8 Squadが勝ち抜けと予想。
Good 8 Squad⇒グランドファイナル進出
――――――――――――――――――[足切りライン]
Saishunkan Sol 熊本⇒プレイオフ敗退
忍ism Gaming⇒プレイオフ敗退
Division F プレイオフ勝ち抜け予想
Division FはREJECTが勝ち抜けと予想。
Yogibo REJECT⇒グランドファイナル進出
――――――――――――――――――[足切りライン]
広島 iXA⇒プレイオフ敗退
Crazy Raccoon⇒プレイオフ敗退
グランドファイナル予想
Good 8 Squad VS Yogibo REJECT
Good 8 Squad(優勝)
Yogibo REJECT(準優勝)
優勝予想としては、Good 8 SquadとREJECTがGF進出し、Good 8 Squadが優勝と予想する。
実際の結果がどうなるかは、シーズン開始後に確認したい。
ここからは、各チーム評と個人評を書いていく。
Division Sチーム評
Good 8 Squad
Good 8 Squad SFL2024メンバー
ガチくん(L)/ぷげら/カワノ/YHC-餅○
(予想レーティング:96)
強み:キャラ被りがない、ほぼ同じメンバーでの優勝経験
弱点:キャラ変の影響、一部の選手の不調
■概要
Good 8 Squad、通称グッパチは、ガチくんとカワノの2選手が強力。
SFV最後のSFL2022では見事国内、ワールドチャンピオンシップの二冠を達成した。
しかしSF6にゲームが変わった昨年は屈辱の1STステージ敗退。
ワンポイント選手としてベテランのYHC-餅が入ったものの、今年もほぼ同じメンバーでSFLに臨む。
■ガチくん(タイプ:守備・カウンター重視)
万能 メンタル強
ガチくんは、初年度はマノンでシーズン開始したものの、本来のキャラであるラシードのリリースが遅れて立ち上がりは苦しんだ。
その後、CPTオフラインプレミアで優勝し、CAPCOM CUP X出場を確定。(大会では3位に入賞)
EWC2024でも3位と好結果を残す。
■カワノ(タイプ:オールラウンダー)
反応・フィジカル◎ 万能 戦略 逆択 複数キャラ使い
初年度はルークで開始したものの、プロになって初めてのゲームの切り替わりでやや苦戦した。
Year2で豪鬼にキャラ変し独自の攻略を乗せた運用を構築しつつある。
直近の第5期TOPANGAチャンピオンシップはブロック予選3位から三つ巴戦を制して本戦進出。
EWCでは準優勝と日本人最高位の結果を残す。
■ぷげら(タイプ:攻撃的)
反応・フィジカル 複数キャラ使い
SFVでは国内トップクラス選手だったぷげらだが、SF6初年度は振るわず。
但し、直近では新キャラのベガがリリースされてからはベガを使って徐々に復活の兆しを見せ始めている。
EVO2024では13位とまずまずの順位をマーク。
Esports World Cup(EWC)ではLCQ(現地最終予選)で2位に付けてEWC出場を確定。(LCQ1位はSFL2024出場予定のLeshar)
最終的に本戦で17位となったが、上昇への足掛かりにしたい。
■YHC-餅(タイプ:スペシャリスト)※読みは「ワイエイチシーもち」
新規加入した大ベテランのダルシム使い。
兼業選手だが、過去何度かSFLに参加しており、選手活動は問題ない。
対策への強制や要所での登場で出番があるだろう。
忍ism Gaming
忍ism Gaming SFL2024メンバー
ももち(L)/藤村/ジョニィ/ヤマグチ
(予想レーティング:92)
強み:長年チームの関係性が継続し結束が硬い
弱点:ももち一人に依存するチーム性、キャラ変の影響、キャラ被り、変則的なオーダーを好む懸念
■概要
チームでは以前からハイタニ、大谷、えいたをリリースし選手層はスリムになった。
今年も昨年までと同じメンバーを継続。
SFLでは一度もグランドファイナル進出がないため、そろそろ成し遂げておきたい所だ。
メンバー的な力は昨年は藤村とヤマグチに引っ張られたが、本来はももちがそこに加わって初めて完成する。
シノビは全体的にももち次第な所があるが、SFLは大将一人が強ければ勝ち抜けるシステムなので、ももちがポイントを量産出来れば勝ち抜けは堅い。
懸念事項としては、作戦を考案するリーダーのももちがやや変則的なオーダーを好む傾向があるため、順当に勝ちきれる勝負をオーダーが原因で落とす可能性がないとは言いきれない。
■ももち(タイプ:守備・カウンター重視)
メンタル強 万能 戦略 リーサル力 複数キャラ使い ◆レジェンド
唯一のチームオーナー兼選手。
SF6初年度は適応に苦しみキャラの変遷を繰り返したが全く振るわなかった。
2年目はエドのドリームコンボ(SA2を使った運びコン)で暴れまくる現象が起きている。
このためエド使いが急激にプロ間でも増えている(弱体化されたディージェイ等からの移行組が多い)が、同キャラ戦を苦にしないのは強み。
直近の第5期TOPANGAチャンピオンシップでは全体3位に入賞、EVO2024では日本人最高位の4位と完全復活を示した。
■藤村(タイプ:攻撃的)
リーサル力◎
初年度はケンを使用しチームに貢献。今年は豪鬼にキャラ変している。
豪鬼リリース後はその完成度の高さから藤村豪鬼が随一と言われていたが、SFL開始延期もあり、少し旬を逃してしまった感はある。
SFLではある程度計算出来る選手だが、直近ではやや大会戦績が振るっていない。
■ジョニィ(タイプ:超攻撃特化)
複数キャラ使い
恐らくマリーザを使用。今年もレアキャラ対策の強制、ワンポイントでの起用が予想される。
国内外の大会ではそこまでインパクトを残していないが、国内選手としては飛び抜けて攻撃的なスタイルのため、意外に大将起用もあるだろう。
相手からすると大将戦で出てこられると嫌な選手だ。
■ヤマグチ(タイプ:攻撃的)
SFL2023では活躍したが、ディージェイが弱体化してしまった。
自身のポテンシャルは高いだけに、キャラの弱体を乗り切れるかどうかだ。
Saishunkan Sol 熊本
Saishunkan Sol 熊本 SFL2024メンバー
ネモ(L)/ひぐち/ウメハラ○/ふ~ど△
(予想レーティング:95)
強み:リーダー格の選手が複数いる、キャラ被りがない
弱点:Shutoの不在の影響、キャラ変の影響、ビッグネームが集まっている事の懸念
■概要
「ウメ・ふ~」のチーム・ビーストが合流した事で、SFL2024でも最も話題性があるチームだ。
昨年のチームに所属したShutoがCRに個人移籍し、チーム提携で借り受けていたcosaとササモが去った。
空いた2枠にウメハラとふ~どが入る事でSS熊本は強力な助っ人2名を手に入れた。
昨年とはチーム構成が大きく変わるが、SF6で復活の兆しを見せつつあるリーダーのネモ、ディージェイに見切りを付けてエドを薬籠中にしつつあるふ~ど、未だに国内最強ガイルと言われるひぐち等、強力なメンバーが揃う。
ウメハラは昨年SFL不参加、直近でも個人大会でそれ程好結果を残しているわけではないが、2年振りのリーグ参加とあり、急ピッチで豪鬼を仕上げつつある。
■ネモ(タイプ:攻撃特化)
戦略◎ 複数キャラ使い◎
リーダーのネモは、初年度の持ちキャラJPが弱体化し、キャラ変更が予想されるが、EVO2024を見る限りベガとブランカの併用だろう。
EVO2024ではももちに次ぐ5位に入賞。
■ひぐち(タイプ:スペシャリスト)
初年度はリーグでひぐちのみ、2年目も2人(ひぐち、だいこく)だけで使い手自体少ないが、ガイル自体が強いのは間違いない。
リーグではShutoが移籍したため、ここ一番で大将を任せられるシーンが増えそうだ。
Shutoは熊本では「司令塔」として参謀とムードメイカーを同時に担った。
殊更ひぐちはShutoをメンターとして頼りにしていた面があったが、今年は独り立ちとなるだろうか。
■ふ~ど(タイプ:オールラウンダー)
メンタル強◎ リーサル力◎ 万能 複数キャラ使い◎
昨年はDFMの傭兵として参加、チームをGFに導く活躍を見せた。
今年は移籍等で2枠空いたSS熊本に参加しウメハラと再びタッグを組む。
昨年の使用キャラディージェイの弱体化によりエドにキャラ変を決断。
Year2アップデートで豪鬼と同様にエドにキャラ変した選手も多い。
代表的なエドの使い手はももちや立川がいるが、ふ~どは現状3番手辺りの位置か。
第5期TOPANGAチャンピオンシップでは本戦進出を果たすも5位に終わった。
■ウメハラ(タイプ:攻撃的)
メンタル強◎ 長期戦◎ ◆レジェンド
初年度は自身の企画や練習相手の確保を兼ねてSFLを辞退。
この企画からはSFLにも参加決定したりゅうきちがデビューしている。
(SFL期間中は対戦が決まっているチーム同士は互いに練習を遠慮するのが通例となっている。そのためそういう事情がない場合は、どのチームの相手とでも練習が出来るメリットはある)
初年度はケンを使ったが、2年目はリリースのタイミングで豪鬼に変更。
FUKUSHIMA IBUSHIGIN
FUKUSHIMA IBUSHIGIN SFL2024メンバー
翔(L)★/Yanai○/cosa△/ササモ△
(予想レーティング:86)
強み:三人がプロリーグを経験済み、チームのモチベーションが高い
弱点:キャラ変の影響、プロリーグ初の選手がいる事の懸念、チームとしてはリーグ初年度の懸念
■概要
新規参戦チーム。と言っても、以前からチーム自体は組まれており待望していたSFL初参加となる。
昨年まではリーグ経験を積むためかSS熊本とのチーム提携でササモとcosa(かべ)が傭兵として出向。
二人は前期・後期と分けて出場を経験した。
全体的に上位が狙えるチーム力はあるが、チーム初年度という事もあり、修羅場での経験が幾分不足しているため、勝負所で響いてくる懸念はある。
■翔(タイプ:オールラウンダー)※読みは「かける」
メンタル強 反応・フィジカル◎ リーサル力◎ 万能 戦略 複数キャラ使い◎
SFVまではネクストブレイク候補の一角という立ち位置だったが、SF6リリース後にJPを最強キャラと見抜き、第一人者としてジャストパリィの精度を武器に各大会で上位に勝ち残った。
Year2現在は豪鬼・ベガを含めた直近リリースキャラを使用。
直近の第5期TOPANGAチャンピオンシップでは、主に豪鬼を使って準優勝と結果を出す。
■cosa(タイプ:守備・カウンター特化)※読みは「コサ」
メンタル強 反応・フィジカル◎
昨年は攻めっ気の強いケンを使いながらも、守りを固めてカウンターで打ち取るという独特の運用をするプレイスタイルで異彩を放った。
今年もそのスタイル自体は変わらないようだ。
■ササモ(タイプ:攻撃的)
初年はディージェイだったが、今年はエドにキャラ変が予想される。
かなり動かせているとの情報がある。
■Yanai(タイプ:攻撃的)
SF6では国内外の大会で目立った戦績はないが、SFVでは世界大統領Gを使って過去SFL出場の経験がある。
SF6ではSFL初出場。キャラはマリーザを使用すると思われる。キャラはベガを使用。
DetonatioN FocusMe
DetonatioN FocusMe SFL2024メンバー
板z(L)/ナウマン/竹内ジョン/まちゃぼー△
(予想レーティング:72)
強み:アップデートでザンギの強化、移籍選手も加えて旧知の関係性
弱点:ふ~ど・立川(コーチ)不在の影響、一部の選手の不調
■概要
SFL2023では、傭兵・ふ~どの活躍で紙一重の勝利を重ね、2NDステージからグランドファイナル進出を果たす。
今年はふ~どが抜けてまちゃぼーが加入した。
昨年は新戦力の活躍でチームとして一つ結果を出した。
今年はふ~どと立川不在で臨むため、その影響が全くないとは言いきれない。
■板z(タイプ:人読み重視)
複数キャラ使い
元々デカキャラしかほぼ使わない制約があるため、SF6初年度は冴えなかった。
Year2アップデートではザンギが強化され直近の第5期TOPANGAチャンピオンシップでは、こばやんがザンギを使って全勝優勝を飾る。
S1では不遇をかこったザンギ使い達は勢いを増している筈だ。
リーグでは板zザンギの活躍も見られるだろう。
■ナウマン(タイプ:攻撃的)
ナウマンは、初年度でケンを使うも大会結果から見ると今ひとつ乗り切れていない印象だった。
Year2の使用キャラはケンか豪鬼かはまだ分からないが、どこかで殻を突き破ってくるかに注目だ。
■ジョン(タイプ:攻撃的)
ジョンは、昨年のSFLでは重要な場面で活躍しオールインに貢献。
ラシード使いとして現在の仕上がりは、ガチくんにやや水を空けられている感じもあるが、SFLでは巻き返したい。
■まちゃぼー(タイプ:攻撃的)
リーサル力◎
「Mr.最適解」という通り名の通り、精度の高いプレイが武器のベテラン。
昨年まで所属した「魚群」を解散に合わせて脱退し、DFMに移籍。
SFLでは企業オーナー制になる前から優勝請負人と言われる活躍をしていたが、近年では国内外の大会やSFLでもそこまで活躍が見せられず。
体調面の不安もあるのだろうが、環境を変えた事で上昇を期待したい。
名古屋NTPOJA
名古屋NTPOJA SFL2024メンバー
KEI.B(L)/立川△/大谷○/もっちー★
(予想レーティング:88)
強み:コーチで培った立川の分析力とコーチング
弱点:メンバーが大幅入れ替えのため関係性の構築等が必要、キャラ変の影響、プロリーグ初の選手がいる事の懸念、キャラ被り
■概要
昨年から、メンバーが大きく変更になった。
主にコーチ業をしていた立川が、名古屋との交渉を行った結果、出身地の富山の盟友である大谷と二人揃って名古屋への移籍となった。
また、もっちーはKEI.Bとの繋がりでチームに入る事になったようだ。
名古屋に数年間在籍していた正規選手のあきらやオニキが移籍した事で、昨年から唯一の残留組のKEI.Bがリーダーに就任。
このチームの戦力は、現状まだはっきりと分からないが、初戦が重要だ。
若いチームだけに、初戦を勝ち切れれば波に乗る可能性がある。
■立川(タイプ:オールラウンダー)
戦略 複数キャラ使い◎ 短期戦◎
昨年はGood 8 Squadで選手として所属後、立川自身は好成績だったが、チームは低調で1STステージで敗退。
その後、コーチ業を中心に活動。(DFMチーム付コーチ、及び、ときどの個人コーチ)
DFMはGF進出、ときどはFAVで国内優勝と結果を出した。
今年はキャラをモダンエドに変更。
直近大会の結果では好結果を出しており、EWC2024でも3位に入賞した。
■KEI.B(タイプ:特殊・変則)
KEI.Bは昨年JPを使ったがキャラ弱体化からキャラ変を迫られている。
恐らくベガで臨むのではないか。
■大谷(タイプ:守備・カウンター重視)
大谷は、元々所属していた忍ismではSFL参加の機会がほぼなく、チーム退所後に所属したBurning CoreもSFLに参加しない方針を採ったため、SFLで見られる機会がなさそうに見えた。
立川の尽力で、SFLでSF6の大谷が見られる事になった。
大谷は以前からほぼ胴着キャラしか使わないが、その運用に関しては独自の理論を構築しており、プロ間でも大谷の試合は注目が高そうだ。
■もっちー(タイプ:不明)
もっちー選手は自分は全く知らない選手だった。
他ゲーで活動している選手という事だ。
スト6での使用キャラは公式サイトでは豪鬼となっている。
Division Fチーム評
Crazy Raccoon
Crazy Raccoon SFL2024メンバー
どぐら(L)△/Shuto△/かずのこ△/ボンちゃん△
(予想レーティング:82)
強み:リーグで上位実績や優勝経験者が多い、勝負強い選手が多い
弱点:キャラ変の影響、キャラ被り、一部の選手の体調不良、ビッグネームが多い事とストリーマー活動を軸にする選手が多い事の懸念
■概要
Crazy Raccoon(CR)は、唯一の「全選手が移籍組」のチーム。
が、最年少のShutoも含めて、格ゲー界隈では以前から配信等でよく絡みがあり、全員が旧知の仲と言ってもいいだろう。
ロースターの発表は一番最後になったが、交渉が難航していたのだろうか。
■ボンちゃん(タイプ:守備・カウンター重視)
メンタル強◎
ここ数年はFAVの傭兵として参加し、SFL2023では大将戦でポイントを荒稼ぎした。
今年はキャラをルークから豪鬼に変更。
直近のEVO2024は持病(首痛)により不参加。
SFLが万全の状態で臨めるかは不透明だ。
■Shuto(タイプ:攻撃特化)
メンタル強 チームモチベーター
昨年まで所属のSS熊本では、3先の強さを買われ大将戦に多く出場し、ポイントゲッターとして機能。
モチベーターやメンターとしてもチームへの貢献が大きく、「SS熊本の司令塔」と言われていた。
今年はCRから声が掛かり、個人移籍を決断。
Year2ではマリーザが相対的なナーフの状況になり、豪鬼に変更している。
■どぐら(タイプ:特殊・変則)
複数キャラ使い
SFV末期では選手としてピークを迎えていたが、その反動かゲームが切り替わったSF6初年度は振るわなかった。
しかしYear2で待望のベガがリリースされた。
これがどう影響を与えるのかはリーグの成績で自ずと分かるだろう。
■かずのこ(タイプ:人読み重視)
メンタル強◎ 万能◎ 逆択 ◆レジェンド
SFV初期から暫くはDBFZ等他ゲーに離れていたが、SF6初年度でまたSFシリーズに戻り、攻略の早さと”竹槍”を武器に活躍した。
かずのこ特有の不安材料は2点ある。一つ目は2年目を迎えた現在、攻略情報が広まる速度が速く、ベータ期間のように個人の能力だけで突出するという事は現状難しくなっている。
二つ目は、配信を重視しているため、他選手に比べて選手活動に割けるリソースが少ない事だ。
その他にも、CRというチームが全体的に企画やイベントを重視しているため、チーム全体がそこへの活動を要請される事もある程度は影響があるだろう。
Yogibo REJECT
Yogibo REJECT SFL2024メンバー
ときど(L)△/あきら△/鶏めし△/Leshar★
(予想レーティング:95)
強み:Lesharがエース候補になる、専業移行組への期待、キャラ被りがない
弱点:新規チームとして関係性の構築等が必要、ときどがリーダーのチームで過去実績が低い
■概要
REJECTは、FAVから移籍したときどが率いる新規参画チーム。
メンバーもやや異質でどちらかというとダークホース的存在に写るが、実は本命の一角だ。
とにかくLesharの評価がプロ間でも高く、試合映像を見ても磐石というか今の時点でも動きに迷いがなく、自分の中での戦略、戦術等が完成しているのが伺える。
チーム自体のキャラバランスは胴着(ケン)、キャミィ、ダルシム、春麗/エドと被りがなく理想的だ。
恐らくあきら(キャミィ)が先鋒か中堅、ときどかLesharの調子が好い方で大将、残った選手で中堅、ホームでダルシムが行けそうな組み合わせで鶏めしを被せに使う、といったオーダーがメインになるだろう。
懸念点としては、トキド フレイム時代にときどがリーダーのチームで全く勝てなかった過去はあるが、それから何年も経ちときどもSFL優勝を含めて経験を積んでいるため、懸念は少ないだろう。
■ときど(タイプ:攻撃的)
万能◎ 複数キャラ使い ◆レジェンド
初年度はケンで活躍。数年所属したFAVでは、切り込み役としての印象が強かった。
今年はFAVを去って新規立ち上げチームのREJECTへ移籍し、リーダーになる。
Year2で待望の豪鬼リリースもリーチの短さを問題視しキャラ変はせずケンのまま行くと宣言した。
なお、VARRELのオーナー企業のCELLORB副社長に就任しているが、その件はここでは割愛する。
■あきら(タイプ:攻撃特化)
名古屋のチームリーダーをしてきたが、REJECTへ移籍。
傭兵ではなく正規メンバーとしての所属との事。
また今年から兼業選手を辞めて専業プロへ移行。
対策に時間が必要なSFLで、この事は利点だろう。
プロ初年度でもあり、プロ間での立ち位置を示したい所だ。
あきら選手は、プロ専業化したが、今年は広島在住のままプレイするようだ。
■鶏めし(タイプ:スペシャリスト)
REJECTへ移籍。過去SFLでは色々なチームに所属して来たが、REJECTでは傭兵ではなく正規メンバーとして所属する。
また兼業から専業プロへ移行。
これらの点であきらと経緯や環境は似通っている。
また、ダルシム使いとしては、餅選手と同様に対策強制とワンポイント出場要員が想定される。
■Leshar(タイプ:守備・カウンター重視)
メンタル強 反応・フィジカル◎ リーサル力◎ 万能 戦略◎ 複数キャラ使い
目玉選手のLeshar(レシャー)は、韓国の選手。
Capcom Cup Xでは5位の入賞実績があり、このメンバーではトップクラスの戦績。
プロ選手の評価を聞く限り、REJECTはときどよりもLesharがオーダーの中心になるだろう。
現在は宣材撮影で来日しているが、本戦では恐らく韓国に留まったままオンラインで参加になる。SFL期間中は日本に住んでいるとの事。(ときど選手の配信より)
配信等を見る限り、Lesharはマルチリンガルで日本語も普通に話せるようだ。
広島 TEAM iXA
広島 TEAM iXA SFL2024メンバー
ACQUA(L)/じゃじい/ひかる★/ひびき★
(予想レーティング:90)
強み:レアキャラの超級スペシャリストが多く対策が難しい、勝ちに徹したオーダーが可能な陣容、キャラ被りがない
弱点:キャラ変の影響、プロリーグ初の選手がいる事の懸念
■概要
これまでSFLの最下位と言えば広島が常連だった。
今年はメンバーの入れ替えをした結果、大きく生まれ変わる年になる。
これまでのチームの二軸であるレアキャラ要素×お祭り要素だが、S久保の脱退の影響もあり(レアキャラ要素はあるが)お祭り要素はなくなった。
その原動力が今年から加入したひかるとひびきの二人だ。
ひかるはA.K.I.、ひびきはリリーのスペシャリストで、相手チームにとっては対策し辛い。
トレンドを席巻するルーキー二人を、SFL二年目を迎えたあくあとじゃじぃで骨子を支える。
■ACQUA(タイプ:攻撃的)
戦略 複数キャラ使い
昨年はプロ移行から初のSFL参加。
今年はS久保の脱退(引退)によりリーダーに就任。
オーダー戦略で他チームの上を行ければ、十分上位も見えてくる筈だ。
またJPからのキャラ変もあるかは注目される。
■じゃじい(タイプ:攻撃的)
昨年は初のSFL参加。
初年度でルークを使いリーグで一定の活躍を見せた。
Year2はルークが微ナーフ。キャラ変も視野に入るか。
■ひかる(タイプ:攻撃特化)
メンタル強 戦略 複数キャラ使い
旧名はしとね。ふ~どキッズとして知られる。
A.K.I.使いのスペシャリスト。
A.K.I.は実装当初はティアー下位レベルの弱さだったが、Year2で強化された。
■ひびき(タイプ:攻撃的)
リリー使いのスペシャリスト。
リリーは現状、そこまでティアー上位とは思われていないが、実戦値が高く、攻め手はシンプルであるものの、常に二択を仕掛けられるキャラで、相手にとっては嫌なキャラになるだろう。
VARREL
VARREL SFL2024メンバー
マゴ(L)/もけ/水派/だいこく★
(予想レーティング:78)
強み:キャラ変した選手がいない、キャラ被りがない、新メンバーがいるが関係性は継続
弱点:一部の選手の不調、プロリーグ初の選手がいる事の懸念
■概要
VARRELは今年の4月に経営統合等でTOPANGAを母体とする魚群がチーム解散し、新生VARRELへとメンバーの大半が移行したチームになる。
その過程でまちゃぼーがチームを抜け、新たにだいこくが加入した状況だ。
旧魚群からVARRELに移籍したメンバーはマゴ、もけ、水派の3名。
VARRELのキャラ構成はジュリ、春麗、キャミィ、ガイルと被りがなくバランスがいい。
ケン、豪鬼等の胴着キャラがいない珍しいチームでもある。
■マゴ(タイプ:攻撃的)
メンタル△ メンタルバフ補正あり◎ 戦略 複数キャラ使い
当初ジュリとキャミィの併用運用を示唆していたが、現状ではジュリを使用。
SFV末期ではFPS等他ゲーに傾倒しチーム内でもメンバーから批判が出るほどだったが、現在もFPS配信はしているものの格ゲーへのモチベーション的な問題はない模様だ。
2年目を迎えたSF6では、未だ判断や戦略の部分で迷いが見られる。
メインキャラのジュリはやや火力の低さはあるが、端攻めが強くSF6初年度に行われたCAPCOM CUP X優勝キャラでもある。
ただ、マゴを除くと国内プロでジュリを使う選手は殆どいない。
(多キャラ使いのぷげらが使用するもメインではない)
また、デバイスを度々変更しているためか、勝負所で操作ミスが多く出ている印象もある。
マゴ自身は「マゴスカーレット」としてSFL優勝経験もあるため、比較的SFLに対するモチベーションは少ないのかもしれないが、VARREL初年度としては絶対に上位に入りたい、出来れば優勝という結果を挙げたい筈だ。
チーム上層部等からも期待を背負う立場になる。
■もけ(タイプ:オールラウンダー)
万能
初年度から春麗を使い続け、操作難度の高さに苦戦する事もあったが、初年度から個人大会でも継続して活躍しており、オーダーは大将が多くなるだろう。
■水派(タイプ:攻撃特化)
初年度からキャミィを継続使用。
攻めに特化したプレイヤーで、タイプ的にはあきら、うりょ等と似ている。
初年度のリーグでは勝利数も多かったが、負ける時は動きがやや単調になる事が多く、そこを衝かれての読み負けが多い印象があった。
二年目ではその辺りをどう改善出来るかになる。
■だいこく(タイプ:攻撃的)
ガイルを使用。
SFL初参加だが、SFVからプレイしているため、メンバーとも旧知の間柄。
過去には色々あった選手だが、今回はフレッシュなSFリーガーとして活躍を期待したい。
Belc FAV gaming
Belc FAV gaming SFL2024メンバー
sako(L)/りゅうせい/りゅうきち★/ts★
(予想レーティング:82)
強み:りゅうきちの話題性、S久保コーチ就任
弱点:ときどとボンちゃんの不在の影響、キャラ変の影響、プロリーグ初の選手がいる事の懸念、キャラ被り
■概要
昨年優勝チームだが、主戦力だったときどとボンちゃんが抜けたため、今年は別のチームと考えるべきだろう。
これまでは良くも悪くも傭兵二人に引っ張られたチームで、昨年は見事優勝を果たした。
今年は代わりにりゅうきちとtsが新たに加入。
二人はプロ間ではまだ未知数の部分がありベールを脱ぐのはリーグが始まってからになる。
sakoは初年度は春麗を使って要所で活躍を見せた。
二年目は豪鬼を使うのかはまだ判明していない。
今年も勝負所でsakoを出せるように、他のメンバーでポイントをある程度は稼ぎたい。
そのためにも新しく加入した二人、特に今旬のりゅうきちが勝ってチームを勢い付けたい。
りゅうせいは、JPが弱体化しキャラをまだ模索中のようだ。
SFVではキャラの徹底した練度を最大の武器にしていた選手だけに、変更を毎年繰り返す状況は望んでいない。
その事もあったか昨年まで広島のリーダーを務めたS久保がりゅうせいの個人コーチに就任。
立川のコーチ業の活躍でチームや個人のコーチを取り入れる活動も普通になってきている。
S久保のように引退選手がコーチ業を始めるのも、選手のセカンドキャリア構築のために実例を増やしていきたい所だ。
■sako(タイプ:攻撃的)
複数キャラ使い ◆レジェンド
■りゅうせい(タイプ:攻撃特化)
■りゅうきち(タイプ:攻撃特化)
複数キャラ使い
■ts(タイプ:攻撃的)
CYCLOPS athlete gaming OSAKA
CYCLOPS athlete gaming OSAKA SFL2024メンバー
GO1(L)/フェンリっち/えいた★/うりょ○
(予想レーティング:70)
強み:えいたがムードメイカー的な存在になれる、SFL経験者や格ゲーベテランが多い
弱点:どぐらとかずのこの不在の影響、キャラ変の影響、映えやエンタメ性重視の懸念、キャラ被り
■概要
CAG OSAKAは、昨年からどぐらとかずのこが抜けて、えいたとうりょが加入。
えいたは、格ゲー界隈ではベテランと言ってもいいキャリアだが、プロリーグは初。
うりょは、SFVでリーグに出場経験がある。
CAGは、抜けた二人の穴が大きくポイントの面ではかずのこ、ムードメイカーとしてはどぐらが担っていた部分がなくなった。(GO1やフェンをチーム練配信でいじれるのは、どぐらの役割だった)
二人が抜けた事は痛手だが、えいたがまずはチームの盛り上げ役に徹したい。
えいたは、選手としてはとにかくパナし、無敵技で切り替えしての画面映えは十分にある。ただ、勝負師というかポイントを量産するタイプではない。
うりょは、攻めっ気が強くSF6でどういうプレイをするのかは予測出来ないが、魅せるプレイヤーであるのは間違いない。
GO1は、操作精度はプロの中でも高いが、ことポイントの掛かった試合では、メンタルの影響かラウンドや試合を落とす事があった。今年はリカバリーしてくるか。
フェンは、JPの弱体化でキャラ変更が迫られる。現状ではベガの可能性が高そうだがどういう決断をするか。
CAGは蓋を開けて見ないと分からない部分が多いが、劇的な試合は多くなりそうだ。
■GO1(タイプ:オールラウンダー)
反応・フィジカル◎ メンタル△ 複数キャラ使い
■フェンリっち(タイプ:攻撃的)
反応・フィジカル◎ 万能 複数キャラ使い
■うりょ(タイプ:攻撃特化) 複数キャラ使い
■えいた(タイプ:攻撃特化)
直近の大会結果(SFリーガー結果のみ記載)
第5期TOPANGAチャンピオンシップ(SF6)
※国内大会
2位 翔
3位 ももち
4位 ひかる
5位 ふ~ど
6位 カワノ
7位 りゅうきち
8位 ひびき
9位 もけ
10位 cosa/かずのこ/ガチくん
13位 ウメハラ/ひぐち/Shuto
16位 藤村/マゴ/ときど
19位 ヤマグチ/竹内ジョン/鶏めし
22位 ボンちゃん/ぷげら/sako
25位 板z/立川/水派
EVO2024(SF6)
※海外大会
4位 ももち
5位 ネモ
7位 ときど
9位 ふ~ど/マゴ
13位 ぷげら/立川
17位 ガチくん/ACQUA/りゅうきち
25位 もけ/GO1
33位 フェンリっち/竹内ジョン/あきら/ウメハラ/どぐら/ジョニィ
49位 翔/板z/藤村
65位 ヤマグチ/sako/ひかる/水派/ひぐち/うりょ
97位 りゅうせい/Shuto/えいた
CPT2024 ワールドウォリアー日本大会#1(SF6)
※国内大会
優勝 翔
4位 立川
5位 ももち/かずのこ
7位 Shuto
9位 あくあ/GO1/ひかる
13位 ガチくん/竹内ジョン/だいこく
17位 ひぐち/YHC-餅/板z/ボンちゃん
25位 ネモ/あきら
33位 カワノ/りゅうきち/マゴ/もけ/フェンリっち/ひびき/ウメハラ
49位 ヤマグチ/ぷげら/えいた
EWC2024(Esports World Cup)(SF6)
※海外大会
2位 カワノ
3位 立川/ガチくん
5位 りゅうきち/ひかる/ひぐち
9位 翔/ボンちゃん/Leshar
13位 もけ
17位 ときど/ぷげら
25位 板z
CPT2024 ワールドウォリアー日本大会#2(SF6)
※国内大会
優勝 ひぐち
2位 Shuto
3位 藤村
4位 ひかる
5位 YHC-餅/竹内ジョン
7位 ももち/あくあ
9位 りゅうきち/ヤマグチ/KEI.B
13位 じゃじぃ/もけ
17位 フェンリっち/ガチくん/ヤナイ/翔/まちゃぼー
25位 ササモ/マゴ/ts
33位 ネモ/ふ~ど/板z/cosa/ウメハラ/GO1
49位 大谷/カワノ/水派/ナウマン/あきら
CPTスーパープレミア ジャパン(2024)(SF6)
※国内大会だが海外選手も参加可能
優勝 ときど
2位 Leshar
3位 まちゃぼー
4位 ガチくん
5位 マゴ/ももち
7位 ふ~ど/りゅうきち
9位 ひかる/鶏めし
13位 藤村/ts
17位 YHC-餅/もけ/Shuto/あくあ/うりょ/ボンちゃん
25位 えいた/KEI.B/ネモ/ぷげら/翔
33位 ジョニィ/かずのこ/カワノ
49位 だいこく/ひぐち/大谷
選手インタビュー
追記:2024年9月実装の新キャラ・テリーの影響
(2024/9/27追記)
2024/9/24に実装された新キャラ「テリー・ボガード」の影響ですが、調整がミドルティア気味に慎重な調整になっており、そこまで強技や強烈なダメージが出るコンボがないようです。
技としてはバーンナックルをガードさせてそこまでマイナスフレームがないため、これを先出しして相手が技を振ろうとする所に当て気味に出す等して中央のラインを押していく感じになりそうです。
ただ、万歳突進する特徴的なモーションなので、上手い相手にはジャスパやインパクトの餌食になるかもしれません。
端に行ったら柔道が可能なので、ケンのように柔道がダメージソースになりそうです。
コンボは端でパリィ後に6993出るダメージがあります。
ただ、ベガ程の超高ダメージコンボは発見されていないです。
テリーはコマンド技の数は多いものの、総じて通常技、コマンド技とも高性能の物が少なく、SFLでも短期間でテリーを仕上げて使うという選手はほとんどいないと思われます。
特に立ち回りで気軽に振れる技がないという声が多くあります。
唯一使えるバーンナックルも当初弱かったものの、それでは使える技がないという事で、リリース前に急遽少し強くされたのではないか、と思えるくらい、全体的に尖った技がないです。
配信やストリームで格ゲープロや有名ストリーマが一斉にテリーを使っているのは、主に視聴者向けで、リスナーが新キャラがどういう感じなのか興味があるので、新キャラ実装期間だけは集中的にテリーを使っているだけ、というのが実情です。
SFLで出すレベルまで仕上げる選手はまずいないでしょう。
一応、バレルのマゴ選手がSFLでテリーを出すのではないか、と言われていますが、マゴ選手もテリーに関する評価は低く、実戦で使う事はまずないと思います。
他の要因としては、JPやルーク等、一つ前のアップデートで弱体化されたキャラがテリー実装タイミングの調整で強化調整されており、特にJP組の選手はキャラ難民になりかけていた所なので、JPに戻る選手が多数いると思われ、テリーを仕上げる余裕はないと思われます。
よって、SFLへの影響としては、テリーの影響は皆無で、JPの強化調整の影響が大と思われます。
もしテリーを継続的に使うプロがいる場合、その理由は次のアップデートで強化が入る可能性に賭けているため、今から錬度を高めるという投資の意味です。
実際、A.K.I.のように新キャラ実装時は弱くても、アップデートで大幅強化をもらったキャラもいます。
よって、今後テリーが強化で上位ティアーに行く可能性は全くないとは言い切れません。