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息子がまだ一歳の時のことです。
ある日、めざましテレビの「今日のワンコ」を見るなり、「ワンワン」と言ってこのおもちゃを抱いてテレビの前に近づいていきました。


その日のワンコはミニチュアシュナウザー。

見ての通り、おもちゃのワンコとは似ていませんよね。
でも「ワンワン」と認識していたんです。


これって素晴らしい事実だと思いませんか?
良い意味で厳密過ぎずに似ているものをカテゴリー化するという能力。
これは実は人ならではの能力らしいんですよ。
それが備わっている証拠です。


これは我々大人も見習いたいところです。


たまに
「この先生はこのポーズでこう言った」
「本来このポーズはこうあるべき」
などのこだわりが強すぎる人がいます。
ですが、手元足元の細かい形を気にする前に、そのポーズの正解を気にする前に、そのポーズで心地よさと力強さを感じる事を大切にして欲しいんですよ。


そもそも練習で完全なものや常に正しい答えはありません。
その人の、その時の、その状態に合わせて最も適したものがあるだけ
です


これは薬と似ているかなと思っています。
万能薬なんてないし、頭痛の人に対してよく効く胃腸薬をあげても意味がありません。
効く薬も量が違えば毒になりますからね。


あえて言うなら、やっていて楽しいものが正解です。


正しいけどつらく苦しい戦士のポーズよりも、それっぽいだけだけど心地よく力強い戦士のポーズで良いじゃないですか。
いや、そんな戦士のポーズ【が】いいじゃないですか?
楽しいヨガの時間を過ごした方がいいじゃないですか!?


まずは楽しく心地よく力強い時間をすごしましょう。
その上で洗練させればいいんですからね!


最後までお読みいただきありがとうございました。


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