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ラジオと読書から、電話ボックスの記憶

急性骨髄性白血病サバイバーの、がめちゃんです。まだまだGVHDが怖い体ではありますが、闘病記を書くほどの体調不良は減ってきたので、趣味のことや仕事のことなどを中心に、だいぶ取り戻しつつある日常のことを、日記的に書いていこうともいます。

ちなみに、タイトルの「るけみあ」はLeukemia=白血病のことです。


入院中、私を助けてくれたものは、本とラジオと映画とゲーム。
自宅療養が続くいまも変わらず、読書とラジオと映画とゲームが1週間の何割かを占めています。(少しずつ仕事もスタートしてます。)

最近は面白いポッドキャストを見つけて、聞きながらリハビリしたり、作品作りをしたり、仕事をしたり。

ラジオで紹介された本と映画とゲームに手を出して、読みたいもの、見たいもの、やりたいものが尽きないのは、病気のことを考えずに済むし、心の栄養になるし、いいことずくめだと思っています。

いくつかはまっているラジオ、ポッドキャストはありますが、小泉今日子さんのホントのコイズミさんは本好きは外せないんじゃないかと思っています。

よしもとばななさんがゲストの会を聞いて、今更ですが「キッチン」の新潮文庫夏のプレミアムカバー版を買って読みました。

読み終わって、10代のころ考えていたことを思い出しました。

電話ボックスの存在と、90年代前半のドラマ。大人になって、大人の恋愛をして、恋人の家に電話ボックスからテレカや小銭を使って電話をする。

電話することが結構なハードルで、相手が実家であれば、かけること自体もためらわれるような時代でした。

ドラマや小説のようなことが当たり前のようにやってくると思いあこがれていた僕の大学生活は、ポケベル→PHS→携帯電話と一気に通信手段が変化したので、電話ボックスに入るということがなくなりました。

まだまだ残っていた電話ボックスの中は、ピンクチラシがべたべたと貼られた、ちょっといかがわしくて、怖い世界への入り口のようで、使うことはまずありえないものに変わっていっていました。

今、電話ボックスってどれくらい残っているのかな?

レコードやカセットなど、音楽の再生手段のアナログ回帰はあるけど、通信のアナログ回帰なんてありえないか。


明日は新型コロナワクチンの2回目接種です。

接種センターになっている場所は、もともとは地元のイトーヨーカドーの跡地で、駅前ということもあり、昔は電話ボックスがいくつか設置されていた記憶がありますが、今どうなっているか気にも留めてませんでした。

明日、接種前後に周辺を見てみようと思います。

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g.m.design&art works  野本 昌宏 (がめちゃん)
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