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【備忘録】Unityの無料アセットを色々試したみた

3Dモデルのメッシュとテクスチャの関係がイマイチわからなかったので、3Dモデルを色々と見て勉強しようとした時のまとめです。
モデルはメッシュにマテリアルを紐付けることで成り立っています。マテリアルはテクスチャ(PNG画像)を読み込み表面の模様などを決定し、メッシュとテクスチャを紐付ける役割をになっています。マテリアルでPNG画像のどこからどこまでを、メッシュの展開図に対応させるかを決定しています。多くの場合はモデルとマテリアルはセットであり、見た目に模様がついていないモデルはテクスチャから2色をとってきて表面に色としてみせることが多いです。
私の場合は任意のメッシュの木のオブジェクトの葉っぱ部分をあるテクスチャ画像を対応させ、幹部分をあるテクスチャを反映させるということがしたかったのですが、プレーンのモデルであるとこれがモデルの構造上無理というかたちでした。
ベストはたとえば次のような画像をテクスチャとして設定した場合に、正方形に分割された最初の方が葉っぱ、後が幹といった形に表面の模様が反映されることでしたが、最後にそのようなモデルを見つけられました。

「DETAILED -Medieval Village」のアセットです。たとえば次のようなポーチ部分です。

テクスチャ画像を見ると4分割されており、右上部分をメッシュに投影させている設定であることがわかります。


1.Island Assets

低いポリゴン数のメッシュを持ったオブジェクトに、部分によって異なるテクスチャが貼られていることが特徴のアセットです。

プロジェクトを開いた時の様子はこちらです。

ヤシの木のモデルには「Tree」という独自のコンポーネントが組み込まれており、そのUIをたっぷすることで、葉や幹のテクスチャを変えることができる仕組みになっていました。

テクスチャは画面右のSelectの部分で変えられる。

2.Winter Forest 

プロジェクトを実行した時の様子です。火がゆらめいたり、宝箱がパカパカ開閉を繰り返していたり、雪がチラついている、おっと思えるアセットです。オブジェクトのテクスチャがプレーンとなっており、単色にしか設定できないところが個人的には惜しいと思いました。

3.2D Pixcel Art

2Dのピクセルアートが大量に詰め込まれたアセットで、マリオのような世界を構築したい場合には使えるかもと思いました。サンプルを実行させた時は次のような形でした。

4.Isometric Medieval Pack

アイソメトリック タイルが詰まったアセットです。2DのSpriteRenderに様々な種類のタイルが貼り付けられているかたちです。2Dで斜めから見たようなゲームを作りたい場合には活用できそうだなと思いました。

5.Free Low Poly Nature Forest

低いポリゴン数の森林が表現されたアセットです。オブジェクトが影が投影されていて、なかなか使いやすそうだなと思いました。


6.DETAILED -Medieval Village

アセットを実行した時は次の通りでそこそこ低いポリゴン数のモデルに高解像度なテクスチャが貼ってあるかたちでした。このモデルはテクスチャの変更が最もしやすく、参考になったアセットでした。

たとえば左上のテクスチャにした場合は右上のポーチのような見た目となります。

対して画像が設定されていないグレーの画像が右上にくるようにすると、テクスチャが更新されました。


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