スッキリする 〜 pocket change

気になっていたことが解決してスッキリしている。

長い間、机の引出しにいろいろな国の紙幣や貨幣が溜まっていた。旅行や出張で余ったものだ。先月部屋の大改造を行いその机を捨てたので、保管場所が無くなった。

整理したら9種類の通貨があった。銀行での両替は対応店と対応通貨が限られるようだし、どの通貨もさほど多額ではない。ちょっとめんどくさい。細君に丸投げした。「全部あげるから処分してくれない？」

細君が調べると、自動で計算して電子マネーに交換してくれる "pocket change (ポケットチェンジ)" という機械があることが分かった。愛知県では、中部国際空港(セントレア)、大須商店街、カインズモールみなと店内の BOOK・OFF の3箇所に設置されている。ただちに BOOK・OFF へ乗せて行けと細君から指示された。

"pocket change" の機械は周囲に馴染むこともなく、唐突に売り場中央に置かれていた。USドル、ユーロ、中国元、韓国ウォン、タイバーツ、ベトナムドン、シンガポールドル、台湾ドル、香港ドルと日本円の10通貨に対応している。コインまで受け付ける通貨とそうでない通貨がある。機械の指示に従ってお金を投入していくと、ディスプレイに金額が表示されていく。操作は簡単で、ほどなく両替金額が判明する。
　※しわくちゃのお札は受け付けない。
　※不明コインは「寄付してもいいですか？」と訊ねてくる。

手持ち通貨のうち、マレーシア リンギットとインドネシア ルピアには対応していなかった。その他7種類の通貨は両替が完了し、総額 ￥12,451 が細君の manaca (名古屋の交通系カード) に加えられた。良い母の日のプレゼントになった(母ではないが…）。　※手数料率は16%程度と思われる。

長年の懸案がたちどころに解決。"pocket change" の鮮やかな仕事に感動すら覚えた。あ～ スッキリした！

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私が世間知らずなだけで、"pocket change" は2016年からサービスを開始していました。今日は、彼(？)の寡黙で手際の良い仕事ぶりに感心して臨時投稿した次第。皆さんのところにも外貨が余っていたら是非お試し下さい。少額でもイヤな顔ひとつせず両替してくれますよ。

定期投稿は日曜日に出稿します。どうぞまたお越し下さい。

＜ 了 ＞

P.S.  東南アジアの紙幣はスパイス臭がキツい！

両替できなかったお金たち。
インドネシアの10万ルピア札は迫力あるが880円相当。