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交流会向けのボードゲームの話

たまには転職とまったく関係のない、ゲームが好きなおじさんの話をしようと思う。ちなみに基本はTVゲームが大好きだが、モノポリーやカタンといったボードゲームは昔から大好きです。

同業の方を集めるイベントからはじまった

当時、総務の方を対象にしたイベントを定期開催していた、業種毎の交流会、勉強会は広報や人事の場合けっこう多いのだが総務ってほとんどないらしい。
そんな事情と当時在籍していた会社の事情を含めてそのイベントを開催する事にしたんだが、開催初期から決めていたことは一方的に有識者が講義するといった、講演会的なイベントにはしない、参加型イベントというコンセプトではじまった。

はじめはワークショップ型ではじまった

イベントは事前にアンケートで集めておいた参加者の課題について、4人から5人程度で議論をするワークショップ型のイベントとしてスタートした。
流れとしては設定した課題に関する、事例の案内を行った後に各社の課題について議論をする、また時間をおいて適度にシャッフルするという手法を採用した。
この方法、適度に盛り上がりはしたがなかなか議論が掘り下がらず、表面的な情報交換になっていると感じ、もっと参加者同士が活発な意見交換を出来る方法がないかと考える事になる。

ボードゲームにしてみた

実際、自分の抱えている課題の場合、解決策があるのであれば課題とはなっていない。そしてついつい現実的に出来る出来ないという固定概念に囚われてしまう。
なので経験値の高い方からの情報提供という状況になってしまった。
もちろんそれでも価値はなくはないんだが経験値が高い方にとっては一方的に事例を案内するだけになってしまう。
出来ればより活発なコミュニーケーションでどの参加者にも意義を作れるようにそれぞれの経験を活かしつつ、新しい発想を楽しんでもらうという目標を立てる事にした。
その為には仮想的な課題を設定する方がよいのではと思った当時の我々はボードゲーム化するというアイデアに行き着いた。

ボードゲームのゲームルール

チーム作り

全体の参加者は20から30名程度
4人から5人でチームを作る
経験値の高い方をリーダーにしてドラフト型でチームを決めていく。

ゲーム準備

・会社設定カードを引く
(社員人数、業務内容、拠点数、オフィスレイアウト、バリューなど会社のイメージがわかる会社設定カードを複数枚用意する。老舗大規模メーカーもあれば、ベンチャーで100名程度など幅広い設定が用意された。)
・ミッションカードを引く
(その会社が抱えている課題、または経営層からのミッション、自発的な発案など誰がどんな課題に対してどうアプローチするのかといった事をまとめたものを複数用意する。
・予算カードを引く
(最後に費用のお話、具体的な金額の場合もあれば、社員数×いくら、また予算自由というパターンもある)

アイスブレイク自己紹介の時間

まずは5分程度でチーム内の紹介を行ってもらいます。
その際にファシリテーターと書記を決定

企画タイム

3種類のカード設定をもとにメンバーで解決策を専用のペーパーにまとめていくポイントは具体的な対策、期待効果、予算感という形になる。
時間はだいたい30分から40分程度となる。

プレゼンタイム

最後に全チームの代表が順番に社長向けに5分間でプレゼンを行う、最終的に全参加者が自分チーム以外に投票を行う事でランキングをつけていく。

まとめ

いろいろあってこのゲームは数回しか実施できなかったが個人的にはとても面白いゲームが出来たと感じている。
この設定は決して総務に限ったものではないのでまたなんらかの理由でイベントを実施する必要があった時にはアレンジしてまたやってみたい。
というか自分自身がプレイヤーでやりたいと思っている。

筆者紹介

現在、都内ベンチャー企業で勤務
40代半ばの現段階で勤めた会社は8社目
ありがたい事に転職をする毎に待遇は上がって来ています。
最終学歴は高卒で、大学を中退したタイミングで小規模な広告制作会社の営業としてキャリアをスタートしました。
基本的には営業属性の仕事が多かったですが様々な業種に関わり、初めて転職した30代前半では苦戦の連続でした。
たまたま4社目の会社の仕事がハマって、そこから仕事の仕方が見えてきました。
これまでいろんな仕事をして来たなぁと思い、その中で記憶に残るものをまとめてみても面白いかなと思い、コレを書いています。

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