老いに抗う ~もうゴルフなんてしないなんて言わないよ絶対
前回の投稿で私は、老いの顕著な症状「記憶力の衰え」に抗うと勇ましく(?)宣言した。具体的には、脳の活性化を図る為に「タイ語を勉強する!」というもの。以来毎日タイ語に触れるよう心掛けていて、最近僅かだが手応えを感じたりもしている。ちょっと嬉しい。うん、続けられるかもしれない。
頭も体も使わなければその機能は衰える
「体力の衰え」は、私が抱いているもうひとつの重大危機アイテム。
そして「使わなきゃ使えなくなる」は、人の体における絶対的な真理。
孫と公園に行って鉄棒を前にした時「え?逆上がりってどうやるんだっけ?」と戸惑った。体の角度や四肢への力の入れ具合が全く分からない。体が何も覚えていないのだ。鉄棒を掴んだまましばし呆然とした。
中学時代、私は高跳びや跳び箱を得意としていた。だが今体が浮かび上がるイメージが全く湧かない。無理してやったら、何かが折れたり切れたり曲がったり離れたりするに違いない。
そう、使わなかったら使えなくなっていた。
4年前の巣籠もり時代、細君と私は朝夕のウォーキングを始めた。その頃は「老いへの抵抗」などという深刻な考えはなく、コロナによる暗い隠遁生活からの気分転換が目的だった。現在ウォーキングは完全に習慣化し、1日1万歩を楽しく続けている。これはやっててよかったー。
今日の本題はゴルフ。
私は「ゴルフが下手な人」に分類されている。ゴルフ歴は35年程。まあまあ長い。タイにいた頃は週一以上やっていて100は切れていたが、決して上手じゃあなかった。日本に戻ったら三桁ゴルファーに復帰した。
その私が3年程前にゴルフを再開した。
ゴルフは「自分の体を制し、思いどおりに動かす」ことが大事。下手な人はそれができない。何故できないか? 曰く「アドバイスを聞かない」「自分を客観視できない」「考え過ぎる」「平常心が保てない」などなど。間違ってはいないんだろうが、そんな意見を私はずっと苦々しく聞いていた。
私は「正しい方向に努力をすれば65歳からでもゴルフは上達する」を証明したかった。
以来練習に励んだのだが、なかなか結果は出ない。途中混迷期が二度あり、その度私は「もう引退する」宣言をした。だが仲間を減らしたくないゴルフ仲間は、数少ない私の良いところを褒めそやして引き止めた。こんなお約束のようなやり取りを、仲間に続けさせるのは忍びない。
雨に祟られて始まった今年のゴルフだが、ここに来て私は上達の手応えを感じている。ショットの質は上がってきていると思うし、飛距離が明らかに伸びている。前々回は 52, 45=97と、二年振りに100が切れた。残念ながら前回は 49, 54=103だったが、ここのところハーフ40台は出ている。
今年こそ何とかしたい。抗ってばかりじゃなく結果を具現化しなきゃ。
「いいゴルフしますね」などと言われて、
「いやーそれほどでも‥」と鷹揚に返す私。
そういう者に私はなりたい。
< 了 >
P.S. 副題の「もうゴルフなんてしない~~」は、槇原敬之の曲名をモディファイしたものです。なかなかのクリーンヒットだと思っています。
本編の内容とは全く違いますが、原曲を添付しておきます(⇩)。
P.S. タイトル画像は、タイ時代のホームコース Amata Spring Country Club 17番浮き島のパー3。ティーショット後ボートで渡ります。
P.S. 次のゴルフは今週水曜日7月10日。果たしてスコアは如何に?
二桁ゴルファーにオレはなる!!
プレーの日の夜、この行の下(⇩)に結果を書き加えます。お楽しみに。
【本日のスコア】 ※ 7/10 21:00 追記
46, 52 = 98 でした。
何とかギリギリ100を切りました。でも後半はバタバタ。
次回は前後半とも40台を目指します。ご期待下さい。