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マヤ暦と宇宙シリーズ⑧~白い風~

「マヤ暦」とは、約4000年前の古代マヤ文明で神官が儀式を司る時に用いられていた神聖暦(カレンダー)のこと。数学と天文学に優れていたマヤの人々は、自然と調和できる精密な暦をつくっていました。また、天体の巡りや宇宙の波動が人間に大きな影響を与えていると感じていました。

260日周期のマヤ暦では20の神様(太陽の紋章)が13日ずつ見守ってくださり、毎日異なるエネルギーが降り注がれています。20×13=260日、マヤ暦では日や人をKINという単位で表しています。このマヤ暦260KINの中に、誰でも自分のKIN(マヤ暦バースディ)が存在しています。もちろんひとつずつ、性質や特徴が違います。
自分が生まれてきた日に宇宙から受けたエネルギーはどんなものだったのでしょう。エネルギーを胸いっぱい吸い込んだ瞬間、生まれてきた目的が「刻印」され、人生の流れが決まるそうです。この刻印が太陽の紋章であり、自分の本質に大きく影響を及ぼします。本来持っている才能や生き方などの道標となるのがマヤ暦です。このシリーズでは1つずつ太陽の紋章を紹介していきます。

今回は、太陽の紋章「白い風」(Ik:イーク)KIN222~234を取り上げます。2021年7月24日~8月5日まで「白い風」のエネルギーが流れる13日間となります。

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マヤ暦には20の紋章がありますが、その中でもっとも繊細な心と感性をもっているのが「白い風」です。インスピレーションを感じやすく、その感じ取ったものを伝えていくというメッセンジャー的な役割を持っています。大きな風のような流れを作りだす才能があり、ブームの先駆者が多い紋章でもあります。
数々のヒット作品を世に送り出した音楽家の小室哲哉さん、映画監督の宮崎駿さん、漫画家の吾峠呼世晴さんも「白い風」の紋章をもっています。繊細な心が鋭い感性を生み出し、たくさんの人の心に響く言葉を紡ぐことができるのでしょう。

そんな「白い風」の13日間は、この紋章を持つ人に限らず全ての人に白い風のエネルギーが降り注ぐ期間となります。
「白い風」をマヤ語ではIk:イークといいますが、天から吹いてくる風のことを意味しています。この時期は、スピリチュアルなエネルギーが強まるので、目に見えない力を意識してみましょう。ふだんは感じないようなことも、感じとることができるはずです。

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繊細がゆえに自分の殻に閉じこもりがちな人がいたら、こちらから心を開いて寄り添ってあげましょう。“共感”こそコミュニケーションの本質だと気づけるでしょう。
コロナ禍により人々の価値観は確実に変わってきています。今は情報やコミュニケーション力の真価が問われる「風の時代」と言われています。
慌ただしい日々の中、たまには少し立ち止まって、自分のまわりに流れている“風”を感じてみませんか?きっと今の自分に必要なメッセージを感じ取ることができるはずです。

☆宇宙とつながるキーワード☆
「スピリチュアル」「伝える」「共感」「呼吸」
白い風の13日間は、スピリチュアルなエネルギーが強まる期間です。風の動きをつかみ、呼吸に集中することで視界が開けていきます。辛い時や感情的になりそうな時ほど、深く呼吸することが大事です。朝起きたら窓を開けて、新鮮な風を感じることも運気アップのポイントです。風通しの良い環境をつくり、邪気やウイルスを外に出していくよう心がけていきましょう。

☆白い風の恋愛☆
「白い風」の紋章を持つ人は、優しく繊細なハートの持ち主で、相手の気持ちにとても敏感です。傷つきやすいため自己防衛することも多く、心の中では甘えたいと思っていても素直な態度で相手に接することが苦手なタイプかもしれません。
白い風の人は、自分が良いと思ったものを伝えることが大好きなので、共感してくれる人と繋がっていられたら心も安定するでしょう。繊細な心を理解してくれる優しい人との出会いを大切にしていきましょう。

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マヤ暦はもともと神官が用いていた暦であり、天文学がベースになっています。自分が生まれた瞬間に、宇宙から受けたエネルギーにより人生の流れは決まっています。
古代からのマヤの叡智により本当の自分を知ることで「答えは自分の中にすでにある」ということに気づいていただけるのではないでしょうか。
そして、宇宙からのメッセージを意識して過ごすことで、自然のリズムと共鳴し、心を整えることができるようになるはずです。
毎日を心地よく過ごすために、このマヤ暦を一つの道標にしてくだされば幸いです。

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