新月のコラム~いて座~
2021年12月4日(土)16:44に射手座の新月を迎えます。
「新月のコラム」では、シリーズで12星座の新月にまつわるお話をお伝えします。
月の満ち欠けの周期はおおよそ29日。月のリズムは私たちの身体や心と深く関わりがあり、女性はとくに影響を受けやすいと言われています。新月は満月と対象的で地球からその姿は見えにくいのですが、私たちにそっと寄り添い潜在意識に語りかけてくれているような不思議な繋がりを感じます。
新月はだんだんと形を変えていき、約15日間かけて満月になっていきます。月が満ちていくように、新月に始めたものは早いペースで成長していきます。物事を始めるのにぴったりのタイミングです。そして満月になると今度はだんだん月が欠けていくので、断捨離やダイエットに向いている時期となります。月のリズムを意識することで生活も整っていきそうですね。一ヶ月に一度しかこない新月の日は「始まり」のエネルギーが最も強い日となります。このチャンスを逃さないで、叶えたい夢を実現させていきましょう。
☆月は12星座のどの位置で新月を迎えるのか☆
太陽の通り道である黄道(こうどう)に12星座があり、それが誕生星座として用いられています。一方で、月の通り道である白道(はくどう)にも12星座が存在しています。
新月を迎える瞬間、月がどの星座の位置にいるのかで新月のパワーは変わってきます。12の星座はそれぞれ異なる力や性質を持っているので、その星座が持つ力を活かした願い事をするとよさそうですね。
さて、今回の新月は12月4日 16:44に「射手座」で迎えます。
「射手座」のテーマと、叶いやすい願い事などをお伝えしたいと思います。
射手座は、木星を守護星にもつ星座です。木星は全知全能の神ゼウスのエネルギーが転写された最高神的な星ともいわれています。神話の世界での射手座は、半人半馬のケンタウロス族の賢者ケイローンが弓矢を持った姿で描かれています。馬の機動力と賢者の叡智、弓矢という武器を持つ射手座は十二星座の中でも最強クラス、オールラウンダー的な要素・気質を持つ星座です。
そんな射手座の新月パワーは、冒険心を持ち視野を広げることで、まだ見ぬ世界に行くことができるということを私たちに気づかせてくれます。
どの世界に行きたいのか、そこで何をしたいのか…時々忘れがちになりますが、私たちはそのことを自分で決めることができるのです。
昨年の12月から風の時代に入り、約一年がたとうとしています。
これから200年ほど続く風の時代にはまだまだ大きな変化が待ち受けているでしょう。2021年はどんな一年でしたか?来年はどんな年にしたいですか?新年の目標を掲げ始めるのに良いタイミングのようです。
射手座のテーマは「まだ見ぬ世界や可能性を探求すること」です。
さらにそんな探求の旅を通して「成長、発展し続けること」ができます。
世界は広く、そこにはまだ自分が知らない素晴らしいモノがたくさん眠っているかもしれません。新しい挑戦や冒険をしたいのなら、射手座新月の強力なパワーを味方につけましょう。あれこれ迷わず、好奇心に突き動かされるまま行動してみること、そんなワクワクとした冒険心は人生の可能性を切り拓く原動力にきっとなるはずです。
☆「射手座の新月」はこんなキーワードを意識して願い事をしてみましょう☆
冒険精神
旺盛な好奇心
豊富な知識
自由なライフスタイル
哲学的思想
向上心・向学心
海外旅行・海外留学
行動を伴う現実主義
気高い理想
広い視野で物事を見つめる目
新月のエネルギーは豊かな人生を送るためのサポートをしてくれます。
人はきっかけがあると動きやすいものです。新月をひとつの“きっかけ”にして動いてみるのもよいのではないでしょうか。夜空を見上げるひとときが、あなたの癒しとパワーチャージの時間となりますように。