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マヤ暦と宇宙シリーズ⑭~黄色い太陽~

「マヤ暦」とは、約4000年前の古代マヤ文明で神官が儀式を司る時に用いられていた神聖暦(カレンダー)のこと。数学と天文学に優れていたマヤの人々は、自然と調和できる精密な暦をつくっていました。また、天体の巡りや宇宙の波動が人間に大きな影響を与えていると感じていました。
260日周期のマヤ暦では20の神様(太陽の紋章)が13日ずつ見守ってくださり、毎日異なるエネルギーが降り注がれています。20×13=260日、マヤ暦では日や人をKINという単位で表しています。このマヤ暦260KINの中に、誰でも自分のKIN(マヤ暦バースディ)が存在しています。もちろんひとつずつ、性質や特徴が違います。
自分が生まれてきた日に宇宙から受けたエネルギーはどんなものだったのでしょう。エネルギーを胸いっぱい吸い込んだ瞬間、生まれてきた目的が「刻印」され、人生の流れが決まるそうです。この刻印が太陽の紋章であり、自分の本質に大きく影響を及ぼします。
本来持っている才能や生き方などの道標となるのがマヤ暦です。このシリーズでは1つずつ太陽の紋章を紹介していきます。

今回は、太陽の紋章「黄色い太陽」(Ahau:アハウ) KIN 40~52を取り上げます。
2021年10月10日~10月22日まで「黄色い太陽」のエネルギーが流れる13日間となります。

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20の紋章の中でも、ひときわ輝く「黄色い太陽」は存在感があり、いつのまにか主人公のようなオーラを放っています。太陽のように周囲を明るく照らし、無条件の愛を伝えることができる人たちです。この紋章をもつ方は富と名声に恵まれる方が多いようですが、かなりの努力家でもあるので、頑張った分の結果が出ているとも言えるでしょう。
オリンピック金メダリストやひときわ目立つ芸能人など、どんな場面でも堂々と振る舞えるタイプが多いのも特徴です。「努力は裏切らない」ということを信念にしているのかもしれません。

そんな「黄色い太陽」の13日間ですが、この紋章を持つ人に限らず、全ての人に黄色い太陽のエネルギーが降り注ぐ期間となります。
「黄色い太陽」のテーマは「無条件の愛を伝える」ことです。
実際に、空の太陽からのエネルギーはとてつもなく強く、どれだけの恩恵をうけてきたのか計り知れません。遠い昔からいつも変わらず存在してくれている太陽は「無条件の愛」そのものです。

そして、人々は太陽のように揺るがないものに憧れ、心の拠り所をいつも欲しがっているように思います。「導いてくれる人を待つのではなく、あなたが人を導くのです。暗いと不平を言うよりもあなたが明かりをつけましょう」これは黄色い太陽の紋章を持つ女性、マザー・テレサの言葉です。

世界には光と闇があるように、人生には浮き沈みもあります。
理想とする生き方は簡単ではないでしょうし、乗り越えなければいけない困難もやってくるでしょう。しかし、ハードルを上げるほど輝きを増し、誰よりも努力し続けるのが「黄色い太陽」なのです。逆境を学びに変え、無条件の愛について学ぶときでもあります。
全てを目覚めさせる太陽のような強いパワーを、きっとこの時期は感じられるでしょう。

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☆宇宙とつながるキーワード☆
「円満」「円熟」「啓発する」「公平」「無条件の愛」
自分が周囲を照らす主人公になるイメージで過ごしてみましょう。
仕事でも恋愛でも主導権を握るとスムーズに事が進みますが、つねに相手に対する配慮を忘れないことが大切です。自分とはあまり関わりがないけれど手助けをしてあげる、友人に頼まれたことを喜んで引き受ける…などまわりへの感謝の気持ちで行動することが運気アップのポイントです。

☆黄色い太陽の恋愛☆
「黄色い太陽」の紋章をもつ方はその明るい魅力で多くの人を惹きつけます。まわりの人たちには分け隔てなく優しく接しますが、恋人には一途で自分の想いをストレートに表現するので、相手を不安にさせることはないようです。交際が始まるとすぐに友達や両親に紹介するなど、オープンな関係を好むタイプです。公認の中になると2人の距離はどんどん縮まり、結婚まであっという間かもしれません。
自分が輝けるのは相手のサポートがあってこそ、そんな感謝の気持ちを忘れないでいることが、素晴らしい恋愛を長続きさせる秘訣となるでしょう。


マヤ暦はもともと神官が用いていた暦であり、天文学がベースになっています。自分が生まれた瞬間に、宇宙から受けたエネルギーにより人生の流れは決まっています。
古代からのマヤの叡智により本当の自分を知ることで「答えは自分の中にすでにある」ということに気づいていただけるのではないでしょうか。
そして、宇宙からのメッセージを意識して過ごすことで、自然のリズムと共鳴し、心を整えることができるようになるはずです。
毎日を心地よく過ごすために、このマヤ暦を一つの道標にしてくだされば幸いです。

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