何だかよく解らないピカソの絵が、215億円!!
ピカソといえば子供でも描けそうな稚拙な、何を描いているのかよく解らない絵というイメージを多くの方は抱いているのではないでしょうか。
それなのに海外のオークションでピカソの絵が、215億円で落札されたなどとの報道を聞くと、どうしてなのとますますピカソの絵と同様に訳が分からなくなっているのではないでしょうか。
しかし、ピカソは20世紀最大の絵画革命を起こした偉大な画家なのです。
ピカソ以前の絵画の表現方法はルネッサンスに考案された一点透視図法(遠近法)によって描かれていました。しかし、その方法では対象の隠れた特徴を描くことはできません。そこでピカソは異なる複数の視点から捉えた対象の特徴を一つの画面上に再構成して描くというそれまでは誰も考えなかった新たな表現技法「キュビスム」によって美術史に革命をもたらしました。
ピカソが切り開いた表現の可能性はのちに続く画家に多大な影響を与えました。
また、描く対象に依存することのない自由な表現は今に至る現代美術へと受け継がれていきます。
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