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「メタファー:リファンタジオ」体験版プレイ感想

メタファー:リファンタジオ(Metaphor: ReFantazio)体験版を遅ればせながらプレイした。

奇妙な語感のタイトルで、ひょっとしたら色物ゲーかと思われるかもしれない。
しかし、安心して貰いたい。
(最近のアトラスはぱっとしないが)今出せるアトラスの総力を結集したであろうガチタイトルになっている。

(※
「ユニコーンオーバーロード」は完成度が高く話題になったが、アトラスはパブリッシャーで、開発は傘下のヴァニラウェアが担当している)

体験版をプレイしてみて、始めから購入予定だった人も安心して購入出来る内容と言えると思う。
(自分は直ぐに買うか、セールで買うかはまだ分からない)

ただ、ムービーの挿入がかなり多いので、ムービーゲーが苦手な方は注意されたい。
(序盤だけかもしれないが、ムービー⇒ちょっと操作⇒ムービー⇒ちょっと操作……という流れが続き、少し辟易した)

筆者は体験版(デモ版)は難易度ハードでクリア済み。
(大○○の○○攻略まで済み。その後、期限切れというか体験版フラグに達して終了)
デモ版初見1周目のクリアレベルは11。クリア時間は放置も合わせると大体約15時間。
キャラクターの成長スタイルを変えるため、2周目もプレイ中だ。
(2周目は、初見で気付かなかった点が随所に見つけられ、ニヤリと出来た)

以下は簡単にゲームの印象を大枠と詳細に付いて記載した。
ネタバレは出来るだけなしで書いていますが、完全に前情報なしで発売日を迎えたい方は、ブラウザバックを推奨します。

画像は面倒なので載せていません。
記事末に公式動画だけ載せておきます。

メタファー:リファンタジオ PS5版

メタファー:リファンタジオ PS4版


体験版の印象(大枠)

  • 世界観:S
    普通のファンタジー世界に落ち着かせず、様々な社会的ギミックを入れた点は高評価。

  • ストーリー:A
    序盤だけなので詳細は不明。見せ方はA。
    ややムービーが多すぎるが、ムービー自体の出来は良い。

  • キャラクター:A
    序盤だけなので何とも言えないが、ベルセルクのパックやダンバインのチャム・ファウのようなパートナーが最初からいるのは面白い。
    主人公の概観はぱっとしないが、それ以外のキャラクターデザインは素晴らしい。

  • UI・画面デザイン:S
    ゲーム画面のデザインや、ゲームの見せ方を見るだけで、このゲームのプレイする価値がある。
    全てのゲームクリエイターがゲーム造りの履修のためにプレイするべき。

  • 戦闘:B
    プレスターンでアイコンの増減。
    ダメージを受けたらHP回復薬がぶ飲みか回復スキル使用。
    20年前からやっている事が変わっていない。
    但し、見せ方は工夫してあるので腹は余り立たない。

  • 成長:A
    主にステータス成長だが、○○○○○○という成長要素が本体とは別にあり、こちらがデザインやシステム等が非常に凝っている。

  • キャラモデリング・モーション:Aマイナス
    ムービーと比べると見劣りするが、不自然ではない程度には作られている。

  • 総合:A
    戦闘だけ見たら凡ゲーだが、世界観や成長要素に普通のゲームとは違う要素が入れてあるので、総合的には十分に楽しめる。
    UIのデザインも素晴らしい。

体験版の印象(詳細)

  • 世界観はスチームパンク系ファンタジー。
    複数の種族があり政情が混乱している。

  • ストーリーは王道的だがギミックがある可能性も。

  • ムービーの割合が多い。ムービーの出来はガチ。

  • テーマは恐らく「人間としての成長」と「他者との絆」。

  • UIのデザインや完成度が凄い。
    普通のゲームとは一線を画している。
    これを見るだけでプレイする価値がある。

  • キャラモデリングやモーションはまあまあ。
    そこまで凄いという感じではないが、文句を言う人は少ないレベル。
    ただ、ムービーのアニメで描かれたモアよりも、ゲーム内のモアのモデリングの方がそれっぽく重厚で好きだった。

  • 主人公は初期キャラでクリエイト不可。

  • 主人公は何故あんなに目立つ格好をしているのか。
    隠密の特命を受け、しかも○○○種族出身で、何故お前のような種族がこんな場所にいるんだ、と色々な人から言われる立場なのに。
    普通はフードを被り、少なくとも種族がばれないようにする事を考えるのでは。
    一方で、主人公がそれだけ場慣れしていない素人同然という見方もあるが……。
    ただ、お目付け役がいるので、最初から目立たない格好で動く方が自然とは思う。

  • 「ネットワーク機能あり」だとタッチパッドを押すと他のプレイヤーのクリアレベル等を見られる。

  • 戦闘はリアルタイムとシンボルエンカウントの併用。

  • リアルタイムバトル中に△を押すと任意のタイミングでコマンドバトルに移行可能。
    何回も攻撃を当てて敵の体勢を崩すと、コマンドバトルに移行した時に敵が気絶状態になり有利になる。

  • 戦闘の難しさ(敵の強さ)は難易度による。
    ハードだと結構手強いが、デモ版はクリア出来る程度。
    ハードの上(キングオブキングス)は最初は選べない。
    難易度はゲーム中いつでもコンフィグで替えられる。

  • 戦闘では通常攻撃や魔法攻撃が可能。
    通常攻撃は滅茶苦茶弱い。
    HPが減ったら回復薬や回復魔法でごり押しする戦闘。
    戦闘システムはある意味普通のアトラスJRPGの範疇で特筆する所はない。
    見せ方は工夫しているが、やっている事は20年前からほとんど変わっていない。
    ゲーム全体がチャレンジングな作風なので、戦闘についても色々とアイデアを練って欲しかった。
    アトラスのいつものプレスターンバトルあり。
    結局「弱点衝いてアイコン減らす」と、そういう風にしかならない。
    いい加減プレスターンは飽きているので辞めて欲しい。

  • MPが直ぐに枯渇する。
    戦闘で敵を気絶や倒すと一応少し回復するが、常にカツカツになる。

  • ステータスは女神転生っぽい感じのステータス。
    レベルとステータス成長あり。
    仲間(フォロワー)は自動でしか上がらない。
    主人公は自動と手動両方上がる。

  • 敵モンスターデザインはグロく「彼岸島」を髣髴させる。

  • 最初は手動での任意セーブ出来るタイミングが少ないと感じるが、ダンジョンでは大抵新たなエリアに行くと幻影等でセーブポイントが設けられている。

  • 町では十字キー上で自由に手動セーブが出来る。
    ダンジョンに入るとセーブメニューは作動しない。
    ダンジョン内では、セーブメニューからではなく、マグラの穴や幻影でセーブする必要あり。
    optionsでSYSTEMのメニューからセーブやロードも可能。

  • 操作ボタンのコンフィグは、初期配置から変更出来なかった。
    ボタン配置が独特なので最初は戸惑う。

  • ムービースキップがoptionsなので、つい押してしまい、ムービーをスキップしがち。
    何が起きたか分からないので、ロードしてやり直す事が多かった。

  • 体験版(デモ版)のデータは製品版に引継ぎが可能。

  • ストーリーの進行上で、選択肢を選ぶ場面が多い。

  • 会話のバックログあり。

  • CVあり、フルボイスの場面が普通のゲームに比べると多い。

  • 有名声優が多数出演。
    子安武人、小野賢章、ファイルーズあい等の超豪華布陣。

体験版インプレッションまとめ

好印象。

購入判断

新品でも購入をお奨め出来る。
セール時なら間違いなく買い。

発売日

2024年10月11日

発売ハード

PS®5、PS®4、Xbox Series X|S、Steam

メタファー:リファンタジオ 攻略基礎知識

  • 回復薬ごり押しゲーのため、商人がいる場所では、出来るだけ回復薬を買っておく。

  • 商人のメニューで換金可能なアイテムは換金用と出ているので、全て売り払う。

  • 一々手動回復しなくても、十字キー上でオートリカバリーが可能。

  • 戦闘ではスキルがメインになるが、スキルの連続使用をしているとあっという間にMPが枯渇する。
    如何にMPを温存しながら戦闘を進めるかが鍵。

  • ダンジョン内にはマグラの穴と呼ばれる休憩場所があるが、MP回復はしない。
    マグラの穴では、セーブ記録、仲間との会話、アカデメイア移動(○○○○○○変更)が可能。
    ストーリーが進むと、入り口への帰還、別のマグラの穴への移動、街への移動等も可能。

  • ダンジョン内でプラトーの幻影に触れるとセーブが可能。(ある程度ストーリーの進行が必要)

  • 要は弱点ゲーなので、○○○○○○の取捨選択が非常に重要。
    ○○○○○○によって使える魔法が変わってくる。
    ○○○○○○をある程度育てないと、欲しい魔法(スキル)を覚えない。育成には戦闘が必要になる他、英雄の香によってもAEXPが手に入る。

  • ○○○○○○を変更するには、モアの幻影が出ている場合幻影にアクセスするか、マグラの穴からアカデメイアに移動してモアと会話して履修するかの何れかが必要。

  • 廃鉱のド○○ンとは無理してでも戦っておくべき。
    報酬が桁違い。逃げたら何も報酬がない。

  • 王都等大都市にはMAG換金人がいる。
    MAG換金人に会話すると、MAGを金に替える事が出来る。
    換金レートは日々変化する。
    悪天候の日はレートが高くなる。
    MAGは戦闘で入手し、主に○○○○○○の履修で必要になるが、金の方が入用な場合は換金人を利用するといい。
    MAGは顔石にアクセスする事でもそれまでの蓄積が入手可能。(ある程度ストーリーの進行が必要)

  • クエストには期限制(時限制)があるものがある。
    期限までに達成しないと失敗。
    クエスト時限はoptionsのQUESTかCALENDARで確認。

  • 一日には昼と夜がある。
    ダンジョンには昼にしか移動出来ない。

  • 街中では一度行った場所はマップからファストトラベルが可能。

  • 街中では×ボタンで太刀乗りで移動が可能。
    R2で更に高速移動になる。(ある程度ストーリーの進行が必要)

  • MPの回復はアイテムを使っての回復、または主人公の特殊スキル(魔の回復)で、敵の気絶か撃破によって回復が行われる。

  • 戦闘は難易度ハードだとかなりきつい。
    スキル攻撃でないとダメージが出ないが、スキルを使うとMPが直ぐに枯渇する。
    MPの回復薬は店売りされていない。
    後は、防御が非常に脆くあっという間に死ぬ。
    王都では碌な防具が売っていないため、ダンジョンを探して宝箱から良品を入手する必要あり。
    戦闘の印象は「防御必須ゲー」「MP枯渇ゲー」。

  • L3で戦闘を最初からやり直しが可能。

公式トレーラー

『メタファー:リファンタジオ』ファーストトレーラー

『メタファー:リファンタジオ』セカンドトレーラー「The Royal Tournament」

『メタファー:リファンタジオ』サードトレーラー 110秒Ver.

『メタファー:リファンタジオ』ストーリートレーラー

『メタファー:リファンタジオ』5thトレーラー「Travel beyond fantasy」

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