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企業にはわかりやすい「在り方」が大切という話

こんにちは。GalaxyBooksの加戸です。

現在は大阪で出版社を経営しながら著者イベントや勉強会、その他ボランティア活動などを行っています。大嫌いだったSNSも3年ほど前から継続してみて、今では切っても切れない関係になり仕事で活用しています。

今回の本題は企業にとってミッションやビジョン、理念は必要なのかという話です。きっとあったほうがいいと答える人が大半だと思います。

でも、そこにクエスチョンが浮かぶ場合が多くあります。

本当にミッションとして成立しているのか。従業員たちに浸透しているのか。どうすれば達成できるのか。それを説明できるのか・・・などなど。

その企業の文化がそれぞれある前提で、いろんな会社のミッションを見てきました。どこの企業も素敵でカッコよくておしゃれでイケてます。

僕が社長になった時、理念なんてまったくなかったのが本音です。着飾ったきれいごとを並べるのがダサく感じていました。そんな考えを持つトップには誰もついてこなくなります。実際に組織は崩壊しました。

従業員の退職、資金の枯渇と続き、会社は倒産寸前まで追い込まれました。
その時、可能性を信じて会社に残った従業員や多くのお客さん、その他さまざまな方々に助けられて復活ができました。

このあたりは書籍「音色」にまとめています。
「音色」ー這い上がりスタートアップー
ご興味ある方はこちらをクリックしてください。

何度も自問自答しました。
この会社の意味はなんなのか。この会社の存在価値はなんなのか。

会社が生きているのなら、手を差し伸べてくれた方々へ恩を返したい。
この会社でも、個人でも。

こうして初めて自分の使命が見つかりました。
GalaxyBooks株式会社のミッション。
「助け合い(愛)で未来をつくる」

この言葉ができてから、本当にブレなくなりました。

なにをするにもこのミッションに当てはめてみる。やるべきなのか、やらないべきなのか。この3年、少しずつ社内環境は良くなり、サービス向上のためシンプルに働けるようになりました。

実体験を基に考えると、企業のミッションは必要と言い切れます。


ここからは本題をさらに掘り下げ、一番重要としていることを書き進めていきます。

企業においてミッションや理念は大事だと思いますが、その掘り下げがあるかないかで従業員が一緒になって目指せるのか、もしくは目指しやすいのかが変わると思っています。

ミッションはあるけど、なにをすればいいのかわからなくなって迷う従業員は少なくないです。

そこでミッションをさらに掘り下げ、言語化し、上層部から順に行動していくことを継続できれば自然と社内に浸透していくと思います。簡単ではないですが、動くしかないです。


うちの会社を例にしてみます。

ミッション:
「助け合い(愛)で未来をつくる」

長期計画:
「助け合い(愛)プロジェクト100を達成する」

中期計画:
「出版のその先を応援する」
1.著者との距離を近いものにし、困りごとを知り解決に導く
2.発信、露出により自社を世の中に知ってもらう
3.顧客、ファンとの良質なコミュニティづくり

このように長期で目指すこと、中期で目指すことを明確にするようにしました。

この長期計画の「助け合い(愛)プロジェクト100を達成する」というのは、利益が出た場合は寄付や還元がルールで、誰かが喜ぶプロジェクトを100回行うというものです。

まだまだ僕たちの会社からするとハードルは高いですが、それでもこの100回にこだわりを持って運営ができるなら幸せだと思っています。

本業の出版事業により近い中期計画をしっかりと遂行できれば応援してくれる人は必ず集まります。

そうすると長期計画が達成する可能性も上がっていき、最後にはミッションの達成である、助け合い(愛)で未来がつくれると思っています。

この方針に賛同してくれる人たちだけが集まってくれれば、必ず今より良い会社になるはずです。長い年月をかけてミッションを達成します。そのためここに集まるメンバーがいます。

助け合い(愛)で未来をつくる会社、それがGalaxyBooks株式会社と胸を張って言えるように従業員たちと一丸になって進んでみます。

このように、なにを目指す会社なのかを誰でも理解できるように、誰でも行動ができるように設定することが大切だと最近ではよく感じています。

自分だったらわかりやすいほうが好ましいです。

会社のミッションや個人のミッションはあるほうがいい。その掘り下げた計画に明確な行動を促す言葉や数字があるともっといい。まずは「在り方」で示せるように。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

【プロフィール】
GalaxyBooks株式会社 
代表取締役社長 加戸昌哉

ザクッと本音!這い上がりスタートアップ社長としてビジネスヒントや生きやすくなるヒントを配信しています。

〇Twitter@加戸昌哉
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〇GalaxyBooks株式会社HP

想いをカタチにするため出版業界に参入し【出版社×社会貢献】を掲げる。
組織・事業・未来を学ぶ這い上がりスタートアップ経営。

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