ピアノの森
だいぶ前にマガポケで無料で読めたので読んでみたら・・・・面白い!ドラマか映画になったんですよね?人気になるには理由があるんだなあと本当納得、一気に読んでしまいました。ピアノの面白さや演奏の素晴らしさを言葉や絵で表現していてどんな音なんだろう?とワクワクしました。
ストーリー
主人公一ノ瀬カイはドヤ街の「森の端」と言われる場所に住んでいます。母親は風俗業、そこのやり手ババアが営業する宿屋で生活しています。(このへん設定や言葉間違えてるかも)
典型的な負の連鎖でそのまま生活していたら本人も風俗かそれに関する職業くらいしかできなかったであろう環境ですが家の裏の森になぜか捨てられたピアノがあり、雨から守られるように大樹の下に置いてありました。それを心の糧に弾き続けた主人公が小学校の音楽教師にその才能を見出され・・・というお話。
やっぱり貧乏だとそもそもピアノに触れることができないので特殊な環境がなければ弾くこと、練習することすらできないので普通はないお話だよね。とりわけ困難な環境でも才能と人柄の良さで味方を増やしていく。主人公の子供時代悲惨すぎてちょっと泣いてしまう。その環境から抜け出すための頑張りもストーリーの重要な部分です。かなり終盤の有名になってからもその環境が引きずるのでいつ荒んだ生活に戻されるかヒヤヒヤしました。良かったよお〜お決まりでも大団円のハッピーエンドで嬉しいです。
しかし阿字野の癖の強いピアノってどんなのだろう?気になる。アニメ映画があるようなので見てみたいなと思いました。
雨宮が嫉妬より夢中になってカイの事応援してたのも感動した。一番嫉妬して才能を見ていて認めてたんだよね結局。ああそうじゃないのに!みんなあなたを認めてるのに!てハラハラしてたからそういう乗り越え方するのかー最高!となりました。
こうありたいわ。。。。