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私は「カッコいい」と言われたことがない

「タイプロ」を知っていますか。
我が家の女性陣の中で、今ちょっとしたブームになっている。
細君、長男の嫁、次男の嫁と長女の4人。
最近の彼女らは、会えば「タイプロ」の話をしている。

「タイプロ」とは「timelesz project」(タイムレス プロジェクト)の略。
旧ジャニーズ所属「Sexy Zone」の、現在のグループ名が「timelesz」(タイムレス)。以前は5人組だったが、メンバーの脱退により現在は3人で活動中。「タイプロ」は、その追加メンバーを募るオーディション企画のこと。
その経過が「timelesz project -AUDITION-」としてNetflixで配信されていて、注目が集まっている。

timelesz (タイムレス)の3人
「説明せい!」でお馴染み 菊池風磨クン

「タイプロ」オーディションは昨年7月、応募総数18,922件の書類審査から始まった。現在4次審査まで終わり、候補は12名に絞られている。
いつ何名が新メンバーに決まるのかは、明かされていない。

12名の候補生

オーディションの様子を伝える Netflix の配信が昨年9月に始まり、これまで14話が公開されている。
細君は毎週末の配信を心待ちにしていて、事の成り行きに一喜一憂している。私は横目で見ているだけ。そんな無関心な私に、細君は毎回経過と感想を一方的に伝えてきて、いっしょに観ようと誘う。

細君の説明を聞くうち、次第に私も「何が行われているのか」理解するようになり、配信を覗き見するようにもなった。この企画の面白さは、熾烈なサバイバル環境での人間模様と、そんな中で成長していく候補生の変化が観られることなのだろう。

通しで視ていない私は、候補生に言及するほどの知識は無いが、垣間見ていて気付いたことがある。それは選ぶ側 「timelesz 」(タイムレス) 3人の素晴らしい人間性だ。3人はグループの将来に危機感を抱き、新しい仲間探しに真剣に取り組んでいる。そして全員それぞれが、優しくて慎重で分かり易い日本語を話す。アイドルの矜持だったり、存在意義だったり、候補生へのアドバイスや指示を的確な言葉とトーンで伝えている。
視ている人は、彼らを好きになってしまうんだろうなぁ。私のように。

この配信で私は「男性アイドル」をぼんやりと理解した。
彼らは「カッコいい」を追求して具現化して世に供給される人たちなのだ。

11月に私が「ABEMA Prime」に出演した際、テレビ朝日の廊下で「timelesz」の 3人とすれ違った。いっしょにいた細君が小さな声で「ふうまくん‥」と漏らすと、風磨クンは軽く会釈してくれた。細君大感激!
私もこちらに向かって来る彼らを見て「カッコいい!」と見惚れてしまった。彼らはそこらへんにはいない特別な人たちだった。

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これまでの人生、私は「カッコいい」と言われたことがない。一度もない。
一応細君に確認したが、言ったことはないし、思ったこともないとのこと。

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「タイプロ」はもう間もなく終了するだろうというのが大方の見方。
我が家界隈では、孫①♂5才が以前会ったことがあり(前のグループの時)、人柄の良さをよく知っている「山根航海」君を絶賛応援中です。

< 了 >




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