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ドラクエタクトとエイミングの2020年12月期 第3四半期業に関する分析
こんにちはGame-iです。
2020年10月末に予定されているエイミングのQ3決算が近づいてきました。
ドラクエタクトの配信も安定して頃合いなタイミングなので記事にしてみようと思います。
この記事は企業から発信された情報ではなく、個人の予想と見解によるものです。一切の投資を推奨せず、記事を参考にして生じたいかなる損害も筆者は負いません。自己の責任にて判断ください。
ただの読み物として楽しんで頂けると幸いです。
◆業績予想に関する解析
まず初めにエイミングの決算発表にて掲載された業績予想の内訳を分解します。
根拠など細かい話は省きますが、ドラクエタクトに関わる要点は以下です。
・売上
タクト売上全額計上 ※追記:分配との事。後述参照
・ロイヤリティ
35%をスクエニに支払う
・広告費
売上の10%を折半して支払う
・サーバー費
MAU100万想定の費用をエイミングが支払う
・PF手数料
売上の30%をプラットフォームに支払う
前四半期をベースに上記ルールで内訳を算出しました。影響ない値は前四半期のままスライドしています。
業績予想とは少し誤差がありますが、営業利益の誤差が1%以内なので許容範囲かと思います。
◆解析結果と売上内訳の説明
内訳の各数値を参照ください。
ポイントはロイヤリティですね。スクエニへの支払は14.65億。
事前に示した35%というのはプラットフォーム手数料を抜いて折半という数値です。対等な条件になっている可能性があります。
売上については以下補足です。
既存売上:11.67億
→ログレスの影響で前四半期比11%程度の減少を見込みます。
タクト売上:41.85億
→決算は7/30に行われました。初月売上をベースに8月、9月の売上は保守的におそらく1桁億円台で算出していると見られます。
Game-iの売上予測としては以下の通り。±20%ぐらいズレますw
7月売上:38.13億
◆上方修正の期待値
ここからは話し半分でお願いします。
※重要:後述の指摘ありましたので、ここは消しませんが見て見ぬふりをしてください。
計算式はそのままで、タクトの売上予測にGame-iの予測値を用います。
2020年09月:17.99億
2020年08月:25.38億
2020年07月:38.13億
合計:81.50億
これをタクトの売上に割り当て、計算すると以下のようになります。
最終的に営業利益としては
予想値:11.85億円
期待値:23.74億円
前述の構図に基づくと利益は2倍ほどの水準になります。
その他、諸経費など掛かってくる分もあると思いますが、売上、ロイヤリティ、PF手数料の占める割合が大きいので、変な落とし穴がなければ十分に好業績が期待できると思います。
エイミングは万年赤字企業でしたが、この決算を無事通過すると、ドラクエタクト海外バージョンの配信、さらに新規タイトル期待というステップで成長が見えてくるかもしれませんね。
以上、楽しんで頂けたら、スキ(ハートマーク)タップして頂けると嬉しいです。
・2020/10/8追記
椎葉社長の決算での説明で「共同事業としての割合分だけ売上計上をしている」と発言しているという指摘を頂きました。
仰る通りで。矛盾しますねぇ。その場合のロイヤリティ35%は大きすぎるんじゃないかという印象はあります。
例えば売上折半と仮定すると全体では
30% プラットフォーム
35% スクエニ
12.25% ドラクエロイヤリティ
22.75% エイミング
という配分になりますが、そうなると業績予想で計上された売上としては過剰にも見えるんですよね。
なお、5:5の折半だと当初の業績予想値を少し上振れするぐらいで着地する感じになります。
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