名古屋グランパス戦感想 ガンバ大阪雑記 J1.35節

こんにちは、こんにゃくです。



Jリーグ35節名古屋グランパス戦をDAZNで視聴しました。


※前回対戦の感想です↓
ウェルトンが欠場。岸本の1点をみんなで守りきる。





ざっくり

3連戦の真ん中の試合。
ウェルトンはコンディション面でベンチ外。
また前節、移籍後初出場した林大地もベンチ外。

試合は前半5分、CKからハチャンレに頭で叩き込まれ、開始早々に失点。

21分、前線へ飛び出した美藤のクロスを黒川がシュート。
DFがはじいたところを坂本が押し込み同点。

28分、坂本が反転からのミドルシュートで勝ち越し。

56分、野上の怪我で急遽出場となった吉田がCKから押し込み名古屋が追いつく。

試合がオープンな展開になりはじめたところでポヤトス監督は宇佐美と鈴木の2枚替え。
そして前節はベンチ外だった福田も投入。

その福田がファーストプレーで中に切り込みファーへ巻き気味のシュートを放つも枠外。
78分、ショートカウンター気味の展開で宇佐美からPAに斜めに走りこんだ福田へスルーパス。
「ダイレクトで右脚を振りぬけ」
そんなキャプテンからのメッセージが聞こえてきそうなスルーパスに、福田は上半身を開きながら腰をひねりニアに流し込む。
今シーズン限りで退団となる名手ランゲラックの脇を抜けたボールは、福田の2シーズンぶり(?)のゴールとなり、3-2でガンバが名古屋に競り勝つ。


良かった点

・坂本、福田がゴール
・一森のキック
・美藤もやれる!

心配な点

・主力組の疲労(特に福岡、半田、鈴木)
・食野のメンタル(個人的には悪くなかったと思う)
・林大地ベンチ外


以下私の主観による感想です。

22. 一森 純

結果をみると2失点だが、一森のセーブで3失点分くらい救われた。
(逆に考えるとDF陣はシュート打たせすぎかなとも思うが)
セーブだけでなく、前からハメにきている名古屋の
プレスをかわして前線へ届けるフィードの質も良かった。

3. 半田 陸

相手が前線からマンマーク気味にプレスをかけてきていたので、ビルドアップが膠着。
そこで、半田がアンカーの位置に移行して、ボランチの選手を1列上にあげる作戦に。
今シーズンから試しているこの作戦の効果について
あとは半田に展開力が備わるのを待つのみ。

20. 中谷 進之介

直近のリーグ戦で失点が続いているガンバだが、
それに比例して中谷のカバーエリアも広がってしまっている。
う〜ん。
今は得点も取れているのである程度の失点は、許容すべきなのか。
何はともあれ古巣対決に勝利。

2. 福岡 将太

連戦になるとハイボールの処理と寄せのスピードに不安が出てしまう。
ポヤトス監督的には替えの利かない選手になっているっぽいが、
傍から見る分には、江川もいかがでしょうか。
と思わなくもない。

4. 黒川 圭介

逆サイドの半田が低めで内に絞ったポジションをとる一方、
黒川は大外で高めの位置をとり、一列前の食野をサポート。
1失点目の場面、ハチャンレに着いていたのが黒川。
毎度思うが、ガンバのセットプレー時のマークは身長的にミスマッチな組合せが多い気がする。

23. ダワン

脚が攣ったようで途中交代。
鈴木も美藤も良い選手だが、押し込まれた展開の時にはやはりダワンの空中戦の強さと、ボールを運ぶ推進力が頼もしい。
週末の天皇杯も何卒頼んます。

27. 美藤 倫

スタメン出場。フル出場までもう少し。
1点目はアシストはつかないものの美藤のポケットへのランニングが坂本のゴールへと繋がった。
ダイレクトではたいてリズムを生み出す場面と一度持ち直して時間をつくる場面を使い分ける姿をみると、徐々にJ1にも慣れてきたかなという印象。

17. 山下 諒也

相手が前掛かりにプレスにきた分、背後のスペースがうまれていたので、スピードに乗ったプレーが魅力の山下の良さがでた試合。
あとは得点がとれれば…といったところ。
とはいえ、充分に勝利に貢献した試合となった。

8. 食野 亮太郎

今シーズン、34節終了時点で得点なし。
なんとか結果が欲しいなかで約1ヶ月ぶりのリーグ戦出場の食野。
守備の強度や諸々のミスは一旦置いておいて、、、
裏抜けの意識と動き出しは良かった。
今シーズンずっと思っているが、やはり食野はサイドよりもFWもしくはトップ下的位置の方がよい。
ある程度定期的にポヤトス監督から先発のチャンスをもらっているところから考えると、きっと練習で地道にスタッフ陣にアピールをし続けているはず。
残り少なくなってきた今シーズン、なんとか結果として報われてほしい。

9. 山田 康太

札幌戦以来の山田、坂本コンビで先発。
しっかり守備で身体を張りながらも、PAまで走りこんで攻撃にも貢献。
狭所でキープもできてスペースへランニングもできる。
あとは押し込まれたときにDFラインからボールを引き出して収められればGoodでした。

13. 坂本 一彩

2得点も素晴らしかったし、なんならもう1、2点とれそうなチャンスもあった。
今シーズンリーグ戦7得点目。
ユース上がりのFWでここまで得点をとった選手は久しぶり。
やはり若手選手にとって出場機会は大事なんだなと痛感させられた。
それはそうと、試合を通してトラップがうめぇと改めて思わされた。
一森のキックと坂本のトラップで、攻撃の起点が作れるのはありがたい。


途中出場選手

7. 宇佐美 貴史

60分、食野にかわり出場。
上記の坂本をみてトラップうめぇと唸らせられたが、途中からでてきた宇佐美のボールタッチはさらに別格だった。
3点目の福田にだしたスルーパスといい、技術の高さは未だJでもトップクラス。
なんとか宇佐美とともにタイトルを獲りたい。

16. 鈴木 徳真

美藤にかわり出場。
宇佐美と2枚替えで登場。
60分とポヤトス監督にしては早い時間帯での決断だったので、試合前からこの交代は既定路線のカードだったのかもしれない。
味方へのパスがずれる場面が何度かあったものの、押し込まれる苦しい時間帯もしのぎ、勝利に貢献。

14. 福田 湧矢

74分、山下にかわり出場。嬉しい今季初ゴール。
ヒーローインタビューでは、インタビュアーの
「試合後に宇佐美さんとはどのようなお話しをされたのですか?」
との問いに「嬉しかったです」と福田らしい回答。
隣に座っていた妻(サッカーあまり知らない人)が、
「この選手は人気ありそうやな」とポツリ。
正解。
妻よ、よくわかってるじゃないか。
ということで、福田と同じくらい私も嬉しかったです。

10. 倉田 秋

87分、ダワンに代わり出場。
ボランチとして試合を締める。
例年であればぼちぼち得点を取り出す季節のはず。

15. 岸本 武流

87分、倉田とともにクローザー的役割で登場。
短い時間ながら与えられた役割を懸命にこなす。


その他

さぁ週末は天皇杯準決勝。
今シーズンリーグ戦では1勝1敗。

個人的には倉田塾の塾長に期待しています。



どうぞよろしくお願いいたします


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