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【UE5】遠いモノは消す!【フォリッジ】

今日も見に来てくださったのですね!
わ!ついでにいいねも押してくださったのですね!うれしいです!
ありがとうございます!

そんな素敵な読者様の期待に応えられるよう、本日もタメになる話題持ってきましたよ!

それではゲームスタート!


フォリッジで大量にはやすと…?

ゲームを作っていると、必ず通るのがステージ作り…
ステージには現実世界と同様に色んなオブジェクトが生えています。
建物だったり、岩だったり、木だったり…動物なんかも。

特に岩や木など、そこらへんに大量に存在するモノなんかは、設置するのがまーーーー一苦労。手作業で一本一本ドラッグアンドドロップして植樹していくのは気が遠くなる作業ですよね。

実は、UnityやUEといったゲームエンジンには、そんな植樹作業を手助けしてくれる、とある機能が存在するんです。

それが…

フォリッジ!!

(UE5での名称)

木をはやしたい地面にカーソルを合わせてクリックすると(図.1)の画像のように大量に木をはやすことができる機能のことですね。

図.1 モジャングル

わーべんり。あっという間にモジャングルができてしまいました。

ただ…これでは問題があるんですよね。
(図.2)をご覧ください。

図.2 めっちゃ離れてみた

どんなに遠ざかってもこの木々は描画され続けるんです。
それが!!!問題なんです!!!!

これでは遠いオブジェクトもゲームが起動している限りずーーっと描かれてしまうので、気づかぬうちに自ら負荷をかけちゃってます…。
開発と共に設置するオブジェクトは増えていきますし、いざ製品版としてやってみたらめっちゃ重かった…なんてことも。

ってなわけで

カリングを使いましょう。
ある距離を超えると描画対象から外してくれる心優しい機能です。

フォリッジオブジェクトの設定項目『インスタンスセッティング』にCull Distanceがあるので、お好みの数値を入れればその距離を超えた時に描画されなくなります。


Cull Distance

ここに設定して先程と同じ距離に立ってみると…

図.3 設定後

おー!消えてます!

以外とこういう細かな部分が、コンピューターにとって嬉しい要素ですので、積極的に取り入れたいですね!

エンディング

いかがでしたでしょうか?
ステージ作りはゲームにとってとっても大事!
お客様に「歩いているだけで楽しい」と思って頂ける場所を提供するために、こういった部分もこだわって制作していきたいですね!
ありがとうございました!


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