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Jean-Paul GAULTIER 2004AW + ホドロフスキー,パラジャーノフ + カンガセイロ = こんな帽子!


カルトムービー,お好きですか?


こんにちは,大阪なんばにある高級セレクトショップ「Gallery」社長のSNSスタッフです。
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こちらは,ジャンポールゴルチェの2004年秋冬オートクチュールコレクション。


三銃士と1952年の映画「花咲ける騎士道」をイメージしたコレクションです。

さて,ウチの社長が1984年からゴルチェに関わってきたことは何度もお伝えしているのですが,社長がこのコレクションからインスパイアを受けて作ったのが,こちらの帽子です。

これらは,ジャンポールゴルチェ2004年秋冬のオートクチュールコレクションのイメージに加えて,ホドロフスキーやパラジャーノフの映画作品,さらにはブラジルの強盗団カンガセイロのイメージをミックスしました。

アレハンドロ・ホドロフスキー


アレハンドロ・ホドロフスキーとは,「エル・トポ」や「ホーリーマウンテン」といったカルトムービーで有名な映画監督。

「エル・トポ」より。ダリっぽいですよね。

画力重視!無意識から込み上げる「言葉以前」の世界観の表現をしている監督です。

「ホーリー・マウンテン」より。

実際彼は,芸術的アプローチから考案した「サイコマジック」という心理療法を提案しています。個人のトラウマに向き合う他,社会的な実践としても活用できる心理療法であるとして,91歳の時に制作した映画で紹介しました。

セルゲイ・パラジャーノフ


セルゲイ・パラジャーノフも同様に,画力重視の監督。
ウチの社長のお気に入りは「ざくろの色」です。

「ざくろの色」

帽子のインスパイア元としては「スラム砦の伝説」や「火の鳥」のイメージが強いそうです。

左:スラム砦の伝説
右:火の鳥

ブラジルの強盗団カンガセイロ


また,カンガセイロとは,ブラジルに実在した盗賊団。
背景は複雑ですが,貧しい農民の味方として地主から富を強奪した義賊として描かれたドラマや映画があります。

実在したカンガセイロ

彼らはブラジルで,英雄として憧れられている部分も多い存在です。

映画化もされている。

例えば,ブラジルのアコーディオン奏者ルイスゴンザーガは,カンガセイロを模したファッションをしています。

これらからのインスパイアを受けた帽子のご紹介


まず,こちら。

素材はフェイクファーで,天然石のストラップがついています。帽子のストラップって,頬に当たったり首元で邪魔になりますよね。それを解決すべく,このストラップは,耳の後ろを通って鎖骨に降りて,デコルテに載ってネックレス風にかけていただけるように制作しています。



さらにこちらは,メキシコやインカ風で,ツイード素材です。上から見ると,ツイードが星形に組まれるように縫製し,また帽子の縁でツイードをほどいて麦わら帽子のような感じを出しました。

デザインはもちろんウチの社長,縫製は,とある有名な縫製の専門学校で大勢の職人を指導してきた超ベテランの縫製職人によるものなので,超一流品にも引けをとりません。

ぜひお店に来て,直接かぶってみてくださいね!

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SNS担当 横井

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