#ねえねえ尾身さん 空気感染について

 「空気感染」とは、呼吸するだけでもウィルスを排出するのかと思っていましたが、そういうことでもないようです。Webで知らべているうちに、ある考えが浮かびました。
 我々「空調・換気」の設計者は、「室内の温度が均一になる」ように、「吹出口」や「エアコン」の位置や容量を決め、「吹出口」や「エアコン」から大量の風を出して「室内を攪拌」するのです。
 「冷暖房」と「換気」の風量を比較すると、「冷暖房」用の風量が圧倒的に多くなります。
 部屋の中にウィルスの飛沫を出す人がいれば、ウィルスは風に乗って、室内に拡散されます。富岳のシミュレーションは「無風」の状態と思われます。飛沫が重量で落下しています。
 「冷暖房」された室内では、飛沫は落下する前に風で室内に拡散するでしょう。しかも飛沫の主成分は「水」のため、あっという間に蒸発し、「空気感染」となるのでないでしょうか?
 つまり、感染の初期から、「冷暖房された部屋」では「空気感染」となっていたのでないか?
 そういう部屋では「換気」はあまり効果を発揮しません。
 飲食店であれば、アクリル板で個人を囲えば「冷暖房の風」を阻害し、部屋中に拡散することは防げるかもしれません。
 

 

いいなと思ったら応援しよう!