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【cs2位入賞8-1】ギャラクシールドプレイ解説2021 8月環境

※この記事は全文無料です

こんちには、ケイゴロックと申します。
今回はVDuelCSの方で2位入賞、予選全勝を果たしたギャラクシールドの解説をしていきます。
戦績は
シータ閃○
墓地ソ○
5cコン○
ベンゼーロ○
鬼羅スター○
本戦
天門○
墓地ソ○
ゼロルピア○
決勝
鬼羅スター×
このような感じになっています。
幅広い環境デッキに(お相手がcs予選程度の実力であれば)七割以上の勝率を出せるデッキになっています。
また、カードの殆どが4枚の採用であり、種類が少ないためプレイの安定性が高く、初心者にもおすすめのデッキです。

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こうなっております。
盾デブ4
鎧4
銀河4
雷光3
以上が一応自由枠になりますが、場合によっては鎧を3にする場合もあります。

おおまなか動き

1.2.3ターン目はとにかくメタを貼り、相手の展開に対応できるようにします。dgパルテノン、ジョー星、dg裁き、この3種のメタカードを、相手のデッキに合わせて出します。ない場合は十二神起で無理矢理持ってきますが、このカードは無理にプレイする必要はないのでメタカードを素引きしていればそっちを優先してプレイします。デッキによっては3ターンまでにメタが間に合わなければ動きを通されて負けてしまうデッキもあります。

4.5ターン目は盾デブを張るターンではありますが、あくまでリソース稼ぎのための行為であるため、メタカードを優先させるケースもあります。
あくまで動きに余裕があれば、策略エメラルor銀河MAXで絶対の盾騎士を貼ります。両方あった場合は盾騎士を守れるエメラルを優先します。

6ターン目以降は、ドルファディロムを出すことを第一に考えます。ジョー星下でウェディングゲートを唱え、ドルファディロムが出せればほぼ勝ちに近いです。
最速は6ターンですが、このデッキは相手の攻撃を受けながらリソースを稼ぐことができるので、カード割り(カード指定除去)がなければ安定してドルファを投げることができます。
フィニッシュは殴りですが、ジョー星ドルファが揃っていればほとんど返されることはないので、ドルファを出したターンから殴っていきます。
ただ、殴れるクリーチャが少なく、シャッフに弱いです。

既存の型との違い

・神の試練がぬけている
神の試練ですが、このデッキは受けが固くドルファが出ていれば尚更カウンターに強いので、エクストラターンを取ることのメリットが他の型と違って少ないです。
更に試練を当てにして山を減らしてしうと、シャッフやキュラックス、ファイナルストップなどが負け筋になってしまい、山がないと盾騎士による受け性能も低くなってしまうため、このデッキでは墓地メタにもなるクローチェを採用しています。
もちろんループする型などでは試練は重宝されますが、あまり今の環境で呪文をあてにしたデッキを握りたくない、というのが大きな理由です。

・DG裁きが入っている
このカードはデッキの対応力を底上げするために入れています。
マナ加速や山からの展開に対してメタを貼ることができ、除去されやすくはあるものの、苦手とする5cコントロールやシータ閃にも序盤に出すことができれば有利が取れ、ついでにボルシャック大和や英雄譚、マジボンバーもメタルことができます。
どうしてもカードパワーでは劣りがちなデッキではあるので、マナブーストをするデッキにはこのカードの存在が必須となります。

・5cギャラ盾との違い
最近流行りの5cギャラクシールドですが、その型とは盤面処理能力がまず違います。環境における多色クリーチャーの数を考えれば、ドルファディロムによる処理でどちらが優っているかは明白です。
そもそもあのデッキはやっていることはただの5cコントロールにわざわざ盾騎士を採用して受け性能を上げた分デッキ全体のカードパワーを下げただけなので、やりたいことがそもそも違います。
このデッキは受けコントロールではなく、メタで相手の動きを縛り続けるメタコントロールなので、5cギャラ盾を握るなら素直に5cの受け札を増やすなりしたほうがいいとは思います。

・ダッカルが抜けている
ギャラクシールドにおいて、4コスの動きは銀河エメラルの他に、ブレストダッカルをする型もあります。
ダッカルジョー星は確かに強く、コスト上昇なので幅広いデッキにメタを貼れる点でとても優秀なのですが、呪文への依存度が上がってしまう、ドルファの着地ターンが遅れる、ブレストダッカルが揃いにくいなどの理由で、一旦は十二神起エメラルに枠を譲っています。
しかしハンデスに対して強く出ることができたりと、優秀なカードであることには変わりないので、環境次第ではその枠を交換することもあると思います。

対面毎のプレイング

ほとんどの環境デッキに強く出られるこのデッキですが、やはりカードパワーの低さとトリガーの微妙な少なさが欠点ではあります。
それ故に序盤にメタを貼れないとゲームが終わる対面がおおいです。
しかし、貼るべきメタを覚えるだけでおおまかな動きはそこまで変わらないのでざっくり記述していきます。

・鬼羅スター
メタの優先度
パルテノン 7
ジョー星 10
DG 5
パルテノンはあったら嬉しいです、DGも、マジボンバーを使った型には刺さりますが基本後回しでokです。ジョー星は先後関係なく3で貼りたいカードです。ジョー星を貼れなければ先4のエヴォルピア→鬼羅が可能になってしまうので、初手で無ければ十二神起で無理矢理引っ張ってきましょう。
シャッフや正義聖帝がだるいので呪文に頼ったプレイングは危険です。ドルファを出せば解決できるので、シャッフ6宣言をされないことを祈り出来るだけウェディングゲートを見せずにドルファ着地まで耐えましょう。
ノートリで負ける可能性があるので余裕があれば光魔の鎧をキープし、4ターン目にエメラルなどで埋めましょう。盾デブと二つあったら鎧が優先です。

・墓地ソ
パルテノン 10(テスタ型のみ)
星 8(星自体は刺さらないがドルファのために貼ろう)
DG裁き 0
タイミングよくクローチェを出せば勝ちます。最悪展開されてもドルファ出せば勝ちます。
このデッキにはほぼほぼ負け筋がないので当たったらラッキー
テスタ型を使った対面はしっかり相手のクリーチャー回数をカウントし、指摘しましょう。
いちおうハンデスが怖いので、相手がラビリビトを出しそうな前のターンに雷光をはるか、シンプルにクローチェを構えて心配しましょう。

・シータ閃
パルテノン 7(あったらいいな)
星 9(貼ってはじめて試合開始)
DG 10(出せなきゃほぼ負け)
かなり苦手な対面ですが、適切にプレイすれば負けることはありません。
2ターン目DGはほぼ必須で、マナ加速と閃をメタれますが、3ターン目に両方揃った場合は基本的に星を優先します。
さらにテスタがかなりだるいので、ちょうどよく雷光除去をするか、ドルファ素出しまで耐えましょう。また、アルモモとジョー星が揃うと呪文が止まりますが、チェンジバスターの方がヤバいので我慢します。シャッフも入る方があるので、出来るだけ呪文に依存しないプレイングを心がけます。
しかしジョー星を張っていれば受けは0に等しいので、テンポを取れればほぼ勝ちます。

・ボルシャック
パルテノン 10
星 5(ドルファのために一応貼ろう)
DG 8
DGで遅延していればほぼ負けることはないです。遅延できなくてもパルテノンを貼っていれば受けやすく、最悪なくても受け切ってからのドルファで勝ちます。
怖いのがボルドギですが、星を出しとけば相手もキープしないでしょう
カード割りが入っているので一応多めにメタを貼っておくといいかもしれませんが、基本的に余裕のある対面です。
相手の気をパルテノンに逸らすためにジョー星とパルテノンを一枚づつ貼るのも手です。(パルテノン二枚貼るとジョー星が優先して剥がされるため)

・赤単ブランド
パルテノン 2
星 6
dg 0
基本メタを張る余裕はないので、先行でのみジョー星を貼りに行くプレイングをします。
後攻の場合祝門を除いた8枚のトリガーのうち一枚でも引けば勝ちですが、引かなければ負けます。
あいての動きが通らなければ基本勝てます。

・5cコン
パルテノン 6
星 10(刺さらないがドルファがどうしても必要なため)
DG 10
相手がマナ加速をする3までがゲームになります。それまでにDGを出すことができればほぼ勝ちますが、なければほぼ負けです。
DGはこのデッキのために入れているようなものであり、かなりの割合で依存してます。アドバンスではドラサイやドラグナーが入るのでジョー星も出しておきたいです。
基本DGとジョー星ドルファがいれば殴って大丈夫です。あいてはドルファを素出しするしかないので、必死に殴ってリーサルを狙います。
このデッキタイプ自体少ないほうではあります当たると非常にめんどくさいです。DG+呪文ロック+星でがんじがらめにしてやっと安心です。

・天門 
パ 7
星 10
DG 0(たぶん)
リーサルプランは星ドルファを揃えて殴る、ですが、非常にめんどくさいデッキです。ジョー星ドルファが揃えばほぼ勝ちではありますが、一度ロマイオンが出てしまうとかなりめんどくさい戦いになります。(ロマイオンのパワーがドルファより上であるため)
さらに、カード割りも入っているのでジョー星の潰し合いになります。どちらもリソースはかなり取れるので、ジョー星の潰し合いに負ければ即敗北なので、慎重にプレイしましょう。
あと、アポデイが入る型もあるので一応警戒しましょう。

・ベンゼーロ
パ 8
星 8
DG 8
メタがかなり刺さるデッキです。2ターン目の優先度はdgが上で、余裕がある場合はリソース確保より優先してメタを展開していきましょう。
ここで、「雷光シャコwin」について解説します。
これは相手の山が5枚以下の状態で雷光を盾にセットしておくと効果処理の優先度により相手が勝手にタヒぬ現象のことを指します。
簡単に説明すると、シャコのドロー効果と雷光が盾から出た時のcip効果は、同じ「ターンの始め」の処理であるため、アクティブプレイヤー側である自分の方が先に処理が入ります。
なので相手のシャコは盾に行き、ドロー効果はあるので相手は勝手に山を削り切って負けます。
これをうまく使って攻略していきます。

・ゼロルピア
パルテノン 100000000
パルテノンを出します。以上です。
DGもついでに出すと強いですが2枚目のパルテノンを優先しましょう。

・青魔道具
パ 8
星 8(アドバンスのみ)
DG 0
パルテノンを貼っていれば受け切ることもそこまで難しくなく、手札を潤滑にしていればカウンターも雷光1枚で受け切ることが可能です。
一応ノートリが負け筋ですが、そこまで早い起動はないので、盾にトリガーを仕込む余裕もあります。
新世界があるとドルファの呪文禁止効果も無効になりますが、それを踏まえてもそこまで横に並ぶデッキではないので、慎重に雷光を使って受け切ります。パルテノンがあるとなおいいです。
またアドバンスではデイヤーがいるので、パルテノンとジョー星の優先度がかなり上がります。

・ガルラガンザーク
パ 6
星 5
DG 0
メタが刺さりにくくハンデスもあるので苦手なデッキではあります。クローチェが一応墓地メタですが、G0に拘らず、危ないと感じたらすぐ出すことが大事です。
ガルラガンザークなどを慎重に雷光で処理していき、横並びを増やしてフィニッシュまで持っていくのが、かなりめんどくさいデッキです。
さらに、ラビリビトがいる時に盾デブを出すと負けてしまうので気をつけましょう。(エメラルで盾デブを付けて戻すなどして)

攻撃の受け方

・相手が横に並ばないデッキの場合
盾を雷光1枚にします。すると手札の枚数分受けることができるのでたくさん展開しないデッキには有効です。
また、その次のターンも受けるために最後のアタックで雷光を受けて、次のターンにまたセットする動きもあります。
トリガーから盾デブを埋める行為はかなりリスキーな行為なので、盾と盾のトリガーに余裕がない場合は雷光を優先します。

・横並びするデッキだった場合
横に並ぶデッキにはリソースがどうしても切れてしまうので、ドルファディロム着地を最終目標にし、受けを行います。
理想は、トリガーからトリガーを埋めるプレイを繰り返すことです。トリガーとしては呪文メタに引っかからない鎧が優秀なので、呪文ロックがない場合は銀河MAXを優先して埋めて鎧を温存します。呪文ロックがないデッキに対してはあえて祝門を埋めて、割らせてドルファ着地のプランも取れます。
盾に祝門を埋めるメリットとしては、旅丸やテスタなどの「相手ターン中」のみ発動するメタを貫通できる点があります。


このデッキのもっとも難しい要素の一つである「受け方」は、上記の方法もありますが実際にプレイしないとわからない部分がかなり多いです。
どのプランがもっとも多くの打点を止められるかを考えて練習してみてください。

その他気をつけること

・盾デブ
こいつの効果は強制なので、自分の山を多く削ってしまいます。
後半は打点になり辛いことが多いのと、盾から出すのも強制なので山の枚数と相談しながらプレイしましょう。
また、設置する際はなるべく割られないためにエメラルからの貼りを心がけます。

・除去札
このデッキの除去札は
ドルファ
雷光
銀河MAX
のみで、ドルファはかなり後半に出すカードであるため、序盤の面処理に困ります。
雷光は計画的に使いましょう。(このデッキならシャッフに使う、など)

・エメラル
唯一の盾回収カード。盾デブを置く際も、表盾を減らしたくない場合は盾デブ置き→盾デブ回収の択があることも覚えておきましょう。
また、カードを裏向きに埋めることもできるので、トリガーを埋める際は裏向きで埋めましょう。

・クローチェ
墓地メタであり山回復カードですが、2枚しか入っていない上に自分から攻撃することができないため、自壊も難しく再利用しにくいです。
一度使うと再利用できないと考え、慎重に使いましょう。

・試合時間を気にすること(最重要)
このデッキはとても時間のかかるデッキなので、csではなるべく制限時間内に終わるよう素早いプレイを心がけ、あいてが不自然に遅い場合は催促しましょう。

・ドルファディロム素出し
基本ジョー星下で出すカードですが、マナにドルファ、祝門の2枚がある場合、一応素出しすることもできます。
ドルファの枚数がすくなく、しかもタップインなのでこのプレイをすることはかなり少ないですが、天門などはジョー星をひたすら割ってくるので有効です。

・旅丸は利用しよう!
旅丸下だと盾デブが出ませんが、あえて盾デブをマナに送り、ドルファターンを早くするプレイをした方が強い場面もあります。
特にシータ閃は星ドルファをほとんど返せないのでおすすめです。

・十二神起
たまにビート相手に盾追加として2コスで貼ります


最後に

ここまで読んでくださりありがとうございます。
このデッキはとても息が長く、一度の殿堂も乗り越える力があると思います。
現環境でもかなり戦えるデッキとなっていますので、是非使ってみてください。(同型戦が沼だから正直増えてほしくはない)

また参考になった、面白かったと思った方は、投げ銭の方もよかったら是非‼︎


それでは!

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