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練習は裏切らない‥はず

以前にも書いたが、私は "ゴルフが下手な人" に分類される。まあまあゴルフをする機会は多い来し方であったが、目の覚めるようなプレーをした記憶は無いし、他人に褒められたことも無いので、その分類は多分正しい。

そんな私が、昨年の秋から真面目にゴルフに取り組み始めた。その背景は老いへの抵抗だった。「正しいやり方で努力をすれば、60代半ばであっても上達できるはず!」それをまずゴルフで証明したいと思ったのだ。

長らく私は、「ゴルフは仕事の一環だから‥」「別に一生懸命やってる訳じゃないし‥」「不得意競技かな‥」などと、ゴルフとはちょっと距離を置いている風情を醸(かも)し出していたが、本当は違った。プレー後はいつも強く後悔して、深く反省して、打開策を練っていた。

ゴルフが上手になりたい!  気の利いた会話を楽しみつつの、リズムの良いプレイ。「お上手ですね。」「良いゴルフをしますね。」などと言われてみたいのだ。

以前の稿にも書いたが、私のゴルフ歴を簡単にまとめる。営業として必要になり30代半ばに始めたものの、上達は遅く100を切るまでに時間を要したし、めったに切ることはなかった。タイで毎週プレーしている頃は90台も普通になったが、帰国して間もなくハンドレッドオーバーに落ち着いた。

昨年来やっている練習のポイントは、"理に適(かな)ったフォーム" ということに尽きる。正しいアドレス(打つ前の構え)から、後頭部と腰を結んだ直線を軸に体を捻り、正しいトップの位置までクラブを持っていく。最低限これがちゃんとできれば、そんなに悪い球は出ない。

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そんなふうに練習をしてか~ら~の~  過去10回のスコアはと言うと‥‥
 108、119、102、100、110、103、101、104、99、100 
そうなんです。全然ダメなんです。恥ずかしいです!

でも、ショットの質は見違える程良くなっていると思うし、更なる改善点も分かっている(下手くそゴルファーは何度も開眼しては、それと同じ数だけ失望するのが常ではあるが)。一念発起してから早や一年。そろそろ結果を出さなきゃいけない。

「がんち父さん、それで具体的にどうなりたいの?」そんな声が聞こえてくる。確かに「上達する」では目標が曖昧である。ゴルフ仲間は note を読んでいないので言ってしまおう。

私の目標は、「80台を出せるようになる!」こと。大言壮語に過ぎるのは承知だが、「常に100を切る」では「上達した」とは言えない。80台でプレーできるようになって「老いに克(か)った!」と胸を張れるのだ。

今年のゴルフはあと4回。良い報告ができればいいが容易ではない。

< 了 >

【訂正案内】11月8日早朝、目標の内容を書き替えました(太字部分)。元々は「コンスタントに80台でプレーする」と書いていました。すると昨晩、"会社員の私がどうしても会社にたどり着けなくて焦っている"  嫌~な夢を見ました。無茶な目標が心に引っ掛かっていたに違いありません。少しハードルを下げて気が楽になりました。

P.S. 表紙画像は、タイ時代のホームコース、アマタスプリングCCの名物ホール、17番浮き島のパー3です。二回に一回は池に入れていました。腕も悪いが、メンタルも弱かった。

P.S. 長年愛用してきたオデッセイのL字パターを、とうとう変えることにしました。L字は大好きだったのですが如何せん難しい。テイクバックを安定すべくマレット型に変えます。これで3打は縮まるはず。

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