トランペットの思い出(コンクール編)
トランペットの思い出(演奏会編)と少し似ていますが、今回はコンクールについて。
スポーツでいう地方大会みたいなものです。
大阪は学校が多いのでいくつかの地区に分かれて、勝ち進んで行けば全国大会出場権を得ることが出来ます。
私が所属していた吹奏楽部は全くもって強豪校ではなかったため記念参加みたいなものだったのですが、それでもいっちょ前に緊張してましたね…
一般的な市立の中学校だったのもあり、会場までは各自電車で行ったような…
でもスゴい学校は専用バスがあったような…
楽器の運搬はさすがにトラックが来てくれますが(トランペットぐらいのサイズは各自運べても、重い楽器は不可能)この時の搬入・搬出がまた大変で…
先輩より先に!率先して!より重い物を!
後輩が運ばないと…ブチ切れられます。
例えば音楽室から学校の裏門に停まっているトラックまでの動線で、ボーっとしてる後輩…なんてのはありえないです。
今となっては社会勉強になったなぁと笑えますが、当時は恐怖政治すぎてホンマにイヤでした(笑)
本番まで…1回リハーサルあったっけ?
出場校ごとの時間が決められているため、慌ただしかった覚えがあります。
座席は…確か出番が終わった他の学校の人達が見てたような?
コンクールなので当然、評価がありまして…おエラい方々に審査されます。
全ての学校の演奏が終了してから結果発表があります。
ちなみに曲は課題曲(コンクール主催側から提示された数曲から選ぶ)1曲+自由曲1曲やったかな?
もちろんJ-POP的な曲は一切なく、吹奏楽用の曲ばかり…なので当時はよう分からんかったです。笑
そして強豪校と課題曲がかぶってしまう=比較されるからヤバい!となってたのですが、今思えば弱小吹奏楽部やから焦る必要ナシやった…(笑)
いよいよ結果発表の時間…
「金賞」「銀賞」「銅賞(=参加賞)」の三択なのですが、私が所属していた3年間で銀賞1回だけあったような…?ぐらいで、銅賞が普通です。
あと覚えているのが、「金賞」と「銀賞」を聞き間違えてしまう可能性があるため「金賞」のみ「ゴールド」と付け加えて発表されることです。
まぁ自分には一切関係なかったのですが、強豪校はそれでワーっとなったり泣いたりしてましたねぇ。
金賞=全国大会に出場というわけではなく、その中からさらに選ばれる必要があるので、かなり狭き門だったみたいです。
ヘボ吹奏楽部でもこんなに大変やったのに、どんだけエグいんや…って思ってましたよ。
こうしてコンクールが終わると3年生の先輩達が引退…そっちの儀式のほうが重大でした。
確かここでパートリーダー、金管リーダー、木管リーダー、副部長、部長の発表があったような…!!!
読んでいただき、ありがとうございました。
最終編集日 2022/01/27